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金融業務能力検定(金融業務)の難易度ってどのくらい?37種類の中で難易度は大きく変わる

銀行員になると日々の勉強だけでなく資格取得に追われることになります。特に銀行業務検定を筆頭に、銀行員ならではの資格もありますが、幅広く金融機関に勤めている方が取得推奨される資格として金融業務能力検定があります。

今回は、 金融業務能力検定の難易度ってどのくらい?37種類の中で難易度は大きく変わる、という記事をお届けします。

銀行員が課長まで出世するのに約10個程度の資格取得が必要でして、どういう資格が必要なのかはこちらの記事に詳しくまとめていますので合わせてご覧になってみてください。

参考>>銀行員は課長まで出世するのに資格を何個取る?答えは10個以上です

金融業務能力検定(金融業務)とは

金融業務能力検定に関して簡単にお届けします。

金融機関において、さまざまな業務を取り扱うことが必要とされる時代が到来し、金融機関の行職員に求められる役割・知識も多様化かつ複雑化しています。「金融業務能力検定」は、このような金融機関の実情を踏まえ、若手行職員から中堅行職員・役席者に必要とされる基本的な業務知識や実務への対応力を検証する試験として、金融界で長年ご活用いただいております。

引用: 金融業務能力検定

つまり、若手から中堅まで金融業務に関する基本的な業務知識や実務への対応力を身につけるための試験です。

資格取得は銀行員の出世に大きく響きますが、有望な人は2店舗目から良い所にいきがちで出世事情が気になる方はこちらに詳しくまとめていますので合わせてご覧ください。

参考>>銀行員の出世道(キャリアアップ)|有望な人は2店目からいいとこ行ってます

金融業務能力検定の種類

金融業務能力検定の種類は37種類あります。

試験種目としては、金融機関の基本的な業務に関する知識の程度を検証する「預金」「融資」「法務」「財務」「税務」をレベル別に用意しているほか、コンプライアンス(法令遵守)やリスク管理意識の醸成に必須の「コンプライアンス・オフィサー」、「個人情報保護オフィサー」および「マイナンバー保護オフィサー」、法人取引拡大を図るうえで求められる実践対応力を養う法人担当者向けの業種別試験、喫緊の課題に対応した「AML/CFT」(マネロン対策)や「事業承継・M&A」など、最新種目も試験のラインナップに随時取り入れています。

引用:金融業務能力検定

37種類すべて取る方は少ないと思いますが、今の業務に応じて取得していくと良いでしょう。銀行員が取得を推奨される、法務3級税務3級財務3級は銀行業務検定で金融業務能力検定とは異なります。

銀行業務検定について下記記事で詳しくまとめていますので気になる方はご覧ください。

参考>>銀行業務検定(銀検)の難易度ってどのくらい?種類によって変わる|転職にはほぼ無価値です【悲報】

金融業務能力検定の難易度

金融業務能力検定の難易度は、試験内容によって大きく異なります。

レベル1級~レベル4級と数字が若いほど難易度は上がりますが、1級がないものや3級しかないものなど階級は試験によって様々です。また、レベル設定の無い試験もあります。

金融業務能力検定のダブル受験

金融業務能力検定はCBT(パソコンでの受験)がメインになるため、ダブル受験を検討することも可能です。ただし、銀検と異なり受験タイミングが通年であるため急いでダブル受験をする必要は低いのではないかと思います。

金融業務能力検定に落ちた時 

金融業務能力検定に落ちた場合は、別日程で受け直しが可能です。銀行業務検定と異なり、年2回、1回だけという制約はないため安心できます。

ただし、会社から義務付けられて試験に臨んで落とした場合は少なくとも小言は言われるでしょう。

宅建も落としたことがありますが、資格を落としたことのつらさはよくわかりまして、資格を落とした話はこちらにまとめています。

参考>>銀行員だけど、資格が取れない|対処方法は実績か愛嬌でカバー

金融業務能力検定の試験内容

金融業務能力検定の試験内容は受ける試験によって異なります。

例えば法務3級の場合は下記内容になります。

  • 預金(入金、支払、差押え、相続等)
  • 手形・小切手、手形交換、電子記録債権等
  • 内国為替、付随業務、有価証券関連業務等
  • 融資I(実行、管理、回収等)
  • 融資II(担保、保証等)

なお、試験の方式は試験会場にてパソコンで4択問題の回答になりますが、例えば金融業務2級の事業再生コースは四答択一式30問、総合問題10題というような試験内容になりますので受験される内容ごとにHPで確認するようにしてください。

>>金融業務能力検定 種目別ガイド:レベル別

金融業務能力検定の合格点

合格点は受ける試験内容によって異なりますが、4級や3級は60%以上の点数で合格に、2級以上は70%以上の点数で合格になります。

目指すは、満点の70%以上得点するように勉強を進めていきましょう。

金融業務能力検定の問題数と試験時間

金融業務能力検定の問題数は受ける試験内容によって異なり、例えば下記のようになります。

  • 四答択一式:40問(100分)
  • 四答択一式30問、総合問題10題(120分)

問題数は少ないように思いますが、1問が長くハードなので気は抜かないようにしましょう。

金融業務能力検定が受けられるタイミング

金融業務能力検定が受けられるタイミングはほとんどの試験が通年実施となります。一部試験日が決まっているものもあるため、該当試験だけは試験日を見落とさないように気を付けましょう。

金融業務能力検定の試験料

金融業務能力検定の試験料は試験内容によって大きく異なります。

最安は3,300円から11,000円(いずれも税込み)まで幅広くあります。

おそらく銀行員の方で取得するのは、5,500円(税込)の金融業務3級あたりになろうかともいます。

それ以上の試験はほとんど見たことのない資格で極めたい方は取得していくといいと思います。

金融業務能力検定の合格率

金融業務能力検定は学生も社会人も受けることが可能です。合格率は試験にもよりますが難しいものは15%から簡単なものは70%程度となります。

合格率が低めに感じるのは、記念受験も多い可能性も高いことがあげられますが、勉強はしっかりして臨むのがベターです。

勉強なしはさすがに落ちるので注意

金融業務能力検定を勉強なしで受ける人は少ないとは思いますが、勉強なしだと当然に落ちます。

さすがにほぼ勉強なしで受けた場合は、いくら試験に近いことを知っていても当然に落ちるだけなので勉強はしてから試験に臨むのが良いでしょう。

金融業務能力検定の勉強時間の目安

金融業務能力検定の勉強時間の目安ですが、試験内容によって大きく異なります。

勉強時間
2級レベルトータル60~70時間程度
3級レベルトータル10~40時間程度

3級に関しては合計10~40時間程度で、試験の1週間前から1か月前から勉強するのが無難です。2級に関しては 合計60~70時間程度で、試験の1.5か月くらい前から勉強するのが無難です。

例えば、シニア対応銀行実務コースであれば比較的容易の為10時間、試験の1週間程度前からの学習でも合格できるでしょう。

金融業務能力検定の勉強方法

金融業務能力の勉強方法ですが、独学でテキスト勉強と過去問演習のみでOKです。資格取得のためにスクールに通う必要は全く不要で、そもそも金融業務能力検定に関するスクールはありません。

今後、資格取得の為にスクールを強いて使うのであればオンスクがおすすめですが、理由は他の資格勉強も同時にオンラインで気軽に自分のペースで学べるのに月額980円から利用できるからです。

もしオンスクを活用するのであれば、例えば銀行員が出世の為に取得することになるであろうFP2級や宅建と一緒に勉強するなど、他の資格も見据えて申込をするのが良いでしょう。

勉強方法としては、こちらです。

テキスト、過去問を使った具体的な勉強方法は、

  1. 一通り過去問を解く
  2. 過去問で間違っていたところの問題解説をわかるまでやる
  3. その時にテキストに戻って見直す
  4. 見直すだけでなく、なぜ間違えたのかをしっかり紙に書いて理解する
  5. 再度問題を解きなおす
  6. 以下2~5の作業を延々繰り返す

地道にこのようにしていって解ける問題を減らしていくのが方法です。

金融業務能力検定の合格後の流れ

合格すると、その場で試験結果を確認することができます。合格に伴う登録などは特段不要です。

金融業務能力検定の求人

金融業務能力検定を取得した銀行員は、該当コースに対する知識経験を持っていることを証明できる状態にあります。銀行員であれば、別銀行や、他の金融業界に挑戦するきっかけにすることができるでしょう。

金融業務能力検定を含めて、資格取得を頑張っている銀行員が転職活動を行うのであれば、おすすめの転職エージェントは マイナビエージェント 、 ビズリーチ 、 リクルートエージェント です。

ぼくは転職するしない関わらず新卒2年目からリクルートエージェントを活用していました。

マイナビエージェント :若手の転職支援が強いです。特に金融出身者に頼もしい金融専門チームがあるため、銀行員含む金融機関の方は利用価値が高いです。

参考>>マイナビエージェントの金融専門チームって?金融機関出身者でキャリアップしたいなら利用価値あり

ビズリーチ : 他の転職エージェントが持っていないような役職、ポジション、待遇等を兼ね備えた求人をスカウトを通じて紹介してもらえるため登録だけしていてもいいです。     

参考>>20代でビズリーチは活用できる? 年収600万円以上ない若手でも活用できるけど若すぎると厳しい

リクルートエージェント :言わずと知れた最大手。案件数が最も多い会社なので未経験でも挑戦できる会社は見つかる可能性が高いので迷ったらここから申込するといいです。    

参考>>リクルートエージェントが実際に使ってみて推しだったので評判を書いときます|結局はエージェントとの相性による点は注意です

資格を取ったうえで、実際に自分が転職する方がいいのか、客観的にアドバイスをもらう先として気軽に相談してみるといいと思います。登録だけしていても、スカウトや紹介がきたりするので便利です。

金融業務能力検定と併せて取得したい資格

金融業務能力検定を取得できれば、少なくとも金融業務での基礎知識を身につけられていることでしょう。併せて取得したい資格としては、ファイナンシャルプランナー(FP)資格を取ることも検討すると良いと思います。

なぜなら、FP資格であれば個人のお金に関する相談全般にのれることから金融業務を取得して勉強したことと親和性があり、FP資格を取ることでの相乗効果も見込めるからです。

FP資格に関しては1〜3級までありますが、2級まで取れれば独立も視野に見えてきますし手に職をつけて行きたい、一度取得した資格に相乗効果をもたせたいと考えるならFP取得を検討してみても良いのでは無いでしょうか。

参考>>FP2級の難易度ってどのくらい?金融出身者でも3級と比べ急に難易度上がります【合格率・勉強方法も解説】

参考>>FP3級の難易度ってどのくらい?金融出身者なら楽勝、それ以外の人ちょいむずです【合格率・勉強方法も解説】

またFP資格であれば厚労省の一般教育訓練給付の対象にもなるため2級以上の取得の際にはスクール活用も合わせて検討すると良さそうです。

教育訓練給付に関してはこちらの記事にまとめていますので合わせてご覧になってみてください。

参考>>教育訓練給付制度とは?資格取得を後押しする給付金制度!【現役銀行員時に使いたかった】

まとめ  金融業務能力検定は現職に応じて取得していきたい

今回は、 金融業務能力検定の難易度ってどのくらい?37種類の中で難易度は大きく変わる、という記事をお届けしました。

金融業務能力検定は、誰でも受けることができる資格であるものの、取得する人は金融機関に従事する人もしくはこれから入社する就活生になります。取得するコースにおいては、現職の仕事内容に応じて取得していくと良いでしょう。

この記事が金融業務能力検定の難易度、合格率、勉強方法に関して少しでも参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

ABOUT ME
ゆーたろー
フィンテックスタートアップ株式会社MFSのマーケティング担当。 新卒で大手信託銀行に入社。 銀行員時代取得した資格は15個以上。 このサイトでは銀行員の転職を皮切りに、キャリア形成や、銀行員で培った資産運用の話をメインに少しでもお役立てできるようにサイトを運営していきます。
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