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資格

銀行員だけど、資格が取れない|対処方法は実績か愛嬌でカバー

今回は、銀行員に常にまとわりつきみんなを悩ます資格が取れなかった時の対処方法です。結論としては、実績かもしくは愛嬌でカバーするのが対処方法です。とはいえ、資格を落としたままだと銀行員として生きにくくなるので、取れる時に取っておくのがいいです。

銀行員になるとたくさんの資格を取ることになりますが、資格を取りたくても取れないこともありますよね。

今回は、銀行員で資格が取れない場合の対処方法は実績を上げるか愛嬌でカバーすること、というテーマで記事をお届けします。

ぼくの場合は、割と資格は取っていたほうで退職時までには課長に昇格するために必須の資格はすべて取っていました。

効率的に資格勉強を行って取れる時は取っていき、資格が取れない時には実績を上げるか愛嬌でカバーしていきましょう。

銀行員になったなら資格からは逃げにくい

前提として、銀行員として頑張っていく予定の人は悪いことは言わないので資格は取るようにしておきましょう。

銀行員で取得が求められる銀行業務検定は転職してしまうと使わないことにはなりますが、銀行員である以上は逃げずに取る方が無難です。

銀行の中にはFP取得を推奨しているところもあるでしょうが、FPは取得しておいて損はなく、転職市場でも使える資格になる可能性はあります。

つまり、銀行員で頑張っていくのであれば資格を選り好みせず昇格に必要な資格を取れる時にしっかり勉強して取るようにしていきましょう。

また、勉強はなるべく短期間で期間を区切って勉強することをおすすめします。

銀行員で資格を取れなかった時のリアル

試験に落ちた時の話をします。

ぼくは銀行員の時に下記試験を落としました。

  • 宅地建物取引主任士
  • 銀行業務検定法務3級

試験に落ちたのは1年目の6月の銀行業務検定と10月の宅建です。

なお、宅建は内定時代に受けてその時にも落ちてます。

2回も落ちて、結構へこんだのを覚えています。

宅地建物取引主任士を落とした時の上席の反応

まず試験終わりに宅建は速報が出ます。

それで丸付けをした瞬間に、あ、落ちたとなりました。

次の日に胃が痛い思いをして出社して課長に伝えると、ごみを見るような目で『これから大変やな』と一言言われました。

次長だけ、次頑張ったらええやんと仰ってくださりましたが、支店長含め他の上司の対応はものすごく冷たかったのを覚えています。

銀行業務検定法務3級を落とした時の上席の反応

1年目の6月に受けた試験ですが、この試験と一緒に信託実務3級を受けていました。

信託銀行員としてはこっちを落とすと本当に洒落にならないので法務はスルー気味でやってました。

結果、20点とかで落ちました。

次の日課長に伝えると一言『勉強くらいできなあかんで』。

確かにその課長は仕事はおいておいて、資格ホルダーだったので文句は言えず、粛々と前を向いたのを覚えています。

銀行業務検定は法務財務税務の3つがあるので銀行によって昇格条件はあると思いますが無理に不得意なものは受けなくていいと思います。

試験のハードさによっては怒られ方は緩和されますが、試験に落ちてしまうと、小言を100%言われます。

そして、業務上必要な資格で例えば生命保険の募集人証券外務員などを落とすと業務に支障が出るくらいに怒られます。

すでに資格を落として業務に支障がでているのに・・・

資格が取れない時には実績でカバーをするのが最優先

ぼくは実際に試験に落ちて、試験で挽回しましたが、落ちてからの間は少しでも実績を上げるように行動しました。

だって生きづらいですからね。

試験も落ちてるわ、仕事もできない、となるとそういうレッテルをすぐに貼ってきます。

実績を上げておけば何とかその間試験を落ちたということは緩和されるのと、新卒なら課長までの資格取得は10年ほど時間があるのでその間に取れればいいです。

その間に自分の行きたい部署を固めて手を上げればいいと思います。

自分の希望を叶えるのに資格は必要ではありますが、実績はそれ以上に必要です。

資格が取れない時には実績を上げれない時にはせめて愛嬌でカバー

実績を上げるのはどこまで行っても必要ですが仕事をしているといい時悪い時はどうしてもあります。

それを無くすのがプロかもしれませんが、もし実績の上がらない時には愛嬌でカバーはある程度できます。

要は上司にかわいがってもらうことです。

飲み会終わりの二次会が見せ場になりやすい

かわいがってもらい方はいろいろあると思います。

例えばぼくの場合ですが、2次会では盛り上げ隊長的な役でいました。

普段は寮でご飯を食べていたので積極的に上司と飲みに行くタイプではなかったです。

ただ、銀行は転勤が多いので節目の飲み会が多いと月1回あります。

飲み会にいくと、セットで2次会カラオケがついてくるので、カラオケではだれよりも盛り上げていました。

要は、ここぞというときの役回りをしっかりしていたので普段からかわいがってもらっていたように思います。

資格を落としたタイミングこそ、すぐに実績を出せればベストですが愛嬌は自分の気の配り方でなんとかできるものなのでそれでカバーする方法もあります。

当然、資格に落ちたから愛嬌良くするのではなく普段からする方がいいですよ。

銀行員として生きるなら結局資格は必須

銀行員で当面生きていくいのであれば資格取得からは結局逃げられません。

いわゆる若手と言われる20代から30代までくらいなら何とか必須資格を持っていなくても支障ないと思います。

30代以降は課長以上の出世にもろに響いてくるのと、資格を持ってない人なんだってとすぐ噂をされてしまいます。

資格を落としたままだと銀行員として生きにくくなるので、取れる時に取っておくのがいいです。特に宅建FP2級は転職にも十分効くので取っていて損はないです。

銀行員でなくなれば資格はほぼ使わない

最後に残念なお知らせです。

銀行員である時には課長まで出世するのに10個以上の資格取得が必須になりますが、そもそも銀行で取得する資格の大半は使わないですし転職にも効果なしです。

ぼく自身は現在フィンテックベンチャーの株式会社MFSという会社でマーケティング担当をしていますが、銀行で取得した資格はほぼ使っていないですし、なんなら取得を目指していた証券アナリスト資格も断念しました。

要は、自分のいるフィールドを変えると資格取得自体しなくてよくなりますし、資格自体ではあんまり効果はないことも実感できます。

資格取得をひたすら推奨されるのも金融業界の中でも銀行くらいなので今後も資格を取り続けるべきか、ひょっとすると転職も検討するべきなのかは常に考えておいてもいいのではないでしょうか。

若手で転職ありきなら銀行で資格を取らなくても良い

ぼく自身は新卒4年目で転職をしており、出世要件になるものは2年目までに取り切っていたので資格を放棄することはありませんでした。4年目までに転職をすることを決めているのであれば取らなくても良かったかもしれないと思います。

若手の場合、出世をして年収が高くなる年次は早くても6年目くらいの年収6~700万円でそれまでは残業込みで600万円に届くかどうかです。

転職するのであれば年収が上がる前に実施する方がダメージが少ないため、若手で転職を検討することはキャリア上ありだと思います。

転職するしない関わらずぼくは2年目からリクルートエージェントを活用していましたが、転職すべきか否かを客観的にアドバイスを貰えるので重宝しました。当時は現職で頑張った方が良いとなり、結果的にもう1年半銀行で結果を出すことにコミットして良い転職ができたと思っています。

参考>> 銀行から転職する時に利用者が多いエージェント【実体験も交えて】

資格以外にスキルを身につけるのであれば

資格取得をしないのであれば、その分時間が浮くため何か自分に活きるものに時間を使いたいですよね。遊びの時間もほどほどに、他に時間を使うのであれば、銀行員の営業職の方でも未経験でジョブチェンジがしやすいwebマーケティングに関しての勉強はいかがでしょうか。

ぼくも銀行で個人営業を経験し現職で営業職として転職のちにマーケティング担当に未経験から転身してみて、未経験でもマーケティング職に転職することは可能であると感じました。

ただし、社内でマーケティングを一から勉強することは非常に時間がかかること、体系的に独学するにも非常に労力がかかります。

まずは書籍での勉強で良いとは思いますが、実践もできるスクールの活用は検討しておいてよいでしょう。下記記事にて詳しく解説しているので気になる方は合わせてご覧ください。

参考>>【未経験向け】webマーケターにスクールは必要?マーケティング自体は学んでからの方が吉

まとめ 資格は取れなくともやり過ごすことはできる

今回は、銀行員で資格が取れない場合の対処方法は実績を上げるか愛嬌でカバーすること、という内容で記事をお届けしました。

銀行員として生きていくうえで、資格取得の道からは逃げられないのが銀行員の定めです。

銀行員の方でまだ転職まで決まっていないなら、資格を取るモチベーションだったり実績を上げようというきっかけになれば幸いです。

逆にこの記事を読んで銀行員から別の道を模索するいっぽとなれればそれはそれで幸いです。

ありがとうございました。

ABOUT ME
ゆーたろー
フィンテックスタートアップ株式会社MFSのマーケティング担当。 新卒で大手信託銀行に入社。 銀行員時代取得した資格は15個以上。 このサイトでは銀行員の転職を皮切りに、キャリア形成や、銀行員で培った資産運用の話をメインに少しでもお役立てできるようにサイトを運営していきます。
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