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銀行の個人営業(リテール)のリアルってどんな感じかまとめてみた

銀行の個人営業を知りたい人
銀行の個人営業を知りたい人
個人営業の仕事内容に関して知りたい、業務量やノルマも多いの?給与は他の業務と比べて多い?銀行内のキャリアはどんな感じ?転職先はどんなところ?

と疑問を抱えている方のお悩みを解決できる記事になっています。

この記事を書いているぼく自身(@yutayutayutaro5)は元々信託銀行員として3年半勤務し、今はフィンテックベンチャーに転職して未経験からマーケティング担当になりました。

今回のテーマは、『個人営業のリアルと転職先』について解説します。

今回の記事を読むと、『個人営業に関する具体的な仕事・業務量・ノルマ』、『給与や社内のキャリア』、『具体的な転職先』といった 疑問が解決できます。

銀行の個人営業の仕事の内容、ノルマ、業務量

銀行の個人営業は、個人のお客様にとってのお金の悩みを銀行のベストなソリューションによって解決する仕事、という感じです。よくいいかえると、個人資産運用コンサルタントとか、いうとより響はかっこよくなりますね。

銀行員の営業職の中で大きく分けられる分類の中に、個人営業と法人営業があります。

信託銀行員にとって、個人営業、要は支店勤務のことを指しますがこの業務に新人で就くのが全体の約90%、なんて言われていました。

他の銀行でも一見法人営業なのですが、その法人の社長さんやその会社の社員さんに投信、保険などの銀行商品を販売することはもはや個人営業の仕事になります。

なお、さらに個人営業を細分化すると店頭受付と外回り営業に分けられます。

ぼくは店頭受付を2年半、外回り営業を1年やったのでその時の具体的に身についたスキルは別記事にまとめていますので是非合わせてごらんください。

>>銀行員のスキルってどう?外回り業務で身につくスキルを解説

>>銀行員のスキルってどう?内勤(店頭受付)で身につくスキルを解説

具体的な個人営業の仕事の内容は、個人のお客様に銀行の商品を提案して買ってもらうことが仕事内容になります。

具体的な商品性ですが、

  • 収益商品(投信、保険など)
  • 預金商品(外貨預金)
  • 信託商品(信託銀行ならではの商品)

大きく3つに分けられます。

多くの個人営業担当が苦しむことになるのがこの収益商品の販売です。最も銀行への収益性が高いため販売推奨されます。

ノルマはどのくらいか

ノルマに関しては、各商品ごとに半期で目標が設定されていてなかなか厳しい数字が敷かれています。

各商品ごとの 半年)のノルマ*イメージは下記通りです。


外回りの場合

  • 投信、保険、ファンドラップ販売額:合算で6億円
  • 投信、保険、ファンドラップ販売手数料:1千万円
  • 信託商品:合算で50件
  • 不動産売買手数料:数百万円
  • 遺言信託受託件数:3件

内勤(店頭受付)の場合

  • 投信、保険、ファンドラップ販売額:合算で4億円
  • 投信、保険、ファンドラップ販売手数料:7千万円
  • 信託商品:合算で25件
  • 不動産売買手数料:数十万円
  • 遺言信託受託件数:1件

    (*2017年時点の内容)

外回りと内勤だとノルマは半分くらいになる印象です。

というのも、外回りの方がより富裕層のお客様を持つので必然とノルマは上がってしまいます。ノルマの特に厳しいと言われるのは投信、保険販売のところです。

会社売ってほしい商品を支店で発表され、それに向けてプロダクト先行で商品を販売していくことになるのが個人営業で厳しいところかと思います。

業務量はどのくらいか

今はかなり残業と早朝出勤に関して是正が入っているようです。

現役の同期に聞いても、出社は8時から8時30分の間。

退社は遅くとも20時で問題なければ18時や19時に帰れるとのこと。

だいぶホワイトになったな、という印象です。

外回り時のマックスは8時出社からの22時退社でした。それを週3日とか。

きつかったです。

外回りから帰ってくるのが18時、その後会議でその後からテレアポをして、20時から1日の外回りの記録をして・・・気づいたら22時。

帰りが遅いのが今は是正されているので労働環境的にはだいぶましになってきているようです。

他事業との給与の違い

銀行の個人営業の給与とそれ以外の部署の給与のベースの違いは厳密にはありません。

差が出てくるとすると、残業の過多と賞与によって変わってきます。

個人営業よりも残業が多い部署として法人営業が挙げられますが、彼らも今は是正されているので残業代の差はほとんど出ないのではないかと思います。

賞与に関しては、事業部全体の実績がどうだったかによるのと、個人営業の場合はさらに支店間の競争結果何位だったか、その上で個人として成績はどうだったかと細分化されて落ちてきます。

なので個人目標が達成できていても、支店の成績が悪い場合にはあんまり増えないなんて残酷なことが発生するのが個人営業のつらいところです。

銀行の個人営業を経験した後のキャリアはどうか

個人営業での採用、という場合はずっと個人営業になりますがそうでない場合は長くても5年経てば別部署に行くケースが多いようです。

ここが多い、というモデルケースは実際ないのですが、個人営業を志望しない限りずっとということは少ないようです。

また、個人営業からいきなり海外トレーニーに抜擢というケースもあるので初業務が個人営業だからと言って萎える必要はないですが、配属支店が大外れの時はその限りでない、という感じです。

銀行の個人営業を経験した後の転職先

もし個人営業のみの経験であれば転職先として有力になるのは同じ金融業界の営業、コンサル、などが多いです。

同じ金融系でステップアップを目指すのであれば、銀行内でその可能性がないか模索し、挑戦するといいと思います。要は異動の打診をするということです。

別業界、例えばIT業界に行きたいとかだと、すぐに転職活動を行った方がいいです。その場合の職種を何で希望するかにもよりますが、同じ営業でいったん業界だけ変えてしまって、あとから異動を打診して希望業務につくというのもステップとしてはありです。

ぼくはそのようにして未経験ながらマーケティング担当になりました。

転職に関しては今転職活動したら希望通りに行けるのかどうかを客観的に判断できるので、迷っているくらいならエージェントやサイトを活用することをおすすめします。別記事におすすめをまとめていますので是非ご覧ください。

>>おすすめの転職エージェント/サイトの選び方|転職活動で大事な指標は担当者との相性

まとめ

いかがでしょうか。

今回は銀行の個人営業に関するリアルをまとめてみました。

今回の記事がこれから銀行の個人営業に携わる人、今個人営業をしていてキャリアや転職に悩んでいる人にとって参考になれば幸いです。

ありがとうございました。


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