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転職

メガバンクから転職すべき?年次によって選択肢は変わる

新卒でメガバンクに就職したものの、このまま出世を狙っていくのか転職するのかは悩ましい問題です。メガバンクに限らず、地銀、ネット銀行、信託銀行、信用金庫と金融機関に就職した人は一様に同じ悩みを抱えているのではないでしょうか。

今回は、メガバンクから転職すべき?年次によって選択肢は変わる、というテーマで記事をお届けしていきます。実際に3メガバンクから転職した人の事例と転職した理由なども混ぜて解説していきますので是非ご覧ください。

メガバンクから転職する方が良いのか

メガバンクでのキャリアは様々ありますが、転職する方が良いかどうかに関しては年次とこれからの社内でのキャリア構成によって変わります。もし、現職で新卒入社してから思っていた通りになっている、また入ってから新卒で想像していたものとは違うものの自分の希望するキャリアを歩めているのであれば現職に残る方が良さそうです。

逆に思った通りのキャリアになっていないことやメガバンクではなかなか経験できないような業務内容に就きたいのであれば転職を検討した方が良いでしょう。

特に、メガバンクという金融業界から未経験業界への転職、例えばIT業界やコンサルティングファームなどであれば遅くとも35歳までに転職しておかないと年次的に厳しくなるでしょう。

メガバンクからの転職は有利?

新卒でメガバンクに入社をしている若手行員であれば、メガバンクから転職する上では有利に働くと言えるでしょう。

なぜなら、下記点で評価をされやすいからです。

  • 銀行員は基礎能力が高い
  • 金融に関する幅広い知識経験がある
  • 激務耐性が高い

具体的に見ていきます。

銀行員は基礎能力が高い

銀行員に新卒入社できるということは少なくとも大学卒業しており、基礎学力が高いです。学力が仕事に必ずしも直結しないという意見はわからなくもないですが、仕事を覚えることには少なからず活きるでしょう。

金融に関する幅広い知識経験がある

銀行のリテール、ホールセール関わらず銀行に入社すると日々勉強に追われます。国内外に関する経済の動きも追っていきますし、社内勉強会も適宜実施されるため幅広い知識を身につけていけます。

また、FP資格など転職に活かせる可能性のある資格を取得していることも知識面として強いのではないでしょうか。

参考>>銀行員は課長まで出世するのに資格を何個取る?答えは10個以上です

激務耐性が高い

最後に、銀行員として勤務したことがある人はわかると思いますが銀行は激務であることがしばしばあります。直近は働き方改革に基づきホワイト化が進んでいますが、そうではない支店や部署もあることでしょう。

激務を経験しているため、仕事に追われたとしてもやり切れる力があります。

メガバンクから転職することで後悔するケース

メガバンクから転職することで後悔する可能性は0ではありません。具体的に、下記場合においては後悔する可能性があります。

  • 年収が大幅に下がってしまった
  • 実務が想定よりも対応できなかった

具体的に確認していきます。

年収が大幅に下がってしまった

メガバンクに就職すると、年収は30歳前後で1,000万円近くなります。その年次になると、ポジションも年収も上がっているだけでなく家庭を持つことも多いでしょう。

メガバンク含め、銀行員の年収は600万円前後あり日本の平均年収430万円前後と比較すると約170万円ほど高いです。

つまり、よほどの転職先を探せないと年収は原則下がってしまうことになるでしょう。実際に30歳のメガバンク出身者の知人も年収が下がるのをためらっており、なかなか一歩を踏み出せないと言っていました。

想定よりも実務が対応できなかった

銀行員 転職と検索すると、銀行員が転職先で使えないというような話が出てきますがこれは銀行員に限らずどの会社出身でもその話になりかねません。

ただし、銀行員の場合は、年収が高く特に年次を重ねてから転職してしまうと実際の業務レベルが転職先に追いつかないのにも関わらず年収やポジションが高いことがあります。そのためにミスマッチが発生してしまうことがあります。

転職する際の年収、ポジションを元に転職先を選定すると期待値コントロールがうまくいくのではないでしょうか。

メガバンクから転職先はどういうところが多い?

メガバンクから転職先として多いところは

  • 別の銀行含む金融機関
  • コンサルティングファーム
  • フィンテック含むベンチャー
  • 公務員

ポジションは転職する人の年齢によりまちまちになります。メガバンクからベンチャーに転職するケースもありますが、年収、福利厚生面からすると魅力度は落ちるので若手のうちに動かないと厳しい気がします。

友人で多いのはコンサルティングファームへの転職が複数名いましたが、こちらも年齢は30歳までの転職が多かったです。

いずれも年収やポジションが上がる手前で転職の意思決定を行っている印象があります。

メガバンクからコンサルティングファームに転職した事例

メガバンクに6年勤務してから戦略コンサルティングファームに転職した知人がいました。年収はほとんど現職と変わらず転職できたようです。

メガバンクではできないような仕事ができるから、といっていました。メガバンクでは支店の法人営業で主に融資の経験を積んでいたようですが、融資以外の経験を外部で積みたかったようです。

年収が下がず、自分のやりたいことを実現できている点で非常に満足していると言っていました。

メガバンクから転職する際におすすめな転職エージェント

メガバンクから転職する際におすすめな転職エージェントはリクルートエージェントビズリーチ マイナビエージェントです。

ぼくの場合は転職するしない関わらず2年目からリクルートエージェントを利用しました。 本格的に転職活動を行ったときにはビズリーチを利用しました。

マイナビエージェントについては、金融向けの転職支援が厚く銀行時代の同期後輩が良く利用していました。

リクルートエージェント :言わずと知れた最大手。案件数が最も多い会社なので未経験でも挑戦できる会社は見つかる可能性が高いので迷ったらここから申込するといいです。ぼくは新卒2年目から利用していました。      

参考>>リクルートエージェントが実際に使ってみて推しだったので評判を書いときます|結局はエージェントとの相性による点は注意です

ビズリーチ 他の転職エージェントが持っていないような役職、ポジション、待遇等を兼ね備えた求人をスカウトを通じて紹介してもらえます。最大97日間は有料プランも無料で利用できる点も魅力的です。新卒4年目に登録して非公開スカウトをいくつももらいました。     

参考>>20代でビズリーチは活用できる? 年収600万円以上ない若手でも活用できるけど若すぎると厳しい

マイナビエージェント:若手の転職支援が強いです。特に金融出身者に頼もしい金融専門チームがあるため、銀行員含む金融機関の方は利用価値が高いです。

参考>>マイナビエージェントの金融専門チームって?金融機関出身者でキャリアップしたいなら利用価値あり

これらはエージェントになるので、実際に自分がメガバンクを辞めて転職する方が良いのか、客観的にアドバイスをもらう先として気軽に相談してみるといいと思います。

まとめ メガバンクで転職すべきかどうかは年次で判断

今回は、メガバンクから転職すべき?年次によって選択肢は変わる、というテーマで記事をお届けしました。

現職で十分に良い待遇を得ている場合は別として、転職の検討自体は若手の年次から検討しておきたいものです。特に年次を重ねると年収が上がっているためになかなか思い切った決断は行いにくいようです。

今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。ありがとうございました。

ABOUT ME
ゆーたろー
フィンテックスタートアップ株式会社MFSのマーケティング担当。 新卒で大手信託銀行に入社。 銀行員時代取得した資格は15個以上。 このサイトでは銀行員の転職を皮切りに、キャリア形成や、銀行員で培った資産運用の話をメインに少しでもお役立てできるようにサイトを運営していきます。
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