本記事はPRを含みます。

スキル

銀行員の出向は倍返しできない?片道切符かどうかは出向する時の年齢と場所による【若手の出向はプラス】

2014年に半沢直樹が始まり、銀行員に今まさになろうとしているぼくは果たして大丈夫なのか、と一抹の不安を覚えました。

銀行員のキャリアに出向はつきものです。

今回は、銀行員の出向が片道切符かどうかは出向する時の年齢と場所による、若手の出向はプラス評価です、という記事をお届けします。

出向に関する結論は、出向自体は実際プラス面のこともあり、出向する年齢と場所によります。

銀行から出向するのは実際どうなのか

銀行員というと、某半沢直樹の影響もあって片道切符の出向というものが流行りました。

懐かしいですね。ぼくが新卒入社するタイミングで半沢直樹が始まって銀行ってしびれる場所だな~と思ったのを覚えています。

ぼく自身は出向することなく銀行員生活の幕を閉じていますが、同期や上司が出向をしていました。

後程詳しく書きますが、同期が出向している先とかは明確に期待をされての出向でプラスの人もいます。

出向というと片道切符のマイナスイメージはありますが、マイナスかどうかは出向する時の年齢と場所によります。

銀行員の年代別出向の事例 

銀行員の出向は異動と同じく突然に言われます。

出向する場所やタイミングは突然に来ます。

つまり、銀行に入行して3年目とかでも出向する人は出向します。

出向するのは年次が早ければ割とよくて、遅めの出向は片道切符になるケースが多いです。

20代の銀行員の出向事例

20代の出向の事例なので同期が事例になります。

同期で実際に出向していた場所は下記通りです。

  • 官公庁
  • 大学
  • 関連会社

関連会社が出向先としてはイメージが付きやすいですが、同期の中には官公庁や大学に行っている人もいました。

20代の銀行員の出向は基本的にはポジティブです。

若いうちから経験を積むために出向しているイメージで、当然に戻ってきました。

戻ってくる先としては本部で出向先で経験した業務に近いところになります。

30代の銀行員の出向事例

30代の出向事例も20代と同様のものになります。

  • 官公庁
  • 関連会社

30代の銀行員の出向もまだこれからの伸びしろを期待されているのでポジティブです。

戻ってきた先としてはやっぱり本部に配属になるケースが多いです。

出向してきた経験をもとに本部でマネジメント経験を積んでいる上司がいました。

40代の銀行員の出向事例

40代の出向事例はここからは、片道の可能性が上がってきます。

  • 関連会社

40代の銀行員の出向事例として多いのは関連会社が多くなります。

関連会社に行く場合は、立て直しなど何か問題解決というようなイメージでの出向になります。

半沢直樹と同じ作者の池井戸潤さんのノーサイドゲームでは出向ではないですが、嫌がらせで転籍のような扱いを受けていましたね。

実績を大きく上げたなどあれば銀行にも戻ってこれるようですが、結構厳しいようです。

50代の銀行員の出向事例

50代に出向するということはほぼ確定事項で、むしろ銀行に残り続けられるのはレアケースともいえそうです。

支店長クラスなら残れる可能性が高いですが、支店長より下の役職の人は軒並み出向していました。

  • 関連会社

50代の銀行員の出向先としてはほとんど関連会社に出向になり、この場合は片道切符になるようです。

ただ、上司が何人か出向しているのを見ましたが、 銀行のプレッシャーから解放されたのか、 関連会社でも同じグループで銀行系だったら楽しんで仕事をしていそうでした。

銀行員はいずれは出向する

年代別に銀行員の出向先を記載しましたが、いずれ銀行員は出向します。

これから大リストラがある中で運よく50代までいたとしても出向が待っています。

銀行員が出向した場合には、年次にもよりますが50代の方の年収は銀行員のピークの3分の1まで少なくとも落ちるようです。

現役銀行員が出向を見越してしてくべきこと

今この記事をご覧のあなたが銀行員の場合には、将来必ず来る出向まで何をしておくべきかは先を見越して行動をしておく方が無難です。

もちろん、一番にやるべきは今いる銀行で結果を出していくことが最優先ですが、キャリアを考えたときに必ずしも今の仕事で成果を上げ続けられるかはわかりません。

今の銀行で成果を上げることに加えてしておくとより良いことは転職準備と今のキャリアに活きる副業です。

副業に関してはまだ銀行での解禁は明確にはされていないと思いますが、すぐには稼げないので今からできる準備はしておいていいと思います。

参考>>現役銀行員の副業事情をエリート行員2人に聞いてみた【前職の人にインタビュー】

出向前に転職してしまうのも一つ

出向が見えているので先に転職してしまう、実はぼく自身の転職理由の一つにもあります。

転職時の年齢は26歳なのでまだまだ先の話ではありましたが、今一緒に働いている上司の姿が25年後の自分かと考えました。

転職を経験していない上司がほとんどで、結果的に後から出向している姿を目の当たりすると早め早めの行動をしておきたいと思いました。

当時の上司からは生き急ぐなと、ご忠告いただきましたが間違いなく生き急いで正解だったと思っています。

なお、銀行員が転職する際におすすめな転職エージェントはマイナビエージェント、 ビズリーチ 、 リクルートエージェント です。

マイナビエージェント:若手の転職支援が強いです。特に金融出身者に頼もしい金融専門チームがあるため、銀行員含む金融機関の方は利用価値が高いです。

参考>>マイナビエージェントの金融専門チームって?金融機関出身者でキャリアップしたいなら利用価値あり

ビズリーチ : 他の転職エージェントが持っていないような役職、ポジション、待遇等を兼ね備えた求人をスカウトを通じて紹介してもらえるため登録だけしていてもいいです。     

参考>>20代でビズリーチは活用できる? 年収600万円以上ない若手でも活用できるけど若すぎると厳しい

リクルートエージェント :言わずと知れた最大手。案件数が最も多い会社なので未経験でも挑戦できる会社は見つかる可能性が高いので迷ったらここから申込するといいです。    

参考>>リクルートエージェントが実際に使ってみて推しだったので評判を書いときます|結局はエージェントとの相性による点は注意です

これらはエージェントになるので、実際に自分が転職した方がいいのか、そうでないのかを客観的にアドバイスをもらう先として気軽に相談してみるといいと思います。

登録だけしていても、スカウトや紹介がきたりするので便利です。

転職活動を行うと、エージェントの選び方など気になる点が出ると思いますが、転職エージェントの活用で見るべきポイントはこちらにまとめています。

参考>> 転職エージェントの選び方は?見るべき点は?|やり取りの頻度・相性・案件の量と質のこの3つです

まとめ 銀行員に出向はつきもの

今回は、銀行員の出向が片道切符かどうかは出向する時の年齢と場所による、若手の出向はプラス評価です、という記事をお届けしました。

銀行員というと、出向がつきもののように思いますが、20代で出向した同期の例を挙げると実際はプラス面のこともあります。

出向する年齢と場所によっては出向すること自体がプラスに働くこともあります。

とはいえ、希望通りの出向であればいいですが、突然に予期せぬ出向を言い渡されることが多いので自分の意図しない出向を言い渡されても良いような準備は必要かなと思います。

今回の記事が、銀行員の出向に関して少しでも参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

ABOUT ME
ゆーたろー
フィンテックスタートアップ株式会社MFSのマーケティング担当。 新卒で大手信託銀行に入社。 銀行員時代取得した資格は15個以上。 このサイトでは銀行員の転職を皮切りに、キャリア形成や、銀行員で培った資産運用の話をメインに少しでもお役立てできるようにサイトを運営していきます。
error: Content is protected !!