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資格

生命保険一般課程の合格点は何点?難易度は超易しいゆえに落ちたら終わりの始まり

個人営業(リテール店)配属になった銀行員にとっては業務上必須の資格の一つに生命保険募集人資格があります。

今回は、生命保険一般課程の合格点は何点、難易度は超易しいゆえに落ちたら終わりの始まり、という記事をお届けします。

試験の難易度は銀行員が受ける資格の中では最も易しい試験のひとつなので安心ください。

おそらく最も易しい試験は損害保険一般試験になります。

生命保険募集人とは

生命保険一般課程の記載をする前に、生命保険募集人に関して簡単にお届けします。

生命保険募集人は、生命保険の募集を行う人のことです。生命保険協会が行う募集人資格試験(一般課程)に合格し金融庁に登録されることで募集人の資格が得られます。

引用:保険市場

要は、生命保険の販売の為に必要な資格です。

銀行員にとって必要な生命保険の資格としては、この生命保険一般課程に加えて合格後に受けられる生命保険変額・専門課程まで必要になることが多いです。

銀行員が課長まで出世するのに約10個程度の資格取得が必要でこの資格も必須になりますが、その他どういう資格が必要なのかはこちらの記事に詳しくまとめていますので合わせてご覧になってみてください。

参考>>銀行員は課長まで出世するのに資格を何個取る?答えは10個以上です

金融機関の方で、他に主要な資格一覧に関してはこちらの記事にまとめていますので合わせてご覧になってみてください。

参考>>金融機関に就職・転職したら資格はいくついる?業界によって数は異なる【銀行員が一番多い】

生命保険一般課程の難易度

生命保険一般課程の難易度は、銀行員が受ける試験の中でも最も優しいものの一つです。

銀行員になれるスペックがあればまずもって落ちることはないです。

生命保険一般課程に落ちた時 

生命保険一般課程に落ちた場合は、別日程で再受験ができます。

生命保険一般課程に関しては毎月1回受験を行うことができます。

まずもって落ちることは考えにくいですが、万が一落とした場合には次の異動に相当響くと思って受けた方がいいでしょう。

資格を落とした、資格が取れない時には下記記事が参考になります。

参考>>銀行員だけど、資格が取れない|対処方法は実績か愛嬌でカバー

生命保険一般課程の試験内容

生命保険一般課程の試験内容はこちらです。

  • 生命保険の現状
  • 生命保険の基礎知識
  • 生命保険契約時の実務
  • 募集・コンプライアンス
  • 生命保険契約後の実務
  • 生命保険の周辺知識
  • 生命保険と税・相続
  • お客様ニーズへの対応

一見範囲は広そうですが、生命保険に関する一般的な試験内容になります。

生命保険一般課程の合格点

生命保険一般課程の合格点は70%以上の得点で合格になります。

70%以上の取得は容易でむしろ90%以上取って当然、生命保険会社勤務の人は満点でないとかなり気まずくなるみたいです。

生命保険一般課程の問題数と試験時間

生命保険一般課程の問題数はこちらです。

  • 選択式問題:50問(60分)

選択式問題が50問で60分の試験をCBT形式で回答していくことになります。

生命保険一般課程が受けられるタイミング

生命保険一般課程の試験が受けられるタイミングは毎月受けることができます。

試験会場は全国の主要都市です。

試験日は通常平日に行われるので基本的には業務の合間に受けることになります。

生命保険一般課程の試験料

生命保険一般課程の試験料はこちらです。

  • 2,050円(税込み)

銀行員の方であれば基本的には銀行が申し込みを行ってくれます。

生命保険一般課程の合格率

生命保険一般課程の合格率は約85%程度と言われています。

先ほども記載しましたが、銀行員になれるスペックがあれば合格は問題なくできます。

むしろ、90%以上といった高得点で合格することが必要かもしれません。

ただし勉強なしは間違いなく落ちる

いくら生命保険一般課程は簡単とはいえ勉強なしでは落ちます。

勉強時間の目安で記載しますが、1夜漬けで合格できます。

一発で合格するように勉強しましょう。

生命保険一般課程の勉強時間の目安

生命保険一般課程の勉強時間の目安ですが、1夜漬けで合格可能です。

かなり余裕持っても試験の1週間くらい前から勉強する程度で合格はできそうです。

生命保険一般課程の勉強方法

生命保険一般課程の勉強方法ですが、独学かつネットにある過去問サイトでの演習のみで問題ないです。

資格取得のためにスクールに通う必要は全く不要です。

勉強方法としてはこちらです。

  1. 一通り過去問を解く
  2. 過去問で間違っていたところの問題解説をわかるまでやる
  3. その時に解答内容に戻って見直す
  4. 見直すだけでなく、なぜ間違えたのかをしっかり紙に書いて理解する
  5. 再度問題を解きなおす
  6. 以下2~5の作業を延々繰り返す

地道にこのようにしていって解ける問題を減らしていくのが方法です。

生命保険一般課程の問題集と過去問

生命保険一般課程の問題集と過去問に関してですが、問題集も過去問もネットにあるものを使えば問題ないです。

ぼくは生保一般課程というサイトで勉強しました。

テキストは、試験を受ける前に研修に行く必要がありますが、その必要に応じて読めばよいでしょう。

保険業界全般のビジネスモデルを学びたい方は上記のテキストを読んでみても良いでしょう。保険の勉強に関して、キンドルアンリミテッドにはないですが、保険に関する学習をするには持って来いのツールなのでセール期間に利用してみても良いかもしれません。

1冊本を買う価格で対象本が読み放題なのは読書好きの方からすると十分元は取れるでしょう。

生命保険一般課程の合格後の流れ

生命保険一般課程に合格した後は所属する会社経由で生命保険募集人の登録を行います。

合格後の登録などは所属する会社の方針に従えば大丈夫です。

生命保険募集人として資格が取れない人

原則は保険会社や銀行などの金融機関に勤める方なら取得できる資格ですが、下記に該当する人は資格取得ができません。

  • 過去に自己破産の経験がある方
  • 逮捕歴のある方
  • 保険仲介人の方
  • 責任能力のない未成年の方

金融機関に勤めている時点で上記に関連することはありませんが、万が一自己破産をすることになってから保険の販売をしようと思ってもできないということは頭の片隅に入れておいても損はないかもしれません。

生命保険一般課程の求人

生命保険一般課程を保有することで有利になる求人は他の銀行への転職や保険会社のセールスへの転職が有利になります。

別の銀行や保険会社への転職であれば生命保険募集人の一般課程を持っていることですぐに円の保険を販売することはできるので即戦力になります。

生保一般取得後の求人は、原則は銀行員であれば、別の銀行への転職、生命保険会社への転職に活かすことはできそうです。

なお 生保一般含め、資格取得を頑張っている銀行員が転職活動を行うのであれば、おすすめの転職エージェントはマイナビエージェントビズリーチ 、 リクルートエージェントです。

ぼくの場合は転職するしない関わらず2年目からリクルートエージェントを利用しました。 本格的に転職活動を行ったときにはビズリーチを利用しました。

マイナビエージェント については、金融向けの転職支援が厚く銀行時代の同期後輩が良く利用していました。

資格を取ったうえで、実際に自分が転職する方がいいのか、客観的にアドバイスをもらう先として気軽に相談してみるといいと思います。

参考>> 転職エージェント・サイトはどこがいい?利用経験から解説【体験談】

生命保険一般課程を取得したら併せて取りたい資格

生命保険一般課程を取得すれば、晴れて円建ての終身保険が販売できるようになります。

個人営業店勤務で1年目前期の銀行員や中途入社の銀行員であればこの資格を取った後に生命保険募集人資格の専門課程・変額試験も併せてとれると良いでしょう。

なぜなら、円建てだけでなく変額保険など保険販売の幅が大きく広がるからです。

次に取ることになるであろう生命保険専門課程・変額の試験の難易度に関してはこちらの記事に詳しくまとめていますので合わせてご覧になってみてください。

参考>> 生命保険専門課程・変額の合格点は何点?ちゃんと勉強しないと落ちる試験【落ちたら実害あり】

一般過程に比べると難しくはなりますが、銀検3級レベルを合格できる方なら問題なく合格できるでしょう。

まとめ  生命保険一般課程はとれて当然レベル

今回は、生命保険一般課程の合格点は何点、難易度は超易しいゆえに落ちたら終わりの始まり、という記事をお届けしました。

合格することが当然なので落ちた場合にはかなり負い目を感じながら業務をすることになるので要注意です。

この記事が生命保険一般課程の難易度、合格率、勉強方法に関して少しでも参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

ABOUT ME
ゆーたろー
フィンテックスタートアップ株式会社MFSのマーケティング担当。 新卒で大手信託銀行に入社。 銀行員時代取得した資格は15個以上。 このサイトでは銀行員の転職を皮切りに、キャリア形成や、銀行員で培った資産運用の話をメインに少しでもお役立てできるようにサイトを運営していきます。
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