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証券外務員試験の難易度ってどのくらい?銀行員必須の試験のひとつ【一種と二種の違いも解説】

銀行員になるとたくさんの試験を受けることになります。

試験に関しては、業務上必須の資格から業務上では一切使わずまた転職にも使えない資格、稀に転職に効く資格まで幅広くあります。

証券外務員試験は、銀行員はじめ金融機関で個人営業を行う際には必須の資格です。

今回は、銀行員が取得必須の証券外務員試験の難易度に関して一種、二種の違いも交えて記事をお届けします。

銀行員が課長まで出世するのに約10個程度の資格取得が必要でして、どういう資格が必要なのかはこちらの記事に詳しくまとめていますので合わせてご覧になってみてください。

参考>>銀行員は課長まで出世するのに資格を何個取る?答えは10個以上です

試験自体は2種類ありますが、結論一種から受けるべきで難易度はそんなに高くないのでご安心ください。

証券外務員(外務員)とは

証券外務員に関して簡単にお届けします。

外務員とは、協会員(本協会に加入している証券会社や銀行等)に所属している役職員のうち、顧客に対して金融商品の販売・勧誘等を行う者をいいます。

引用:日本証券業協会

要は、証券外務員とは、わかりやすく言うと証券会社や銀行、生保、損保といった金融機関の営業職員のことです。

試験自体はだれでも受けることが可能で取得もできますが、実際に外務員として活動するためには銀行、証券会社、保険会社などに勤務して証券外務員として登録をする必要があります。

証券外務員試験の難易度

証券外務員試験の難易度は、大学で経営・経済学部出身者か、そうでないかによってレベル感は大きくばらつきます。

試験内容に関しては、一種と二種で範囲が変わってきます。

難易度は一種の方が二種よりも難しいですが出題範囲が多少増えるだけでFP3級に比べると簡単です。

証券外務員試験の試験内容

証券外務員試験の試験内容としては、大きく3つの分野からの出題になります。

〔法令・諸規則〕
 ・金融商品取引法及び関係法令
 ・金融商品の勧誘・販売に関係する法律
 ・協会定款・諸規則
 ・取引所定款・諸規則

〔商品業務〕
 ・株式業務
 ・債券業務
 ・投資信託及び投資法人に関する業務
 ・付随業務
 ・デリバティブ取引(一種外務員資格試験のみ)

〔関連科目〕
 ・証券市場の基礎知識
 ・株式会社法概論
 ・経済・金融・財政の常識
 ・財務諸表と企業分析 
 ・証券税制 
 ・セールス業務

証券外務員試験の一種と二種の違いは、商品業務のデリバティブ取引(一種外務員資格試験のみ) がでるかでないかだけで他は一緒になります。

なお、試験の方式は試験会場のPCで行われます。

就活時に受けたことのある人も多いでしょうが、SPIのようなイメージです。

証券外務員試験の合格点

証券外務員試験の合格点は一種と二種でまた異なります。

  • 一種: 440点満点の7割(308点)以上得点
  • 二種: 300点満点の7割(210点)以上得点

要は、満点の70%以上得点すれば合格です。

証券外務員試験の問題数

証券外務員試験の出題数も一種、二種によって異なります。

  • 一種: 合計100問(〇✕方式70問、五肢選択方式30問)
  • 二種: 合計70問(〇✕方式50問、五肢選択方式20問)

〇✕方式の問題は1問2点、五肢選択方式の問題は1問10点(五肢択二は各5点)。

証券外務員試験の一種、二種も五肢選択方式の問題は1問10点と重めなのでここはできれば2問程度のミスに抑えたいところです。

証券外務員試験の試験時間

証券外務員試験の試験時間も一種、二種によって異なります。

  • 一種: 2時間40分
  • 二種: 2時間

一種の方が二種よりも40分長いですが、問題数が多い分長いだけでそんなに回答時間に差は出ないです。

終わったら帰ることができるので最後までいなくて大丈夫です。

証券外務員試験が受けられるタイミング

証券外務員試験はこの日と決まっておらず受けることが可能です。

なので受けようと思ったら今日決意して1週間後に受けるなども可能です。

おすすめは、先に試験日を決めてその日までに仕上げていくのがいいと思います。

試験はいつでも受けられますが、試験日未定だとまだいいかなと思ってしますので期限だけ区切っておくのがおすすめです。

証券外務員試験に落ちた時

試験はいつでも受けることが可能ですが、再受験には、不合格となった受験日の翌日から起算して、30日経過後に再受験が可能です。

一発で受かるように勉強するのをおすすめします。

証券外務員試験の試験料

証券外務員試験の試験料は、 8,866円(消費税込み)です。

一種、二種両方とも同じ金額で受験が可能です。

クレジットカード決済、コンビニ決済が可能です。

証券外務員試験の合格率

証券外務員試験は学生も社会人も受けることが可能です。

証券外務員試験の合格率は一種、二種両方とも60%前後です。

社会人の合格率は60%前後、学生の合格率は40%前後となります。

一種も二種も合格率がそんなに変わらないことからも一種から取得する方がいいです。

勉強なしはさすがに落ちるので注意

合格率だけ見ると、約40%が落ちているので簡単って言ってるけど嘘なんじゃと思われる方もいるかもしれません。

落ちるパターンは、明確に勉強をしていなくて受けるからです。

さすがに、ほぼ勉強なしで受けた先輩は無事に落としていました。

証券外務員試験の勉強時間の目安

証券外務員試験の勉強時間の目安ですが、大学で経営・経済学部出身者かによって分かれます。

また、一種、二種によっても一種から受ける人、二種を受けて一種を受ける人によっても変わってきます。

勉強時間
一種トータル20~30時間程度
二種トータル10~20時間程度

勉強開始時期に関しては、一種も二種も試験前の1週間~2週間前、時間にして一種は20~30時間程度、二種は10~20時間程度あれば十分かなと思います。

証券外務員試験の勉強方法

証券外務員試験の勉強方法ですが、独学でテキスト勉強と過去問演習のみでOKです。

資格取得のためにスクールに通う必要は全く不要です。

強いて使うのであれば、スマホとパソコンで資格学習のオンスクがおすすめですが、理由は他の資格勉強も同時に学べるからです。

もしオンラインスクールを活用するのであれば、他の資格も見据えて申込をするのがコスパ的にいいと思いますが、基本はテキストだけでいいです。

勉強方法としては、こちらです。

テキスト、過去問を使った具体的な勉強方法は、

  1. 一通り過去問を解く
  2. 過去問で間違っていたところの問題解説をわかるまでやる
  3. その時にテキストに戻って見直す
  4. 見直すだけでなく、なぜ間違えたのかをしっかり紙に書いて理解する
  5. 再度問題を解きなおす
  6. 以下2~5の作業を延々繰り返す

地道にこのようにしていって解ける問題を減らしていくのが方法です。

証券外務員試験のテキストと過去問

テキストはこちらを使ってました。

結構定番で、銀行同期も同じものを使っていました。

証券外務員試験の過去問は、サイトの物でもいいと思います。

なお、わざわざ新品でなくて過去のものをメルカリとかで買うので十分です。

証券外務員試験の合格後の流れ

証券外務員試験に合格すると、晴れて金融商品を取り扱えるようになりますが、勤務先にて協会の登録をしてもらう必要があります。

まとめ 証券外務員試験の合格は銀行員に必須

いかがでしょうか。

今回は証券外務員試験に関して、銀行員が取得必須の証券外務員試験の難易度に関して一種、二種の違いも交えて記事をお届けしました。

証券外務員試験は、誰でも受けることができる資格で、取得することによって、金融商品の取り扱いが可能になります。

取得は容易で、金融機関で勤務するには必須の資格になります。

この記事が証券外務員試験の難易度、合格率、勉強方法に関して少しでも参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

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