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損害保険一般試験(損害保険募集人)の難易度はどのくらい?テキスト見れるため落ちようがない試験

銀行員の仕事の中で融資業務はメイン業務ですが、業務の中の一つに住宅ローン業務があります。

住宅ローンを借りると、お客様は損害保険に入ることになりますが、損害保険の提案も銀行員は行うこともあります。

今回は、損害保険一般試験(損害保険募集人)の難易度はどのくらい?テキスト見れるため落ちようがない試験、という記事をお届けします。

試験の難易度は銀行員が受ける資格の中では生保一般試験よりも簡単で、最も優しい試験のひとつなので安心ください。

損害保険募集人とは

損保試験の概要の記載をする前に、損害保険募集人に関して簡単にお届けします。

損保一般試験とは、保険募集にあたり保険商品に関する重要事項等を正確に説明するための知識を、損害保険募集人のみなさまが習得されているか確認するための試験です。

試験には、基礎単位と商品単位(自動車保険単位、火災保険単位、傷害疾病保険単位)があり、これから代理店登録または募集人届出をする方、および、既に代理店登録または募集人届出をしている方で、損害保険会社の承認を得た方が対象となります。

引用:日本損害保険協会

要は、損害保険の販売の為に必要な資格です。

損害保険の種類としては、火災保険、傷害保険、自動車保険などがありますがメインで扱うのは住宅ローン提案の時の火災保険になります。

銀行員が課長まで出世するのに約10個程度の資格取得が必要でこの資格も必須になります。

その他どういう資格が必要なのかはこちらの記事に詳しくまとめていますので合わせてご覧になってみてください。

参考>>銀行員は課長まで出世するのに資格を何個取る?答えは10個以上です

金融機関の方で、他に主要な資格一覧に関してはこちらの記事にまとめていますので合わせてご覧になってみてください。

参考>>金融機関に就職・転職したら資格はいくついる?業界によって数は異なる【銀行員が一番多い】

損保一般試験の概要

損保一般試験は、保険募集にあたり保険商品に関する重要事項等を正確に説明するための知識を習得しているか確認するための試験となります。

損保一般試験の内訳はこちらになります。

  • 基礎単位
  • 商品単位(自動車保険単位、火災保険単位、傷害疾病保険単位)

他の科目である、自動車保険、火災保険、傷害疾病保険に関する商品説明、意向確認または契約締結のいずれかを行う予定がある方に関しては、その取扱種目に応じた商品単位の受験が必要になります。

銀行員の方であれは基礎単位のみの取得で問題ないでしょう。損害保険会社勤務者であれば、基礎単位含めて4単位分の取得が必要になるでしょう。

損害保険会社に勤務している方は少々受験科目が増えますが、難易度は高くないためスムーズに合格できるはずです。

損害保険一般試験の難易度

損害保険一般試験の難易度は、銀行員が受ける試験の中でも最も易しいものの一つです。

生保一般よりも簡単と思えるのが、試験はPCで行われるのですがPCでテキストを見ることができます。

銀行員になれるスペックがあればまずもって落ちることはないです。

損保保険一般試験に落ちた時 

損害保険一般試験に落ちた場合は、別日程で再受験ができます。

月曜日から土曜日まで全国の主要都市にて受験可能です。

まずもって落ちることは考えにくいですが、万が一落とした場合には次の異動に相当響くと思って受けた方がいいでしょう。

資格を落とした、資格が取れない時には下記記事が参考になります。

参考>>銀行員だけど、資格が取れない|対処方法は実績か愛嬌でカバー

損害保険一般試験の試験内容

損害保険一般試験の試験内容は基礎単位と、傷害保険単位、自動車保険単位、火災保険単位と別れていきます。

基礎単位は取得必須で、加えて傷害保険単位、自動車保険単位、火災保険単位を取得していきますが、試験内容は各種損害保険の基本的な内容になります。

損害保険一般試験の合格点

損害保険一般試験の合格点は各種70%以上の得点で合格になります。

70%以上の取得は容易でむしろ90%以上取って当然となります。

生保一般で、生命保険会社に勤務していたら満点でないと上司から怒られるなどあるそうですが損保ではそんなことはあまり聞きません。

もちろん銀行員の方も取得できれば問題ないです。

損害保険一般試験の問題数と試験時間

損害保険一般試験の問題数はこちらです。

  • 基礎単位:50問・40分・各2点
  • 自動車保険単位:20問・40分・各5点
  • 火災保険単位 :20問・40分・各5点
  • 傷害疾病保険単位:20問・40分・各5点

全て選択式試験で、基礎単位は50問、その他のものは20問で40分の試験をCBT形式で回答していきます。

基礎単位は問題数が多いため少々失敗しても落ちることはないですが、自動車保険、火災保険、傷害疾病保険については20問で各5点につき万が一7問間違えると不合格になるため注意が必要です。

就活で受けたSPIといったイメージで、PCで問題を解く形になります。

損害保険一般試験が受けられるタイミング

損害保険一般試験が受けられるタイミングは毎月受けることができます。

試験会場は全国の主要都市です。空席確認を行い、空いている時間に受験を行うことになります。

試験日は通常平日と土曜日に実施されていて基本的には業務の合間に受けることになります。

参考>> 申込みの手順

参考>>申込に関するスケジュール(個人申込の場合)

損害保険一般試験の試験料

損害保険一般試験の試験料は4つある試験をいくつ受けるかによって変わります。

  • 1,900円(税込み):1単位
  • 3,500円(税込み):2単位
  • 3,700円(税込み):3単位
  • 3,900円(税込み):4単位

銀行員の方であれば基本的には銀行が申し込みを行ってくれますので、会社によって受ける単位数は変わります。

一気に多く受ければ試験料は安くなりますが、不要な試験に時間とお金は割かなくてもいいので会社の方針に従いましょう。

損害保険一般試験の合格率

損害保険一般試験の合格率は約90%程度と言われています。

先ほども記載しましたが、銀行員になれるスペックがあれば合格は問題なくできます。

また、生保一般のように高得点が必須でもないので最低限の合格を目指しましょう。

勉強なしでも受かる可能性はある

試験中にテキストを見ることができるので勉強なしでも受かる可能性はあります。

試験勉強としては、テクニック的ですがテキストのどこに何が書いてあるのかと、どういう試験なのかという試験形式を勉強すれば合格できます。

損害保険一般試験の勉強時間の目安

損害保険一般試験の勉強時間の目安ですが、1夜漬けで合格可能です。

かなり余裕持っても試験の1週間くらい前から勉強する程度で合格はできそうです。

テキストを読んで、どこに何が書いてあるのかの概要を把握して臨むことが効率よく合格するための秘訣です。

損害保険一般試験の勉強方法

試験の勉強方法はテキストのどこに何が載っていてどう解答すればいいかを調べるような勉強になります。

テクニックだけつければ合格出来てしまいます。

勉強方法としてはこちらです。

  1. 一通り過去問を解く
  2. 過去問で間違っていたところテキスト個所を確認する
  3. その時に解答内容に戻って見直す
  4. 以後繰り返し

試験時間も40分もあるので十分に間に合います。

損害保険一般試験の問題集と過去問

損害保険一般試験の合格のための勉強として、過去問サイトを利用して勉強しました。

ぼくは1日で受かる損保一般試験というサイトで勉強しました。

保険業界全般のビジネスモデルを学びたい方は上記のテキストを読んでみても良いでしょう。保険の勉強に関して、キンドルアンリミテッドにはないですが、損害保険に関する学習をするには持って来いのツールなのでセール期間に利用してみても良いかもしれません。

1冊本を買う価格で対象本が読み放題なのは読書好きの方からすると十分元は取れるでしょう。

損害保険一般試験の合格後の流れ

損害保険一般試験に合格した後は所属する会社経由で損害保険募集人の登録を行います。

合格後の登録などは所属する会社の方針に従えば大丈夫です。

損害保険募集人は5年に一度更新が必要

損害保険募集人の資格は、一度保有すれば永年使えるわけではなく、5年ごとの更新が必要になります。

金融商品に関する資格あるあるですが、商品は年々変わったり、制度も変わったりします。

そのため、損害保険募集人は再度試験を受けて学び直しが必要となります。

損害保険募集人の更新試験の難易度は簡単

出題される問題の難易度としては、新規で試験を受ける場合と同じレベルのため問題なく合格できるでしょう。各単位ごとに更新試験は必要で、試験時間は40分、配点は100点満点で70点以上が合格となります。

損害保険一般試験を保有者の求人

損害保険一般試験を保有することで有利になる求人は損保会社への転職や他の銀行、保険会社のセールスへの転職が有利になります。

保有していることですでに火災保険などの販売資格があるので生損保、銀行に転職したとしてセールスとしての即戦力になります。

損保一般取得後の求人は、原則は銀行員であれば、別の銀行への転職、損保会社への転職に活かすことはできそうです。金融以外であれば、不動産会社の営業担当者や一部では人事担当者としての求人もありました。

取得難易度の低い資格ではあるものの、上記の通りに金融、金融以外のセールス担当者として活かしやすく求人もありそうです。

損害保険一般試験を保有している人が使いたい転職エージェント

損保一般含め、資格取得を頑張っている銀行員が転職活動を行うのであれば、おすすめの転職エージェントはリクルートエージェントビズリーチ マイナビエージェントdodaです。

ぼくの場合は転職するしない関わらず2年目からリクルートエージェントを利用しました。 本格的に転職活動を行ったときにはビズリーチを利用しました。

マイナビエージェント については、金融向けの転職支援が厚く銀行時代の同期後輩が良く利用していました。

dodaも同じく同期後輩の利用が多く、口を揃えて言うのは担当者がしっかり寄り添ってくれるので初めての転職を安心して進められる、でした。

資格を取ったうえで、実際に自分が転職する方がいいのか、客観的にアドバイスをもらう先として気軽に相談してみるといいと思います。どのエージェントも無料で利用ができるためいくつか登録をしてみて自分に合うエージェントを判断してみましょう。

まとめ  損保一般はサクッと合格してしまいましょう

今回は、損害保険一般試験の難易度はどのくらい?テキスト見れるため落ちようがない試験、という記事をお届けしました。

試験中にテキストもみることができることから合格することは当然なので落ちた場合にはかなり負い目を感じながら業務をすることになるので要注意です。

この記事が損害保険一般試験の難易度、合格率、勉強方法に関して少しでも参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

ABOUT ME
ゆーたろー
フィンテックスタートアップ株式会社MFSのマーケティング担当。 新卒で大手信託銀行に入社。 銀行員時代取得した資格は15個以上。 このサイトでは銀行員の転職を皮切りに、キャリア形成や、銀行員で培った資産運用の話をメインに少しでもお役立てできるようにサイトを運営していきます。
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