スキルはないけど、未経験でも転職したい
20代はスキルがなくても未経験転職しやすいって本当かな
今30代でスキルがないから今後のキャリアに悩んでいる
よくSNSを見るとスキルなしでも未経験分野に転職できました!というものを見ますよね。今回は、スキルなし未経験転職の裏側を解説していきます。
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目次
未経験転職の方法は2つある
未経験転職というと大きなくくりとして2つに分類できると言えます。
・職種が未経験
・業界が未経験
未経験というと職種を変えるだけに思われますが、業界を変えてもその業界は未経験であることには間違いありません。よくSNSで見かける未経験転職の中で、未経験からIT転職というものだとするとそれは職種は同じでIT業界に転職した、というだけということもあり得ます。
スキルなしなら仕事を棚卸する
スキルなしでも転職する方法は、スキルの棚卸をきちんとすることで解決可能です。
具体的には、営業職なら営業スキルがありますし、事務なら事務スキルがあるはずでこれまで実施してきた仕事の内容を面倒でもすべて紙に書きだしていきましょう。
紙に書きだしていくことで
・これまでの実績
・自分で工夫したこと
・人を巻き込んでいったこと
などどんな小さなことでも良いのであらわれてくるはずです。それらは歴としたスキルに変わります。
まずはこれまでのあなたの仕事の棚卸から始めましょう。
年代別スキルなしで転職をするなら何をするか
スキルなしの場合、まずはこれまでの仕事の棚卸を行うことを記載しました。
次に年代別にもう少し深堀をしていきます。
スキルなし転職20代の場合
20代の場合、若いという点だけでも十分ストロングポイントになります。未経験やスキルなしでも応募できる求人がたくさんあります。
22歳から26歳までであれば第二新卒としての枠で転職することも可能なため年代が上がるよりもハードルは下がります。
職種に対してのスキル0である場合、見られるところはポテンシャルになります。
・年齢が若い
・素直
・現時点で手を動かしている
少なからずこれらの要素は必要です。
また、 20代のスキルなし転職を検討するなら、 若いほどポテンシャルが期待されやすいのでできるだけ早く転職活動を始めるのがおすすめです。
また、20代後半になるとライフイベントが重なる傾向にあります。例えば結婚や出産の予定など。そのため20代後半に差し掛かってくると転職自体が難しくなる傾向にあります。
ライフイベントが重なると転職といった大きな決断も行いにくくなってくるため、20代の若手のうちの転職経験は今後役に立つかもしれません。
スキルなし転職30代の場合
30代以降の場合、20代と比べると即戦力採用の比率が高まります。そのため、スキルなしで未経験の転職は20代に比べると高くなります。
20代以上にスキルがない事を補える行動を起こしているかどうか、素直さは兼ね備えているのかは重要な要素になります。
具体的にしておきたいことは、職種を変えるよりも業界を変えて今の仕事を活かす前提で転職活動を行えば未経験分野での転職の可能性は出てくるでしょう。
スキルなし転職40代の場合
40代は、20代や30代より求人数が少なく、スキルなしでの転職は厳しい傾向があります。
40代の場合、30代以上に即戦力が求められるからです。同じ未経験の転職を受け入れるとするなら若手の方が素直さも行動力も伴っているだろうということでそちらが優先されてしまいます。
40代で未経験分野への転職は、30代と同じく未経験業界に絞って職種は今のまま行うことが現実的な方法になるでしょう。
0から1を学ぶことは大変
スキルなしで未経験転職を行う場合、ライフイベントや採用の状況から考えると20代であれば未経験職種への挑戦も可能性がありますが、そうでない場合は未経験業界への転職が現実的になるでしょう。
また、職種を変える場合未経験で0から1を学ぶことは労力がかかります。
営業からWebマーケティング担当になりたいとしたときに、EC企業でもIT企業にでも入ってそこで仲間と一緒に学ぶ方が効率的です。
そのうえでやりたかった職種のものをスモールに自分ではじめれば次の転職ではスキルありで職種転職もできるはずです。
そのため、もしスキルなしで職種を変えた転職をしたいと思ったならば、まずは職種はそのままに業界をスライドして経験を積むということも選択肢の一つです。
転職時に使いたいエージェント
スキルなしで転職する場合、転職エージェントの協力は必須です。
転職におすすめな転職エージェント・サイトは マイナビエージェント 、リクルートエージェント、 doda です。どれだけ相談、求人を貰ったとしても全て無料でご利用いただけます。
ぼくの場合は転職するしない関わらず2年目からリクルートエージェントを利用しました。 同期や後輩が利用をして担当者が親身だったというのがdodaです。
マイナビエージェント については、金融向けの転職支援が厚く銀行時代の同期後輩が良く利用していました。
マイナビエージェント:若手の転職支援が強いです。特に金融出身者に頼もしい金融専門チームがあるため、銀行員含む金融機関の方は利用価値が高いです。
参考>>マイナビエージェントの金融専門チームって?金融機関出身者でキャリアップしたいなら利用価値あり
リクルートエージェント :言わずと知れた最大手。案件数が最も多い会社なので未経験でも挑戦できる会社は見つかる可能性が高いので迷ったらここから申込するといいです。ぼくは新卒2年目から利用していました。
参考>>リクルートエージェントが実際に使ってみて推しだったので評判を書いときます|結局はエージェントとの相性による点は注意です
doda:大手企業の求人も多いので、今の会社からステップアップをしたい、今の会社規模を落としたくない、など規模がすべてではないですがそういったご要望にはマッチしやすいです。なお、担当者の親身さは使った人は口を揃えて良かったと言うので親身に相談に乗って欲しい人は利用しておきたいです。
実際に自分が転職する方がいいのか、客観的にアドバイスをもらう先として気軽に相談してみるといいと思います。登録だけしていても、スカウトや紹介がきたりするので便利です。
まとめ スキルなし転職は業界スライドで達成できる
今回は、スキルなし未経験転職の裏側を解説しました。スキルなしで未経験転職する方法は、職種を変える方法と業界を変える方法の2つがあります。
スキルがなく未経験歓迎の職種に転職できることもありますが、職種はそのままに業界を変えた転職の方がハードルは下がります。
また、0から1を学ぶことは大変なため、未経験業界に転職しその中でやりたかった職種に関して、仲間と一緒に仕事を通じて学ぶ方が効率的です。
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです、ありがとうございました。
参考>>Fintech(フィンテック)企業への転職は銀行員が未経験でWeb経験積めるからおすすめ
参考>>銀行員からの転職は難しい?年齢が後半になると傾向あり