社会人2年目になると、1年目に比べるとできる仕事の範囲も増えていき仕事に対する楽しさもしんどさも雲泥の差になります。
2年目は仕事ができるようになる一方で、しんどさもまさっていき転職をしたくなるのではないでしょうか。
今回は、社会人(新卒)2年目は転職したくなるタイミング、というテーマで記事をお届けします。
目次
社会人(新卒)2年目で転職したくなる理由
社会人2年目で転職をしたくなる理由としては、仕事も慣れてこのままでよいのかと悩むことにあるのではないでしょうか。
ぼくも2年目からリクルートエージェントに登録をして転職活動し始めましたし、社内での異動打診をしたことがあります。
銀行の同期もそうですが、今社会人2年目の後輩もやはり2年目から辞めたくなってきたと言っているので多くの2年目が通る道なのかなと思います。
仕事も慣れてこのままでよいのかと悩む
就職した会社によっては、異動がなくその業務をずっと任されることもあれば数年はその仕事を経験しその後異動することもあります。
前者の場合は、就職前にその状況は認識できているのでよほどの仕事とのミスマッチが無い限りは頑張れそうです。後者の場合は、この仕事を続けていく先に異動はあるものの数年我慢することに意味はあるのか、という気持ちから転職したいと思っているのではないでしょうか。
例えば、ぼくは銀行の時に個人営業配属でした。結果をだした先輩や後輩(転職してから聞いた話)は出世コースと言われるような異動を果たしていましたが、今の業務を突き詰める意味が本当にあるのかと悩んだものです。
社会人2年目で転職活動も異動打診も経験
転職も異動打診も、今の仕事内容を変えたいという点で共通しています。もし今の仕事を変えたいのであれば、転職活動も異動打診も両方とも経験してみると良いと思います。
特に転職活動に関しては早めから行うことのデメリットはありません。逆に異動打診をすることは、その道で行きたいことを会社に明示してしまうので気が変わって別のことをしたい時にやりにくさがあるため慎重に行った方が良いと思います。
できる情報収集と経験をしておく
社会人2年目で見えているときの仕事内容は数ある中の数個の物で、しかも表面的にしか知らないものです。
転職も異動打診も、やってみると大したことはありませんが、始めてする人にとっては思い切った行動になることでしょう。
可能であれば、したいと思っている仕事に関する情報収集と実際にその仕事をしている人から話を聞くことやスモールにでも実務を経験できると良いでしょう。
銀行員の時には、アセマネ業界に興味を持ってそのために証券アナリスト資格取得を試みたり、アセマネの人に話を聞いたりしていたものです。
本当にその仕事をしたいのかどうか、新卒採用の時以上に深堀しておくことが重要です。
仕事の経験はなかなか難しいかもしれませんが、副業で参画できないか、インターンで参画できないかなど方法を探ってみると良いでしょう。
社会人2年目で転職はできるのか
ぼくは社会人2年目で転職活動を行いましたが、当時は転職することを諦めました。理由としては、今の状況では希望通りの転職は難しいと判断したからです。
未経験から別業界に転職するのであれば1年でも若い年齢で転職する方が可能性はあがりますが、例えば銀行の個人営業から別銀行の法人営業に行きたいと希望しても今の業務でもう少し実績を上げてから社内で異動してはどうだろうかとなります。
別業界で別の仕事をする場合もしくは、同じ職種で業界だけ変える場合には社会人2年目でも十分転職できる余地はあるでしょう。
年齢が若い分年収ダウンリスクは低い
同じ20代でも20代前半と後半では転職のハードルが変わっているものです。20代後半になっていくとともに、自分のポジションも上がっており年収も高くなっていることが多いです。
一方で、社会人2年目であれば原則無役職で年収も1年目とほとんど変わらないのではないでしょうか。転職することで年収ダウンや役職がつかないことに対する心配をしなくても良いという意味では身軽で転職はしやすいと言えるでしょう。
ただし、受け入れ先が豊富で転職がしやすいかというと必ずしもそうとは言えません。
- 転職することで何をしたいのか
- 転職理由はポジティブに言い切る
- 過去の実績をまとめておく
上記は転職の際に必ず必要になりますが、2年目の時にも手を抜かずに準備をするようにしましょう。
社会人2年目で活用したい転職エージェント
社会人2年目から転職する王道の方法としては転職エージェントを使うことです。社会人2年目の方が転職するために活用したい転職エージェントはリクルートエージェント、マイナビエージェントです。ぼくは新卒2年目からリクルートエージェントを活用した結果銀行でもう少し頑張ってから転職しようと前向きになれました。
リクルートエージェント :言わずと知れた最大手。案件数が最も多い会社なので未経験でも挑戦できる会社は見つかる可能性が高いので迷ったらここから申込するといいです。
参考>>リクルートエージェントが実際に使ってみて推しだったので評判を書いときます|結局はエージェントとの相性による点は注意です
マイナビエージェント :若手の転職支援が強いです。特に金融出身者に頼もしい金融専門チームがあるため、銀行員含む金融機関の方は利用価値が高いです。
これらはエージェントになるので、実際に自分が転職する方がいいのか今の会社で頑張る方がいいのか、客観的にアドバイスをもらう先として気軽に相談してみるといいと思います。転職エージェントは登録だけしていても、スカウトや紹介がきたりするので便利です。
異動打診では、伝えた内容を後からひるがえすことは難しいですが、転職エージェントの場合は伝えることで人事考課に影響は全くありません。率直にどうしていきたいのかを相談していきましょう。
まとめ 社会人2年目で転職したくなるのは良くある話
今回は、社会人(新卒)2年目は転職したくなるタイミング、というテーマで記事をお届けしました。
社会人2年目は仕事にも慣れ今後もこの仕事を続けていっても良いのか悩む時期です。あなたがそう感じるように、他の2年目の方も同じ思いを持っていることでしょう。もんもんと日々過ごすくらいであれば、転職活動をするもよし、異動打診をするもよしです。
何かしら行動をしておくことが今後のキャリア形成にとってもプラスになるでしょう。