女性の方で新入社員で銀行に就職したのちにこのまま銀行で勤務をしていていいのか転職する方が良いのか悩む方も多いのではないでしょうか。銀行員の就職の仕方は地域総合職か総合職かによって全国転勤の有無や出世の仕方も変わってくる一方で、年々立場に対しての責任が重くなってきているようです。
今回は、女性銀行員は転職に有利なのか不利なのかに関して解説していきます。ぼくの同期の女性銀行員も何人もうまく転職をしていっているのでうまくいっている人の事例や彼女らが活用していた転職エージェントに関しても解説していきます。
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目次
女性銀行員が転職する理由
一度入社すると将来安泰と言われた銀行をなぜ辞めて転職する必要があるのでしょうか。女性銀行員が転職する理由は大きくこちらになります。
- 結婚や出産といったらイベントがきっかけ
- 家庭の事情ができた
- 現職がきつい
具体的に見ていきます。
結婚や出産といったらイベントがきっかけ
結婚をきっかけに寿退社、出産をきっかけに退職する銀行員の方は今も昔も多いです。ただし、出産をきっかけにする場合は、育休を経て現職に復帰するケースもあります。
銀行の場合、福利厚生が極めて優れていることもあり復職する方がその後の収入面や今までやってきたことを引き継げるという負担の少なさからも復職の選択肢を取る方もいるでしょう。
ライフイベントをきっかけに銀行を退職することはなんら悪いことでもないためタイミングがあったということで退職の選択肢を取ることも一つです。
家庭の事情ができた
ライフイベントのきっかけに近いですが、例えば親の介護に専念しないといけなくなってしまった、ということも退職のきっかけになるでしょう。
銀行員の仕事は営業でも事務でも仕事量は非常に多いため両立をしたくとも難しいことがあります。
現職がきつい
最も多い退職の事例ではないでしょうか。ライフイベントの重なりがあったとしても、現職がこなせるような内容であれば退職はしなくても良いはずです。
しかし、営業でも事務でも何らかのノルマがあることは当然で、2016年のマイナス金利の導入以降本業で稼ぎにくくなっている銀行はあらゆる収益機会を全社員一丸で取りに行かないといけません。
例えば、女性の営業というとこれまでは地域総合職の方は内勤で窓口担当を主に任されることが多かったはずですが、今や地域総合職であっても外勤営業をすることもあります。
当然内勤よりもノルマは大きくなるためその分責任も大きくなるため役職と責任の比重から辞めたくなるということも十分うなずけます。
女性銀行員は転職に有利と言われる理由
女性銀行員が転職する際には下記点で有利に働くでしょう。
- 銀行員は基礎能力が高い
- 金融に関する幅広い知識経験がある
- 激務耐性が高い
- 転職に有利になる資格を持っていることもある
- 法人融資をしていれば決算書を読めるので財務の知識経験がある
上記は銀行員として勤務をしているだけで身につけられるであろう基礎能力になるため、転職時にも十分有利な点として活かすことができます。
女性銀行員が転職する際に不利になる点
一方で女性銀行員が転職する際に不利に働く点もあります。
- 他業種に比べ高給なのでその給与に業務レベルが見合いにくい
- 年齢を重ねているとチャレンジができなくなっている
- 銀行の色、肩書、プライドが自然と身についている
これらが当てはまってしまうと転職時に不利になることもあるでしょう。銀行員の年収は他の会社に比べると高い傾向にあり、そのため年収に見合った仕事ができずに使えないという評価に繋がることもあります。
転職する際には、現状の実力と転職先に求めることのギャップが生じていないかを確認するようにしましょう。
総合職と地域総合職(一般職)で有利・不利はある?
もし転職する先の企業が同じく銀行である場合には総合職であれば総合職が有利になるでしょう。なぜなら、転勤の有無などの認識も初めから備わっており、業務内容に関しても理解が早いと想定されるからです。
ただし、銀行含む金融機関以外の中途採用の場合、総合職か地域総合職(一般職)かは、それほど大きな問題にはならないでしょう。
総合職と地域総合職(一般職) ではノルマの大きさの違いはあれど、職種が同じであれば行っている業務内容に大きな差はありません。
つまり、総合職や地域総合職(一般職) といったくくりの違いではなく業務を通してどのような経験があり、どのような成果を上げてきたのかが重要ということです。
女性銀行員に選ばれやすい転職先
女性銀行員の方がこれまでの経験を元に選んでいる転職先は下記が多いです。
- 他銀行を含む金融機関
- 公務員
- 他業種の事務職
いずれもぼくの同期や知人の女性銀行員が転職先として選んでいますが、一つ共通するテーマとしてはノルマが少ない、もしくはないというところを上げていました。具体的に見ていきましょう。
他銀行を含む金融機関
銀行含む金融機関に転職するのであれば、今の銀行にいる方がいいのでは?といった疑問は全うではありますが転職先として選びたくなる気持ちもわかります。銀行と一言に括ることはできず、各銀行ごとに風土は全く異なります。
また、今は営業職であっても転職先では事務職になることもあるでしょうしノルマから解放されたような職種に就ける可能性もあります。
銀行で働くのは嫌だけど、金融機関で働きたいと思っている方であれば保険会社や証券会社への転職もあり得ます。
公務員
銀行員になると、出世の為に資格取得を義務付けられています。銀行にいる当初は非常に苦しめられますが、その一方で普段から勉強をする姿勢が身に付いていることでしょう。
公務員になる場合、公務員試験に合格する必要がありますが銀行員をしていたことによって難なく勉強をすることができるでしょう。
また、公務員であれば銀行のように福利厚生面でも一定の期待も取れるでしょうしワークライフバランスを重視した生活を目指せることもあり人気の転職先になります。
他業種の事務職
銀行でも事務職はありますが、非常にやることも多く大変です。そのため、銀行以外の事務職を目指すということも十分選択肢に入ります。
実際にいわゆる第二新卒の新卒2年目のタイミングで地域総合職の同期は転職をして民間企業の事務職に転職に成功し仕事もプライベートも充実できたと言っていました。
参考>> 第二新卒の転職は難しい?難しいと言われる理由とうまくいくための方法を解説
女性銀行員の方が転職時に見ておきたいポイント
今の会社は東京都大手町にあるフィンテックベンチャーになりますが、多くの元銀行員のママさんが働いています。一緒に働いていて、実際に話すと多くの共通点がありました。転職時に見ておきたいポイントは下記です。
- リモートワークが可能かどうか
- 時短勤務が可能かどうか
- 有給取得がしやすいかどうか
年収が上がるかどうか、福利厚生がしっかりしているかなど重要ポイントは他にもありますが、コロナウイルスの影響もありリモートワークができることや家にいながら子どもの世話をしながら仕事ができるかは非常に重要なようです。具体的に見ていきましょう。
リモートワークが可能かどうか
銀行でもコロナウイルスの影響によってリモートワークが可能になったようですが、2021年8月時点では通常運転に戻っており店舗勤務の人であれば問答無用で出社しないといけないようです。
しかし、コロナウイルスの新規感染者は減っていないことを考えると自宅でリモートワークをしたい方も多いのではないでしょうか。
転職する際には、リモートワークが容易に可能であるかは重要な要素になるでしょう。
時短勤務が可能であるかどうか
女性に限らずですが、お子さんがいらっしゃる家庭では保育園・幼稚園の送り迎えのための時間の確保が必要です。そのためにも時短勤務で間に合うように勤務時間を調整できるかは重要です。
弊社においては男性であっても時短で送り迎えを行い、その後自宅で仕事をするケースがありリモートワークが可能であればこのあたりの働き方も柔軟に対応できるのではないかと思います。
有給取得がしやすいかどうか
銀行員は比較的有給を与えられており、かつ年間5日のまとまった連続休暇の取得が可能です。ただし、通常の有給取得に関しては特に総合職の方であれば容易ではないです。(最近は有給取得に関しても寛容になってきてますが、古い上席は良しとしないらしいです)
お子さんの急な体調不良等によって予期せぬ休暇取得が必要になることもあるでしょう。そんな時に有給取得が容易であるかも重要な要素になります。
女性銀行員が転職を成功させるために使いたい転職エージェント・サイト
女性銀行員におすすめな転職エージェント・サイトはリクルートエージェント、 doda 、マイナビエージェントです。どれだけ相談、求人を貰ったとしても全て無料でご利用いただけます。
ぼくの場合は転職するしない関わらず2年目からリクルートエージェントを利用しました。 銀行の女性の同期や後輩が利用をして担当者が親身だったというのがdodaです。
マイナビエージェント については、金融向けの転職支援が厚く銀行時代の同期後輩が良く利用していました。
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参考>>リクルートエージェントが実際に使ってみて推しだったので評判を書いときます|結局はエージェントとの相性による点は注意です
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参考>>【評判】doda(デューダ)の転職エージェントは親身な対応を受けたいなら利用価値あり
マイナビエージェント:若手の転職支援が強いです。特に金融出身者に頼もしい金融専門チームがあるため、銀行員含む金融機関の方は利用価値が高いです。
これらはエージェントになるので、実際に転職するとどういうところがあっているのか、転職活動が成功するための書面対策や面接対策など無料で実施してくれますし、客観的にアドバイスをもらう先として気軽に相談してみるといいと思います。
まとめ 女性銀行員の転職は有利になる点が多い
今回は、女性銀行員は転職に有利なのか不利なのかに関して解説していきます。
ライフイベントや今の銀行がきついなど様々な例で転職を検討することになると思いますが、銀行に勤めていた経験自体が転職に有利に働くはずです。
今後転職をしたいと思っている女性銀行員の方にとって少しでも参考になれば幸いです。ありがとうございました。
女性銀行員におすすめの転職エージェント
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