世の中にはたくさんの職業があり、その中の一つにWebマーケターがあります。
Webマーケターの中でもやる仕事は多岐に渡りますが、在宅ワークとも相性が良く、副業もしやすいことから未経験から転職できないか関心を持つ方も多いことでしょう。
今回は、Webマーケターの年収をテーマに記事をお届けします。
目次
Webマーケターの平均年収
Webマーケターになる方は比較的年齢の若い人が多く、30歳でWebマーケターと言われる人の平均年収は541万円と言われています。
また、求人ボックスによるとマーケティングの仕事の平均年収は505万円とのことです。
正社員の給料分布を見てみるとボリュームが多いのは453〜543万円の水準で、平均年収の505万円もこのゾーンに含まれています。
引用:求人ボックス マーケティングの仕事の年収・時給・給料情報
日本人の平均年収は436万円であることが令和2年9月に発表された国税庁の民間給与実態調査で分かっており、Webマーケター、マーケティング職に就くと平均年収以上にはなりそうです。
体感はもっと貰ってもいいと思う
ぼく自身は株式会社MFSにて未経験からマーケティング職に転身をしましたが、マーケティング職がやることはほとんど経営と変わらないと思っております。
- KGI、KPIの設定
- 上記の達成のための戦略立案、実行
- 投資対効果の見極め
- データの分析から仮説を導いて改善
- エンジニア、デザイナー、現場との折衝も実施
- ユーザーインタビューの実施と社内への還元
- 時には営業もする
書き出したらキリがないくらいにマーケティングのできること、実施する範疇は広く専門性もおのずと求められます。
経営に近い目線で仕事をしている楽しさがある一方で日々結果がシビアに求められる職種でもあると思うので本来もっと年収は高くても良いのではと個人的には思っています。
Webマーケターになることの利点は年収の高さではない
Webマーケターの平均年収は541万円で、平均年収よりも100万円高いと言えますが、ポイントは年収の高さではありません。
- 社外でも通用するスキルが身に付いていること
- 場所を選ばずに仕事をすることができること
- 自分自身のマーケティングにも応用できること
つまり、一度Webマーケターになることで汎用的に仕事のできるスキルが身につけられるはずなのでいうなれば一生くいっぱぐれはなく仕事を創っていくことができると思っています。
具体的に見ていきます。
社外でも通用するスキルが身に付いていること
Webマーケターの仕事の一例をあげると下記仕事があります。
- 広告運用担当
- SEO担当
- SNS担当
社内で上記のいずれかの仕事をした際に、専門性を身につけられれば、社外でも仕事を見つけることが可能になります。
つまり、Webマーケター自体の平均年収は541万円かもしれませんが、社外での副業をかけ合わせることで容易に自分の年収分くらいは稼げる可能性があるということです。
フリーランスのWebマーケターの年収はもっと高い
1企業に属していないフリーランスのWebマーケターの年収はもっと高いと言えます。
なぜなら、複数の案件を同時に抱えることで年収を青天井に上げられるからです。
具体的には、広告運用担当者であれば運用代理手数料は月々の予算の20%が通常なので月300万円活用する企業1社から請け負うだけで月60万円稼げて年収720万円ですが、それが2社になれば年収は1,440万円となります。
ただし、今や企業に正社員で勤めていても副業が認められている会社も多いので正社員をしながら副業で案件を取っていくことが良いのではないかと思います。
場所を選ばずに仕事をすることができること
2020年はコロナショックに伴い在宅勤務を導入した会社も多く、記事をご覧のあなたも在宅勤務を経験されたおひとりではないでしょうか。
Webマーケターの仕事自体は怪しくもPC1台あり、セキュリティ対策をしっかりしていれば自宅でもカフェでも場所を選ばずに仕事をすることが可能です。
社内外との面談も今やZOOMを筆頭にオンライン商談が常態化しているので人と会って進めていく必要もなくなりつつあります。
ぼく自身も今年の3月から会社はリモート勤務推奨となり実際に自宅メインで仕事を進めることができています。
自分自身のマーケティングにも応用できること
最後にもしWebマーケターの仕事に就いたのであれば、自分自身のマーケティングにも応用をしていける点も魅力です。
例えば、ぼく自身はこのブログを通じて自分の銀行員時代の資格や転職、Webマーケターの仕事の知見や経験を発信しており月に10万PVを超えるブログに育ちましたが、発信することに活かすことで仕事を創っていけています。
一例でブログを上げましたが、SNSなど自分の得意なメディアを活用して自分のマーケティングに活かせるとそれだけでも今後仕事には困りにくいのではないでしょうか。
Webマーケターになる(転職する)ためにできる2パターンの方法
もしこれから未経験でWebマーケターになろうと検討しているのであれば、Webマーケターになる(転職する)ためにできる2パターンはこちらです。
- 未経験でいきなりWebマーケティング職になる
- 転職先で今と同じ職種で入社してから社内異動をする
1つ目の転職方法は王道で、目指すべきWebマーケティング職(例えば広告運用担当やSEO担当など)が決まっているかつ年齢が若い場合には門戸が開かれやすいと言えそうです。
それぞれ具体的に見ていきます。
未経験でいきなりWebマーケティング職になる
未経験でいきなりWebマーケティング職になる場合は年齢が若い方が門戸は開かれており可能性があります。
具体的には29歳以下までが対象になりそうです。
30歳以上であると、ハードルはぐっと上がることでしょう。
未経験でいきなりWebマーケティング職になれることで希望通りのWebマーケターになれるため、希望があるなら目指していきましょう。
転職先で今と同じ職種で入社してから社内異動をする
転職先でジョブローテーションを行っている会社の場合、転職してから当初1年程度は同じ職種を行いつつ、業務の合間を見てWebマーケティング業務をやっていくことでチャンスを掴める可能性があります。
例えば営業担当者からマーケティング(Web含む)への転職は向いており、当初は営業担当者として入社したのちにジョブローテーションを狙うということです。
参考>>営業職からWebマーケティングに転職しやすい理由と方法
実際にチャンスを掴むためには入社前に採用担当者にジョブローテーションの可能性の有無、ジョブローテーションの頻度、条件、などを確認しておくようにしましょう。
大企業の場合は厳しい可能性がありますが、スタートアップといった常に人が足りていないような規模感だとチャンスは回ってきやすいのではと思います。
転職自体は3つの方法が取り得る
転職の方法としては、
- 転職エージェントに登録して求人をもらうこと
- Wantedlyを活用して自分から企業にコンタクトを取ること
- 紹介を貰う方法とあります
おすすめは、Wantedlyで企業へのコンタクトを自分でも行いつつ、転職エージェントからの紹介を貰えるようにすることです。
現実的には転職エージェントからの紹介をもらう方法になるでしょう。
なお、未経験からマーケティング職への転職に活用したい転職エージェントは、リクルートエージェント 、マイナビエージェント、ビズリーチ です。
リクルートエージェント :言わずと知れた最大手。案件数が最も多い会社なので未経験でもマーケティング職に挑戦できる会社は見つかる可能性が高いので迷ったらここから申込するといいです。
参考>>リクルートエージェントが実際に使ってみて推しだったので評判を書いときます|結局はエージェントとの相性による点は注意です
マイナビエージェント:若手の転職支援が強いです。特に金融出身者に頼もしい金融専門チームがあるため、ぼくの読者に多い銀行員含む金融機関の方は利用価値が高いです。
参考>>マイナビエージェントの金融専門チームって?金融機関出身者でキャリアップしたいなら利用価値あり
ビズリーチ : 他の転職エージェントが持っていないような役職、ポジション、待遇等を兼ね備えた求人をスカウトを通じて紹介してもらえる可能性が高いです。
実際に自分が未経験からWebマーケティング職に転職する方がいいのか、一度は同じ職種で転職し中に入ってから社内異動でマーケティング職にいったほうが良いのかを客観的にアドバイスをもらう先として気軽に相談してみるといいと思います。
転職する前にはマーケティングの独学はしておきたい
無事に転職が決まってからも必ずWebマーケティングの勉強は必要になります。
入ってからWebマーケティングの単語を知るよりも、入る前から基礎知識は身につけてから転職をしたほうが良いスタートダッシュは切れることでしょう。
できれば、何かしらの実績を転職前に作っておく方が無難です。
Webマーケティング職のための実績として、例えば
- SNSのフォロワー5,000人を達成した
- ブログで月10万PVを達成した
- YOUTUBEで登録者1,000人を達成した
など独学で学びつつ何か数で実績を出せるとわかりやすいですし入ってからも個人のアカウントを武器にできる点は強いです。
まずは独学で本を読んでみて、実践を何かしら上記で行いつつ盤石の態勢で中でも未経験からWebマーケティング職に転職したいならマケキャンbyDMM.comを活用してみることも1つかと思います。
なぜなら未経験からWebマーケターへの転職保証があったりするからです。
参考>>【評判】マケキャンbyDMM.com(元DMMマーケティングキャンプ)のメリット・デメリット
Webマーケター向けのスクールはマケキャン以外にもプログラミングで有名なテックアカデミーはWebマーケテイング全般から学べたりします。
参考>>【評判】TechAcademy(テックアカデミー) Webマーケティングコースのメリット・デメリット
各社の比較の記事はこちらに貼っておきますので気になる方はご覧になってみてください。
つまりは、まずはご自身で勉強をしてみて加えて実践を何かしらで積んでから未経験業界に転職に臨むことでミスマッチも少なくできますし入ってからの上達速度も変わってくると言えるでしょう。
まとめ Webマーケターは年収以上のうまみあり
今回は、Webマーケターの年収をテーマに記事をお届けしました。
Webマーケターの平均年収は541万円ですが、副業に活かせられる、自宅含め場所を限らず仕事をできる、自分自身のマーケテイングにも活かせられる点から若いうちになれると将来の選択肢を広げられるのではないかと思います。
今回の記事がWebマーケターの年収に関して少しでも参考になれば幸いです。
ありがとうございました。