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スキル

銀行員に必要なスキルは変わってきた|資格に加えてやっとくといいこと2つ

銀行で働いていると、銀行員としてうまくやるためのスキルや出世のための資格取得はしていくものの、それだけでいいのか悩むことがあると思います。

銀行員になれば一生安泰の時代ではなくなり、個人のスキルを伸ばしていかないといけなくなりました。

今回は、銀行員に必要なスキルは変わってきたため資格に加えてやっとくといいこと2つ、というテーマで記事をお届けします。

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基本的なベーススキルはつけておく

ぼくが就活をして銀行に入った時には、TOEICやエクセルができるといいと言われていました。

もちろんそれは今も変わらず、TOEICについては将来海外のマーケットを狙う上で英語の学習が必要でしょうし、国内企業でも英語の契約書でやり取りをする例も聞いたことがあります。

作業効率を上げるためにエクセルも欠かせないスキルでしょう。

これらのスキルはあるとベターなもので、銀行員としてのベーススキルは個人営業勤務であれば、お客様に商品を提案できるだけのヒアリング力、商品知識、税務知識などになります。

銀行内で出世に必要な資格は最低限取っておく

銀行に新卒入社すると業務上必要になる資格と、出世するために必要になる資格の取得があります。

資格に関しては、残念ながら大半が銀行内でしか使えない不要な資格が多いです。

ただ、出世には必須なのでそれを最小限の努力で取ることはおすすめします。

銀行を辞めてしまうと不要になるというものであり、現状まだ辞めない、辞める予定もない方にとっては嫌でも取れるようにしておきましょう。

なお、業務上必須な資格でしかも簡単な分類の損保一般試験生保一般試験、そして生保専門・変額試験を落とした時の生きずらさはなかなかなものだと思います。

銀行員が出世の上で必要になる資格や、転職に役立つであろう5つの資格に関して下記記事に詳しくまとめていますので気になる方は合わせてご覧になってみてください。

参考>>銀行員が出世するのに必要な資格は10個以上の話

参考>>転職に活かせるおすすめの資格5つの話

銀行員が身につけておきたいスキル2つ

銀行員が社内外に通用するようになるために必要なスキルとして下記2つのスキルを身につけていくと良いでしょう。

  • ITに繋がることでスキルをつける
  • 本業に繋がるスキル

銀行員でITに詳しい人はほとんど見たことがありませんが、ITスキルが必要だという認識はおそらくこの記事をご覧のあなたもあるのではないでしょうか。

積極的に自ら学ばない限り身につけていきにくいスキルなので意識的に取り組んでいきたいものです。

また、本業に繋がるスキルは社内で結果を出せている方が社内の出世も、転職においても活用できるので業務に還元できるようにスキルアップしていきたいものです。

ITに繋がることでスキルをつける

資格を取得できた後、もちろん合間でできるバイタリティがあれば大丈夫ですが、ITに関することは勉強していて得しかないと思います。

理由としては、銀行員をしていてITスキルが身に付くことはあまりないからです。

ほかの企業も実際はそうかもしれませんが、ぼくが銀行員だった時にはそのように思ってましたし実際今もそうだと思います。

つまり、ITスキルを身につければほかの行員と差別化ができます。

転職時にもし未経験からIT業界に行きたいとなった時にスキルあれば歓迎されますし、最悪なくても興味がないといけないです。

もしほかの業界でもITスキルはあって困ることはないと思ってます。

未経験からWebマーケティング業界への転職に関してはこちらの記事に詳しくまとめてありますので是非ご覧になってみてください。

参考>>Webマーケティング業界に転職したい時の転職先の見つけ方・転職企業の選び方【未経験でも可能】

具体的なITスキル

ITスキルですが、具体的にはWebマーケ、SNS、プログラミング、Webライティング、など色々上げられます。

実際にご自身が無理なく学んで活動できるとすればSNS、ブログでの運用が一つだと思います。

銀行員でも、匿名アカウントで活躍されている銀行員アカウントも多いです。

ブログもおすすめで、その理由はブログ運営をすることで包括してWebマーケ、Webライティングを学んで実践できるからです。

手軽に始めるならSNSでスキルを磨いていくのがいいと思いますが、勉強することがベーススキルとして身に付いている銀行員であればより体系的にITスキルを学んでも良いでしょう。

その場合には独学かスクールを活用する方法がありますが、期間を区切り成果を出すためにはスクールの活用も視野に入れるとより効率的に道を間違えずに取り組めそうです。

参考までにスクールの選び方に関しても記事をまとめていますので合わせてご覧になってみてください。

参考>>【未経験向け】webマーケターにスクールは必要?マーケティング自体は学んでからの方が吉

IT関連の資格でスキルの見える化が必要に

銀行員がITスキルを日常的に身に付ける機会は少ないため、昇進要件の一環として以前より位置づけられている資格取得によってITスキルを身に付けてもらう機運が高まっているようです。

2022年になり、DX(Digital Transformation / デジタルトランスフォーメーション)人材が今のバズワードですが資格取得によってIT関連のベーススキルを身に付けてもらおうというものです。

具体的な資格として、ITパスポート、MOSあたりの取得奨励をしているようです。

しかしながら、資格を取っただけでは「スキルを使える」訳ではありません。ご自身でも何かしらの実践を積む必要があるので、やはり意識的にアウトプットを行う必要がありそうです。

本業に繋がるスキル

先に差別化の観点でITスキルの話をしましたが、実際は今いるポジションでの仕事をしっかりやることが大事です。

銀行員の仕事は、どこの部署に配属されていて、どのポジションになるかによって様々です。

ただ、大抵の社員は大きく分けるとすると営業か事務になると思います。

営業であれば営業に関することを、事務であれば事務に関することで成果を出すことにまずは専念してスキルを身につけていきましょう。

本業に活きるスキル:営業編

元々信託銀行にいたときには内勤と外回りで営業経験を積んできました。

営業であれば、プロセスは大きく3つに分けられます。

  • 営業に向かうまでの準備
  • 営業時の提案の流れ
  • 営業後のフォロー

それぞれでの準備があると思います。

それに対する改善をしっかり行うことが大事です。

その改善を重ねた結果、本業で活きるスキルが身についていきます。

なお営業職から仕事を変えるとしたときに検討しておきたい職種の一つにITスキルをフル活用するWebマーケティング職があります。

営業とWebマーケティング職の相性は良く、異動や転職が決まると今後のキャリアの幅も広がるといえるでしょう。

参考までに営業職からWebマーケティングに転職しやすい理由と方法に関して詳しくまとめていますので合わせてご覧になってみてください

参考>>営業職からWebマーケティングに転職しやすい理由と方法

本業に活きるスキル:事務編

事務なら検討していく改善点は下記3つに分かれます。

  • 今までのやり方きちんと理解する
  • 現状よりも早く件数をこなせる仕組みを作る
  • ミスを減らせる仕組みを作る

事務の仕事だと、普段はルーティーン化していてつまらないことが多いと思います。

銀行でも内勤、外回りの営業を終えてからお客様から頂戴した帳票の整理をしていたので事務の経験は0ではないです。

ただ、事務の仕事も日々の業務はルーティーンになりがちですが、ルーティーン化させないために、いかに早く終わらす仕組みにするかとかミスを減らせるかといった視点を持つことで、本業に活かせるスキルが身についていきます。

また日々の業務の改善にも目に見えていかせるので、楽しんで仕事に打ち込めると思っています。

スキル不足で成果が出ないとき

ぼく自身も銀行員の時に本業へのスキル不足で実績がでなくつらいことがありました。

営業だとそういう時は往々にしてあります。ぼくも全然数字の上がらない時がありました。

本業から逃げてエクセルだTOEICだのソフトスキルに逃げないことが大事です。

ご自身にとってはやっていることはどれも価値のあることだと思います。

ただ、本業で成果を出すことから逃げると銀行は鬼の詰めが待っているため、自分のできる改善はやりつつ、加えて上司を巻き込みましょう詰めてくる上司も、結局その上から詰められるわけで、できないとみんな困ります。

巻き込めば一緒にやってくれるので無理せず上司に頼りましょう。

とはいえ、どうしても今の環境ではスキルも身に付けられる環境にない、仕事が終わってから勉強する暇もない時にはまずは環境を整えることが大事かもしれません。

もちろん、今の本業のスキル自体は会社にいながらも身に付けられるとは思いますが、新しくITスキルを身に付ける場合には環境の整備は必須です。

ぼくの場合は、今のフィンテックベンチャーに転職してからITスキルを身に付けていきましたが、職場環境を変えたことで身に付けることができました。

参考>>職場環境が悪い時は当然パフォーマンスも下がる話|職場環境が変わると日々の生活は好転します

スキル不足で使えない銀行員になる前に

銀行員として身につけておきたいスキルはITに繋がること、本業に繋がることと記載しましたが全員が理想的にスキルを身につけられるわけでもないでしょう。

特に年齢を重ねるごとに新しいスキルを身につけていくことは難しくなってきますし、新しいことに挑戦しなくともポストもある程度上がっており年収も高くなっています。

若手銀行員であれば、スキルを身につけていくとともに、転職するとどの程度の年収のどういった仕事があるのかを確認しておくことが大切かと思います。

ぼくの場合は転職するしない関わらず2年目からリクルートエージェントを利用し、本格的に転職活動を行ったときにはビズリーチを利用しました。

転職をしないタイミングで転職エージェントに確認すると失礼なのかなと遠慮してしまいますが、エージェントにとっては将来有望な若手銀行員からの相談であれば前向きに聞いてくれることでしょう。

参考>>銀行員は転職で使えないのか?本当とうその話

まとめ 資格勉強以外にもスキルを磨くことが大事

今回は銀行員が資格に加えてやっておくといいこと2つとしてITに関すること、本業に繋がることを記載しました。

本業に繋がるスキルに関しては、今やっている業務を一生懸命こなす中でご自身なりの価値を出せるようになれるまでスキルを磨いていくと良いでしょう。

ITスキルに関しては、銀行員をやりながら業務で身につけていくことは難しいのでご自身で積極的に身につけていく必要がありますが、身につけておいて損はないスキルです。

今回の記事が少しでもスキルセットの面でお役立てできれば幸いです。

ありがとうございました。

ABOUT ME
ゆーたろー
フィンテックスタートアップ株式会社MFSのマーケティング担当。 新卒で大手信託銀行に入社。 銀行員時代取得した資格は15個以上。 このサイトでは銀行員の転職を皮切りに、キャリア形成や、銀行員で培った資産運用の話をメインに少しでもお役立てできるようにサイトを運営していきます。
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