社会人になって数年、今の仕事を覚えたものの次にステップアップや自分の知識をつけたいから何かしたい。
そうだ資格を勉強しよう、だけど何を勉強したらいいのかな、と思い立ったことはありませんか。
今回は、ノースキルで取れるおすすめの資格はあると聞かれたらFP(ファイナンシャルプランナー)資格を推す理由、というテーマで記事にします。
目次
資格自体は無数にあるので本当は好きなもので良い
これから資格勉強をする中で、資格自体は無数にあるため何をとっても本来はいいと思ってます。
ただ、せっかく取るのであれば下記に気を付けてとっていくことが良いでしょう。
- 今の会社もしくは転職後に活かせる
- 独学でも取れる
- 自分の興味がある
- 自分が好き
つまり、取った後活かせることや独学で取れるようなもの、自分が興味を持っているもしくは好きな分野の方が社会人をやりながらであれば時間の合間を縫って取ることができるはずです。
無数ある中でFP(ファイナンシャルプランナー)資格が良い理由
ぼく自身は銀行員時代に15個程度資格を取ってきましたが、ほとんどは銀行業務に関する資格でした。
転職にも活かせるなと思った資格は、
- FP資格
- 宅建士
- 証券アナリスト資格(1次まで)
この3つで中でもFP資格は個人の資産形成にあたって必須になるような知識を網羅的に理解できる資格でした。
他の2つについて、両方とも独学で取れますが難しい点が共通してました。
宅建士は取る過程で知ってて損はない不動産に関する知識は身に付きますが難しいですし、証券アナリスト資格も財務・証券・経済といった試験範囲を知ってて損はないですが難しいです。
独学でも宅建は取得できますが、難易度はFPよりも高めになり下記に開設記事を載せますので合わせてご覧になってみてください。
参考>>宅地建物取引士(宅建士)の難易度ってどのくらい?年20万人が受ける人気資格かつ難しい
FP資格であれば、
- ノースキルでも取得できる
- 独学で取得できる
- 個人の資産運用、資産形成に関して網羅的に学べる
- 将来独立できるかも
- 金融機関への転職には少なくとも活かせる
上記5つのメリットはあるのでノースキルでおすすめの資格は何かないかと言われるとFP資格はおすすめできます。
ノースキルでも取得できる
FP資格を取ることで個人の資産運用、資産形成に関してライフプラン、税金、不動産、相続などの個人のお金に関することを網羅的に学ぶことができます。
学校でお金のことを学べましたか、と聞くと、きっと答えは学べなかったと思います。
FP資格であれば、下記6項目に関して網羅的に学んでいきます。
- ライフプランニングと資金計画
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- リスク管理
- 不動産
- 相続・事業承継
勤めている会社が金融機関や、不動産会社、税務署といったお金や不動産に関連するところでなければ上記のことを考えることも実務で経験することもないと思います。
FP資格に関連する業界で働いていると当然取得はしやすくなりますが、関連しない会社で働いていてノースキルでも勉強すれば取得できるのはFP資格の良い点です。
独学で取得できる
FP資格は特別な学校に入る必要も、スクールに通う必要もありません。
原則、テキスト教材と問題集を購入すれば独学でも十分取得可能です。
次でも詳しく書きますが、独学でも取得できて将来の為に知っていて損のない個人の資産形成を網羅的に学べる資格はFP資格くらいです。
FP資格の独学での勉強方法はこちらにまとめていますので合わせてご覧になってみてください。
参考>>ファナンシャルプランナー(FP)は独学でも合格可!ただし金融未経験はハードル上がって難しい
個人の資産運用、資産形成に関して網羅的に学べる
FP資格であれば、下記6項目に関して網羅的に学んでいきます。
- ライフプランニングと資金計画
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- リスク管理
- 不動産
- 相続・事業承継
FP資格は1~3級までありますが、3級から上記の6項目に関して網羅的に学んでいきます。
試験の難易度は3級から1級に上がるにつれて難しくなりますが、FP資格は原則3級から順番に受けていかないと受験資格がそもそももらえないので順番に取っていきましょう。
FP3級と2級の難易度に関しては下記記事にまとめています。
FP3級の難易度に関して>>FP3級の難易度ってどのくらい?金融出身者なら楽勝、それ以外の人ちょいむずです【合格率・勉強方法も解説】
FP2級の難易度に関して>> FP2級の難易度ってどのくらい?金融出身者でも3級と比べ急に難易度上がります【合格率・勉強方法も解説】
金融、不動産、税金に関して知識がないとしたときに実務で経験することは難しいですし、学ぶにしても何からやっていいかわからないのが本音だと思います。
FP資格であれば、個人の金融、不動産、税金に関してマルっと勉強することが可能です。
将来独立できるかも
せっかく苦労して取得した資格も活かせられなかったらもったいないですよね。
ただ多くの資格は取ったら取りっぱなしで活かせられないのが実情でしょう。
FP資格であれば、せめて2級まで取れれば将来独立の道も見えてきます。
手に職をつけたい、何か自分の誇れる資格が欲しい、要は将来困りにくい資格って何かを考えた時にFP資格であれば十分活かせられる資格になります。
金融機関への転職には少なくとも活かせる
FP資格を取れれば、個人の資産運用、資産形成、保険を活用した節税、ライフプランニングといった個人のお金周りに関する知識は一通り身に付いています。
つまり、金融機関への転職に寄与させることは十分可能になります。
具体的には、銀行のコンサルティング営業職(個人営業職)、銀行の住宅ローン販売、などの門戸は開かれるでしょう。
銀行の個人営業職に関してはこちらの記事にまとめていますので合わせてご覧になってみてください。
参考>>銀行の個人営業(リテール)のリアルってどんな感じかまとめてみた
FP資格を取得することのデメリット
FP資格を取ることのメリットはわかったけど、FP資格を取得することのデメリットはないのか、と言われると以下はデメリットかもしれません。
- 金融知識なしだと3級でも少し難しく感じる
- 数十時間は勉強するので勉強時間が取れない人は難しい
FP試験を受けるにあたってのデメリットがあるくらいで取得自体に大きなデメリットはないと考えます。
万が一FP試験に落ちたとしても、勉強したことは今すぐにご自身のお金の話に応用が効くのでむしろ積極的に取っていて毒はないと思います。
遅かれ早かれお金のことを勉強しようかなと思っているのであれば、勉強してそれが資格になった方が目に見える形で返ってくるので良いのではないでしょうか。
まとめ とりあえずの資格にFP資格はおすすめ
今回は、ノースキルで取れるおすすめの資格あるって言われたらFP(ファイナンシャルプランナー)資格を推す理由、というテーマで記事をお届けしました。
もちろん、将来やりたいこと、目指す方向、好きなことが決まっていてその為の資格勉強が必要であればそちらを最優先すると良いでしょう。
そうではなく、何となく将来の為に資格を取っておきたい、とはいえこれから勉強するとしたら何がおすすめという目線ではFP資格は良いと思います。
今回の記事が、これから資格取得をしようと思っていて少しでも参考になれば幸いです。
ありがとうございました。