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宅地建物取引士(宅建士)の難易度ってどのくらい?年20万人が受ける人気資格かつ難しい

銀行員であればたくさんの資格を取得することになりますが、もし宅地建物取引士(宅建士)を持っていれば資格保有者の中では必ずや他の銀行員と一線を画すことができるでしょう。

宅建士と言えば人気国家資格の一つであり、ライバルも多く受け難易度も難しいものになります。

今回は、宅地建物取引士(宅建士)の難易度ってどのくらい?年20万人が受ける人気資格かつ難しい、という記事をお届けします。

宅地建物取引士(宅建士)とは

宅地建物取引士(以下、宅建士)に関して簡単にお届けします。

宅地建物取引士とは、試験に合格し、試験を実施した都道府県知事の資格登録を受け、かつ、当該知事の発行する宅地建物取引士証の交付を受けた者をいいます。

引用: 一般社団法人 不動産適正取引推進機構 宅地建物取引士とは

試験というのは、宅建士試験のことを指しており、宅地建物取引業を営むためには、宅地建物取引業法に基づいて、国土交通大臣又は都道府県知事の免許を受ける必要があります。

つまりは、宅建業を営むために宅建士の試験に合格することが必要ということです。

宅地建物取引士(宅建士)の業務

宅建士の主な仕事は大きく3つです。

  • 重要事項の説明
  • 重要事項の説明書面への記名・押印
  • 契約書への記名・押印

上記の業務は、宅建士しか行うことができないものになります。

宅建士しかできない業務だからこそ、資格を持つ存在価値が上がります。

宅地建物取引士(宅建士)の難易度と合格率

宅建士の難易度は、数ある士業の中では簡単な分類ですがFP2級貸金業務取扱主任者といった資格よりははるかに難しいものになります。

合格率はこちらです。

科目合格率
宅建士15~17%前後

2019年の場合、受験者数は22万694人(2019年)でうち合格率は17%でなので合格者は3万7481人でした。

毎年約3万人近く合格して宅建士になれるわけですが、試験は受験者のレベルによって合格点は上下しており、受験者もしっかり勉強して望んでくるので必然的に難易度は高くなります。

宅地建物取引士(宅建士)に落ちた時 

宅建士に落ちた場合は、来年再受験ができます。

1度落ちた場合には来年まで待たないといけないため、是が非でも初年度で合格を狙う方が効率的です。

万が一資格を取れなかった場合には、所属する会社から指令の場合で不動産会社や銀行の不動産部の場合は上司に怒られる可能性ありです。

ぼくは銀行員時代に2回落ちていて、少々上司に怒られた経験があります。

5問免除を受けていたら3年以内に合格したい

宅建士を受けると、最後の5問を免除してもらえる5問免除なるものがあります。

合格のチャンスを広げるのであれば5問免除は取っておく方が無難です。

というのも、2019年の登録講習修了者の合格率22.9%で非受講者より5%も高い結果になったことを踏まえると5点初めからもらえているのは大きいということになります。

5問免除は、国交省のHPから登録講習を受けに行けば受講が可能で、半日の座学と試験を受けると取得できます。

試験を受ける必要がありますが、99%落ちないのでご安心ください。

ただし、5問免除は試験3回分しか使えなく、もし3回落ちた場合には再度5問免除を取る必要があります。

宅地建物取引士(宅建士)の試験内容

宅建士の試験内容はこちらです。

  • 権利関係(民法)から約14問
  • 宅建業法から約20問
  • 法令上の制限から約8問
  • 税金その他から約8問

民法と宅建業法だけで約34問あります。

極論言うと民法と宅建業法を満点取れればほぼ合格点まで到達するため、重点的に勉強する項目になります。

なお、試験の方式は試験会場にてマークシート形式によって実施されます。

宅地建物取引士(宅建士)の合格点

宅建士の合格点は明確に何点ではなく、50点満点のうち例年65~70%前後の点数を取れれば合格になります。

余裕を持って満点の70%以上(35点)得点するように勉強を進めていきましょう。

宅地建物取引士(宅建士)の問題数と試験時間

宅建士の問題数はこちらです。

  • マークシート形式:50問(120分)

マークシート形式での問題が50問で120分の試験となり、試験時間は13時から15時となります。

試験開始前の12時30分から受験に際しての注意事項の説明が行われますが、ギリギリの到着でも受験はできます。

宅地建物取引士(宅建士)が受けられるタイミング

宅建士が受けられるタイミングは年1回の10月開催になります。

試験会場は全国の主要都市です。

試験の出願は2つの方法で可能です。

  • インターネットによる申込:毎年7月上旬から中旬まで。
  • 郵送による申込:毎年7月上旬から下旬までです。

受験票の写真を用意したり、受験料の振込手続きをして控えを同封したりしなければならないので、ゆとりを持って準備しましょう。

宅地建物取引士(宅建士)を受ける時は他の試験は控える方が無難

宅建士は毎年1回10月に開催されますが、9月にはFP試験があったり、11月は貸金業務取扱主任者の試験があります。

強欲に全部うけるのも一つですが、おそらく集中が分散するのでおすすめはしません。

宅建士を受ける時には前後2か月の試験は控える方が無難だと思います。

宅地建物取引士(宅建士)の試験料

宅建士の試験料はこちらです。

  • 7,000円

銀行振り込みにて対応をしてくれます。

宅地建物取引士(宅建士)の勉強方法

宅建士の勉強方法ですが、独学でテキスト勉強と過去問演習は必須で心配があればスクールの利用を検討すると良いでしょう。

スクールでいうと、今や塾のように対面で受ける必要はなくオンラインスクールや通信教材で対策はできるのでそれでよいかと思います。

ぼくは合格した時にはテキスト、過去問演習、オンラインスクールにて合格を勝ち取りました。

オンラインスクールに関しては、スマホとパソコンで資格学習のオンスクが割といいと思ってまして、理由は他の資格勉強も同時に学べるからです。

もしオンラインスクールを活用するのであれば、他の資格も見据えて申込をするのがコスパ的にいいと思います。

また、なんとしても今回の受験で合格を目指すのであればフォーサイトを活用するのも一つです。

合格率は全国平均の4.21倍であり、バリューセット2を使えば不合格時の返金保証がついています。

一度大きな金額を払うことになりますが、万が一落ちた際には返金されるのでその場合には実質無料になるのと教材の中身に直前対策をやってくれるのは個人で独学をやる中ではメリットは大きいと言えるでしょう。

宅地建物取引士(宅建士)の独学の場合

独学で勉強する場合はこのようにぼくは勉強しました。

  1. 一通り過去問を解く
  2. 過去問で間違っていたところの問題解説をわかるまでやる
  3. その時にテキストに戻って見直す
  4. 見直すだけでなく、なぜ間違えたのかをしっかり紙に書いて理解する
  5. 再度問題を解きなおす
  6. 以下2~5の作業を延々繰り返し過去問については3周は行う

地道にこのようにしていって解ける問題を減らしていくのが方法です。

なお、通勤の合間、食事中、昼食休憩中はオンラインスクールを使って目と耳で勉強をしました。

宅建合格の独学に関して、詳しくはこちらの記事にまとめています。

参考>>宅建に2度落ちた銀行員が3度目で合格した試験直前の独学方法とは?

宅地建物取引士(宅建士)の問題集と過去問

宅建士の問題集と過去問はこちらを使っていました。

テキストと過去問は独学の場合は必須です。

先ほど記載したような、フォーサイトを活用するのであれば費用の中に教材費も入っているのでむしろ買わなくても良いでしょう。

テキストと過去問はこれと決めた1冊ずつを購入してそれを反復して勉強するようにしましょう。

色々買ってしまうと目移りして結局やり切れずに不完全燃焼になる可能性が上がります。

宅地建物取引士(宅建士)の勉強時間の目安

宅建士合格のための勉強時間に関しては、合格した年だけを考えるとだいたい200時間だったと記憶しています。

土日で10時間、平日どこかで3時間、1週間で35時間程度の勉強を2か月ほど時間を取れれば合格はできそうです。

勉強時間は多いに越したことはないですが、長くとりすぎてもだれてしまうので2,3か月前から勉強を行っていきましょう。

取れる問題をしっかり取る 

宅建士はマークシート形式での試験です。

問題によっては全くわからないものも出てきますが、どれか回答すればあたる可能性はあります。

必ず全問埋めて帰宅するようにしましょう。

試験に臨む前に、頻出の分野に関してはしっかり準備をすることが大事です。

例えば、宅建業法ではこちらが頻出です。

  • 免許
  • 宅地建物取引士
  • 営業保証金
  • 35条書面
  • 37条書面
  • クーリングオフ

頻出分野に関しては今後も出る可能性が高いため重点的に勉強して対策していきましょう。

勉強なしは間違いなく落ちる

宅建士を勉強なしで受ける人は少ないとは思いますが、勉強なしだと当然に落ちます。

もし受験者の方が銀行で不動産業務をしている、不動産関係の仕事をしているとしても試験は別なので油断せずに勉強が必要になります。

一発で合格するように勉強しましょう。

宅地建物取引士(宅建士)の合格後の流れ

宅建士に合格すると免許を受け取ることができるようになります。

免許を受けるためには、資格登録を行う必要がありますが要件はこちらです。

  • 宅建業の実務経験2年
  • 登録講習を受講する(2万円程度)

資格登録をしておけば、法定講習を受講することで、いつでも宅建士証の交付申請ができます。

なお、宅建士資格試験合格の効果と、資格登録については、有効期間がないのです。

今すぐ免許が必要ない方は、一旦取得だけしておいて後から資格登録を行い免許を受けとるでも良さそうです。

宅地建物取引士(宅建士)の求人

宅建士の求人は原則は銀行員なら不動産業務に就くことや不動産業界への転職に役立てられます。

なお宅建士を取得した銀行員が転職活動を行うのであれば下記エージェントがおすすめです。

doda:大手企業の求人も多いです。銀行員からの転職者も良く使っている印象です。

リクルートエージェント :言わずと知れた最大手。案件数が最も多い会社なので未経験でも挑戦できる会社は見つかる可能性が高いので迷ったらここから申込するといいです。

マイナビエージェント: リクルートに次ぐ大手。若手の転職支援が強いです。

転職するしないに関わらず今転職活動した時のリアルな市場価値を知れる機会をエージェントは無料で提供してくれるので気軽に利用してみてはどうでしょうか。

ちなみにぼくは2年目から転職エージェントを活用していました。

まとめ 宅建士を取得できると差をつけられる

今回は、宅地建物取引士(宅建士)の難易度ってどのくらい?年20万人が受ける人気資格かつ難しい、という記事をお届けしました。

宅建士は、誰でも受けることができる資格で少なくとも不動産業界に勤務する人には必須に近い資格になります。

受験者の15%~17%程度は合格できる宅建士ですが、人気の高い国家資格で受験者は多く難易度も高いため、受験する際にはしっかり1度で合格できるように勉強を進めていきましょう。

この記事が宅建士の難易度、合格率、勉強方法に関して少しでも参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

ABOUT ME
ゆーたろー
フィンテックスタートアップ株式会社MFSのマーケティング担当。 新卒で大手信託銀行に入社。 銀行員時代取得した資格は15個以上。 このサイトでは銀行員の転職を皮切りに、キャリア形成や、銀行員で培った資産運用の話をメインに少しでもお役立てできるようにサイトを運営していきます。
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