第二新卒から転職を検討する際に、今いる会社が大手企業である場合、大手企業への転職はできるイメージを持ちやすいですがそうでない場合、第二新卒から大手企業に転職できるものか不安になりますよね。
大手企業が一生安泰ではなくなってはいるものの、給与レンジが高く、福利厚生や社員の教育制度が充実していることからも大手に行けるのであれば目指しておきたいのではないでしょうか。
今回は、第二新卒から大手企業への転職は可能かどうかに関して記事をお届けしていきます。
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目次
第二新卒から大手への転職は可能
第二新卒で大手企業への転職は可能です。第二新卒とは、明確な定義はありませんが年齢としては22歳から26歳程度で、大学卒業後から新卒3年目までを一般的には指します。
第二新卒でも大手企業に転職できる理由としては、大手企業は新卒入社だけでなく中途採用も積極的に行っているからです。また、せっかく新卒採用を行った新入社員の約30%は退職してしまう傾向にあります。
せっかく採用した新入社員も3年以内に辞めてしまうことを考えると大手でも同じ辞めた社員の抜けた分を採用したいと考えられるでしょう。
第二新卒を大手が積極的に取るとすると
新入社員で会社に入社する場合には、社会人のマナーなどの基礎を一から学ぶ必要がありますが第二新卒であれば大なり小なり身につけていると想定されます。
その上で大手が第二新卒を積極的に採用をするとすると下記のようなメリットがあると言えます。
- 新卒と比べて、社会人のマナーといった研修不要
- 即戦力な人材
- ポテンシャル
ただし、誰でも簡単に通過できるわけではないですし、一般的には第二新卒は転職が難しいとも言われています。
第二新卒の転職が難しいとされる理由
第二新卒の転職が難しいと言われる理由は必ずしも一つだけではなく、複数の理由が組み合わさって、転職が難しいというイメージがついています。
- すぐに辞める人材であると採用側から見られやすい
- 辞めた理由の共感が得られにくい
- これまでの実績が少ない
- コミュニケーション能力に疑いを持たれる
具体的に見ていきましょう。
すぐに辞める人材であると採用側から見られやすい
第二新卒というのは、新卒で入社した入社3年未満の求職者であると定義されています。
3年弱しか働いていないにもかかわらず、転職を考えている人あるということなので、企業側からすると、せっかく採用してもまたすぐに転職していなくなってしまうのではないかとみなされてしまうおそれがあるのです。
第二新卒はすぐに辞める人材であるという評価を受けやすく、それが転職を難しくしている理由の一つになっているのです。
辞めた理由の共感が得られにくい
第二新卒の人が前職を辞めた理由としてよく挙げるのが、「思っていた仕事と違った」や「自分には合わない仕事だと感じた」といったものです。
これらは本人にとっては切実なものかもしれませんが、企業側からすると、「その程度の理由で辞めてしまうの?」という驚きを持って受け止められるものばかりです。
面接などで転職理由を聞かれた場合に、このように企業側の共感が得られにくい理由を言ってしまうと印象が悪くなってしまい内定を獲得するのが難しくなります。
その結果、第二新卒は転職しにくいと言われるようになってしまっているというわけです。
これまでの実績が少ない
第二新卒者は、これまで働いてきた年数が3年弱しかないので、実績を問われても企業側が期待するような内容を話せないことが珍しくありません。
採用内容が即戦力なのか未経験優遇なのかにもよりますが、未経験優遇としても今の会社でどのような実績を残したのか、残そうとしてきたのかは必ず確認します。
採用する側としては、新卒ではない以上、ある程度の実力を有している人を求める傾向があるため、どうしても第二新卒者は物足りないという評価になりがちです。
コミュニケーション能力に疑いを持たれる
第二新卒者の中には、転職の理由を聞かれた場合に、職場の上司や同僚との人間関係がうまくいかないので環境を変えたいといった話をする人が少なくないようです。
実際にそうだったとしても面接の場などで口にすべき話ではありませんが、社会人経験がそれほどないがゆえに質問されたら素直に話してしまうのでしょう。
企業としては、そのような話を聞かされると、本人のコミュニケーション能力に問題があるのではないかという疑いを抱いてしまいます。
結果的に第二新卒者の採用に腰が引けるようになってしまうのです。
参考>>第二新卒の転職は難しい?難しいと言われる理由とうまくいくための方法を解説
第二新卒者が大手転職を成功するための方法
第二新卒で大手への転職を成功するための方法としては下記のポイントを意識したいです。
- 第二新卒を積極的に採用している大手に応募を行う
- 第二新卒者に期待されていることを理解しておく
- 転職に適した時期を知っておく
- 第二新卒専門のエージェントを利用する
具体的に見ていきましょう。
第二新卒を積極的に採用している大手に応募を行う
第二新卒を積極的に採用している会社に応募を出すことを大前提にしておきたいです。見分けるコツとしては、募集要項の経験年数と求めるスキルになります。
募集要項の経験年数が、未経験可能から3年までであれば第二新卒でも十分要件を満たせるでしょう。
スキルに関しても、上記の年数をベースに求められるスキルの記載がありますが未経験であれば経験がなくとも採用の機会はあります。
第二新卒者に期待されていることを理解しておく
第二新卒だからといって、企業側が何も期待していないわけではありません。第二新卒を募集している企業が、転職者にどのような期待を持っているのかを事前に調べておくことは重要です。企業側が期待していることは、必ずしも一つとは限りません。
例えば、基本的なビジネスマナーを身に着けていることや、本人の中で将来のキャリアプランが構築できており自社のビジネスに何かしら貢献できそうであることなどです。
採用プロセスの中で、企業が何を求めているかを正しく見極め、それに合わせて自己をアピールするようにすれば、例え経験不足の第二新卒であっても採用してもらえる可能性は高まるでしょう。
転職に適した時期を知っておく
実は第二新卒は年間を通じて満遍なく募集があるわけではなく、ある時期に募集が増える傾向があります。それは4月と9月、10月です。
4月については新入社員の入社に合わせて第二新卒者を採用しようと考える企業が多いため、募集が増えやすくなります。一方、9月や10月は、人事異動や転勤によって欠員が生じやすい時期だけに、空いた穴を第二新卒で埋めようと考える企業が多いのです。
そのため、もし転職活動をするのであれば、この時期を狙って行動するのがおすすめです。
事実、この記事を記載している私も10月末に転職を行いましたが企業の異動に合わせて転職をしたため転職しやすいタイミングをきちんと押さえておくことは大切です。
また、転職する時期に合わせるためには前もって活動をしておく必要があり、10月に転職したいのであれば余裕を持ってその年の4月から転職活動をしておきましょう。思いのほかスムーズに転職ができないことも想定しておきましょう。
第二新卒専門のエージェントを利用する
多くの第二新卒者にとって転職活動を行うのは初めてのはずです。自己流で行動していてもうまくいかないケースがほとんどです。
そこで、第二新卒の転職支援を専門に行っているエージェントの力を借りてみましょう。転職エージェントに登録すれば、経験豊富な専任のキャリアアドバイザーに相談に乗ってもらえるようになりますし、履歴書や職務経歴書の書き方や、面接における応対の仕方についてまで詳細にアドバイスを受けることが可能になります。
そういったアドバイスを活用すれば、転職に成功する確率が大きく上昇するはずです。なお、転職エージェントは担当者との相性によっても転職活動へのパフォーマンスは変わってきますのでいくつか合わせて登録しておきたいです。もちろん、いくつ登録しようが無料で利用できるので気になるところは活用してきましょう。
第二新卒の若手が利用しておきたい転職エージェント・サイト
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ぼくの場合は転職するしない関わらず2年目からリクルートエージェントを利用しました。 銀行の同期や後輩が利用をして担当者が親身だったというのがdodaです。
マイナビエージェント については、金融向けの転職支援が厚く銀行時代の同期後輩が良く利用していました。
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参考>>リクルートエージェントが実際に使ってみて推しだったので評判を書いときます|結局はエージェントとの相性による点は注意です
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参考>>【評判】doda(デューダ)の転職エージェントは親身な対応を受けたいなら利用価値あり
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これらはエージェントになるので、実際に転職するとどういうところがあっているのか、転職活動が成功するための書面対策や面接対策など無料で実施してくれますし、客観的にアドバイスをもらう先として気軽に相談してみるといいと思います。
まとめ 第二新卒でも大手に転職は可能
今回は、第二新卒から大手企業への転職は可能かどうかに関して記事をお届けしました。
第二新卒でも大手に転職することは可能ですが、新卒時同様に狭き門であることには変わりありません。
今回ご紹介した内容が少しでも参考になれば幸いです。ありがとうございました。
第二新卒を含む若手におすすめの転職エージェント
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