2020年5月3日、本来なら楽しいGW真っただ中ですが、あいにくのコロナウイルスの影響によって外出自粛を強いられています。
緊急事態宣言も4月7日に都内で発令されて、GW期間までの予定でしたが延長もされそうです。
コロナ蔓延から働き方も変わった人も多いのではないでしょうか。
例えばリモートワークの導入です。
ぼくが今の会社、株式会社MFSでやっている業務はマーケティング業務で、ありがたいことに3月末からリモートワークをさせてもらっています。
働き方も変わり、今後リモートでもできる仕事としてWebマーケティングに興味を持つ人も多いのではないでしょうか。
今回は、Webマーケターは未経験でもなれるのか、というテーマで記事をお届けします。
目次
Webマーケターは未経験でもなれる
結論から記載しますが、Webマーケターは未経験でもなることはできます。
元々ぼくは信託銀行の個人営業担当者で現職も住宅ローンのコンサルティング担当で入社し、その後未経験でマーケティング担当になっています。
マーケティング担当なので、Webマーケティングも当然にしますし、オフラインでのマーケティングも行います。
Webマーケティングというと、SNSを活用してインフルエンサー的な活動をすることやWeb広告を活用したプロモーションを行うことなど色々想像できますが、それらはあくまでユーザーへの接触方法の一つです。
逆にいうと、未経験であっても上記で上げた経験を自分の体験をしていけば未経験でもWebマーケターになれるきっかけになりえます。
Webマーケターのみならずマーケティング職に関しても未経験からなることはできますがハードルは高いものになります。
マーケティング職に未経験からなる方法に関してはこちらの記事に詳しくまとめていますので合わせてご覧になってみて下さい。
参考>>マーケティング職に未経験でなる方法は転職なら2パターンある
未経験からWebマーケターになるための方法2つ
未経験からWebマーケターとして働く方法は大きく2つあります。
- 今の会社でWebマーケティング(マーケティング)の部署に異動する
- 未経験でWebマーケティング業界に転職する
どちらが適切なのかはご自身の環境によりますが、ぼくの取ったアプローチは今の会社で異動することでした。
いずれの方法であっても、前提としては未経験から始めているので何かしらご自身でWebマーケティングに関することを実施している必要があります。
今の会社でWebマーケティング(マーケティング)の部署に異動する
今の会社内でWebマーケティング部もしくはマーケティング部に異動をお願いする方法です。
会社によってはマーケティング部の中で細分化されていたり、マーケティング部しかなかったり様々あると思いますが、未経験から経験を積むためにまず検討するといい方法かと思います。
ぼくもこの方法で未経験からWebマーケティングを担当することができるようになりました。
異動するためには、現職での結果とその異動先での貢献度が見えるかで異動できるかできないかは決まると思っています。
まずは現職で結果を出すようにしましょう。
結果を出したうえで異動するために具体的に社内でやったこと
元々ぼくが今の会社に入社した当時は、住宅ローンや不動産投資ローンの借り入れ・借り換えのコンサルティングを個人のユーザーに行っていました。
要はマーケティング部がWebもしくはオフラインで集客をしてくれて、ユーザーに対してローンのコンサルティングを行う業務です。
申込のあったユーザーをいかに途中離脱させずに最後までサービスを利用してもらえるか、がポイントです。
自分でいうのもなんですが、ユーザーに対する即レスで割と丁寧な接客をしていたのでドロップ率はほかの担当よりも低い点で現職での貢献度を上げていきました。
社内で手つかずのWebマーケティングの方法を志願する
現職での貢献を行うとともに、社内でリソース不足から使われていないユーザー向けツールの担当を自ら志願しました。
具体的にはメールマーケティングツールです。
メールマーケティングが、ぼくの初Webマーケターとしての仕事です。
社内でメールマーケティングに精通した人がいなかったので、ツールの使い方、良いメール文の書き方、そしてWebマーケティングについてもひとしきり勉強しました。
メールマーケティングの実施により、一度サービス利用を辞めたユーザーの10%の復帰がみられました。
この功績も評価され、その後、SNS運用、広告ページ、入力フォームページ対策などWebに関する業務領域が広がっていき、2か月後に正式にマーケティング部に異動しました。
コンサルティング営業の傍ら、Webマーケ分野にも徐々にしみだして自分の業務の幅を広げていったのが今に繋がっています。
未経験からWebマーケティングの経験を積みたいのであれば、社内で現職の結果を上げるとともにチャンスがあれば自分でつかみに行くと叶いやすくなりそうです。
未経験でWebマーケティング業界に転職する
未経験でいきなりWebマーケティング業界に転職する方法が2つ目の方法です。
ここでもいきなりWebマーケターになれるか、始めは営業職で入るか人によってアプローチは様々かと思います。
現実的には、完全未経験でWebマーケターでの採用となると、ポテンシャル採用もしくは自身で何かしらWebマーケティングに関わっていることが必要になります。
例えば、ツイッター運用してます、インスタ運用してます、ブログやってます、Youtubeやってます、でもなんでもいいので話せるネタを作っておきましょう。
未経験で転職理由に説得力を持たせる方法に関してはこちらの記事に詳しくまとめいます。
参考>>Webマーケティングへの転職理由の書き方|経験者・未経験者の事例と未経験者は説得力を持たせる方法
Webマーケティング業界に転職する上で、会社としては下記に分かれます。
- 事業会社系
- 広告運用系
Webマーケティング業界への転職に関して転職先企業の見つけ方に関してはこちらの記事に詳しくまとめています。
参考>>Webマーケティング業界に転職したい時の企業の見つけ方・選び方【未経験でも可能】
いずれにしても未経験から何かしらのWebマーケティングの経験を積んでからの方が望む転職結果に繋がりやすそうです。
未経験でWebマーケティング業界に転職するための事前準備は必要
社内で異動ができる場合には未経験でも社内で実務を通じで学んでいけることができますが、未経験で転職するためには事前準備として勉強が必要です。
勉強の方法は独学もしくはスクールに通う方法がありますが、1から勉強するのは効率面と継続性から難しい可能性が高いです。
未経験からWebマーケターとして転職するために活用したいスクールに関してはこちらの記事に詳しくまとめていますので合わせてご覧になってみてください。
もし銀行員が未経験でWebマーケティングを経験したいなら
もし銀行の営業から未経験でWebマーケターになるためのキャリアを検討するならどうするか。
その場合は先ほど挙げたような事業会社系でフィンテック企業への転職をするのが良いと思います。
理由は、フィンテック企業は多くの銀行員が活躍できる環境にあるからです。
フィンテック企業であれば金融に関しての知識・経験のある人材が必要になるケースが多く、そのため銀行員も多く転職している業界になります。
現職で銀行員をしながらWebマーケティングの実務を行うことは時間の制約上難しいとも思うので、せめて転職して営業職なら営業職で結果を出して社内異動する方が良さそうです。
もしこの方法でWebマーケターになろうと思って転職する際には、転職先企業でジョブチェンジができるかは確認しておきましょう。
もちろん銀行内での異動もありですが、ネット銀行やUFJ銀行といったデジタルに積極的な銀行ならまだしも、そうでない銀行が多い中、行内でWebマーケターのキャリアは歩みにくいのではと想像します。
まとめ 未経験でもWebマーケターになれる
今回は、Webマーケターは未経験でもなれるのか、というテーマで記事をお届けしました。
方法として、
- 今の会社でWebマーケティング(マーケティング)の部署に異動する
- 未経験でWebマーケティング業界に転職する
この2つの方法を上げました。
どちらがご自身にあっているかは今の環境次第ですが、行動を起こせば未経験でもなれる可能性は十分にあります。
今回の記事が未経験からWebマーケターになれる方法について少しでも参考になれば幸いです。
ありがとうございました。