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スキル

銀行員の方が勉強するなら業務に使えるものを学ぶのがコスパがいい話|資格勉強からの脱却

「資格もある程度取り切ったんだけど、なんかやってた方がいいかな。プログラミングとか漠然と興味あったりするんだけど。あと本とかも読んだ方がいいと思うけど、何読むのがいいかな。」

ぼくは元々銀行員だったので、同期からそのような相談を受けることがあります。

ぼくも銀行にいた時は資格を取得して、求められる以上の資格を取ったりなどに時間を使っていました。

今回は、銀行員の方が勉強するなら業務に使えるものを学ぶのがコスパがいい話、というテーマで記事をお届けします。

大前提として資格は取り切ること

本題に入る前に、そもそも銀行員は資格試験を大量に受けます。

最低限、出世するためには資格取得が必要になるので取れるうちに資格は取っておくほうがいいです。

というのも、最低限の資格を取っていないと、減点方式で評価する銀行において支障が出るほど上司から嫌味を受けます

資格が取れないのは銀行員にとっては尾を引いてきます。

資格取得ができると余裕ができる

新卒で入社した人にとって、資格取得に忙しいのは入社1年目から3年目くらいです。

その間に取得しきれば余裕が出てきます。

逆をいうと、入社始めの方で取得しきれていないと役職が上がるにつれて責任範囲も大きくなるため時間が一層取れなくなります。

業務に無関係な勉強は身に付きにくい

本題ですが、友人の言うようにプログラミングの勉強をするのは一つでありそれが趣味であればもっといいと思います。

ただ、その勉強を将来漠然とプログラミングスキルがあればいいかなというものでやると実務で使えるレベルまで力がつかないので結果的に時間だけを使ったということにもなりかねません。

使わないのにプログラミングをやっても資格勉強と同等に時間の無駄になります。

つまり、そう遠くない将来に使う可能性のないスキルを磨くのは時間の使い方としてもったいないかもしれません。

ちなみにぼくは学生の時に少々お金を払ってプログラミングを勉強しましたが結局使わなかったです。

読書という勉強

読書も良いですよね、ぼくも社会人になってから土日は極力読むようにしています。

ただこちらも、もし目的無く自己啓発に励むのであれば自己満足にはなりますが、身には付きにくいです。

なぜならアウトプットが前提になっていないからです。

ぼくもよくその読書の仕方をしていて時間を浪費していたかなと反省です。

同じ時間を読書に使うのであれば業務に活きるものが良い

銀行員が資格勉強に夜も、土日もたくさんの時間を取られてしまいます。

厳しい銀行員生活、せっかく毎日過ごすなら少しでも前向きに、毎日楽しく過ごしたいものです。

そのためには自分の業務をしっかりやり遂げれたらより毎日楽しくなります。

思い出してください。中学、高校生の部活動の時に昨日までできなかったことができるようになっていたら楽しくて、うれしかったあの頃を。

日々の業務でも仕事は学べますが、それ+αで勉強するなら、業務につながる勉強をするとそこでの学びを使いたいとなるので前向きに仕事を行うことができます。

業務に使える勉強とは

最低限の資格を取り切った後は、今の業務に使える勉強をするようにしましょう。

漠然と、本を読まないといけないよな、となって書店で手にした本を読む。これもぼくは好きでやりますが、時間は限られています。

少しでも今の業務の役立つ勉強をし、還元していくことで結果的に仕事のパフォーマンスが上がり昇進、転職にもつながります。

具体的に見ていきます。

個人営業の場合

営業職として一度は営業に関する書籍を読んだことがあると思います。

ぼくは営業の魔法という書籍が大変参考になりました。

営業のやり方を基礎から応用まで網羅してくれています。

地銀の後輩にもおすすめし、すぐにポチってましたが営業を前向きに進められて楽しくなったと言ってました。

法人営業の場合

営業の場合はさっきの本が参考になると思いますが、法人営業だと決算書が読めることが必須になります。

業務でなれていくのは当然なのですが取り掛かりとして参考になるのが

前書は、具体的な企業の事例をもとに決算書を解説してくれます。

後書は、本当に決算とは何ぞやという基礎の基礎から学べる書籍です。

これらをもとに法人決算書を読むようにしました。

番外編 

番外編として読書の仕方に関する書籍をご紹介。

遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣

時短にもなる読書方法に関する書籍。

読書のための読書というと一見矛盾しているようですが、一冊一冊読むのに時間を要する人にはおすすめです。

まとめ 忙しい銀行員は業務に活きる勉強がコスパ良い

今回は、銀行員の方が勉強するなら業務に使えるものを学ぶのがコスパがいい話、というテーマで記事をお届けします。

資格勉強だけに時間を取られるのは本当につらいものです。

なので、 日々の業務+αで業務に関する勉強をしてみると良さそうです。

業務につながる勉強をすることで、前向きに仕事を行うことができます。

前向きに仕事ができるようになると、当然仕事が楽しくなりますし、自分の経験、キャリアに効くような仕事も舞い込んできます。

ぜひ銀行員の方が、資格以外の勉強であったり、今何の勉強をしたらいいかなと悩んだ際の参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

ABOUT ME
ゆーたろー
フィンテックスタートアップ株式会社MFSのマーケティング担当。 新卒で大手信託銀行に入社。 銀行員時代取得した資格は15個以上。 このサイトでは銀行員の転職を皮切りに、キャリア形成や、銀行員で培った資産運用の話をメインに少しでもお役立てできるようにサイトを運営していきます。
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