銀行員になると、まじめで誠実な印象が仕事柄必要になり、何かと髪型や身だしなみに厳しかったことを覚えています。
今回は銀行員の時の髪型、ツーブロックにしたら怒られた話、というテーマで記事をお届けします。これから銀行員になる方や、銀行員になり立ての方は髪型に関して良い悪い、また銀行員の身だしなみに関しても解説していきますので是非参考にしてみてください。
目次
銀行員の身だしなみは整える
銀行というお堅い商売である以上、男性女性問わず厳しく身だしなみを銀行の人からチェックされます。
厳しくみられる理由は、お客様の大切なお金を預かる立場にある銀行は、お客様に信頼頂くためにも清潔感や安心感を与えるような髪型であったり服装を求められるからです。
銀行にいるみんなはしっかり規律を守っています。
お客様と対面する方全般に言えること
先ほど、お客様に信頼頂けるために清潔感や安心感を与える髪型であったり服装を求められると記載しました。
このことはお客様と対面するお仕事をしている方全般に言えると思います。
例えば男性で、髪型自由としてもいかつめの髪型にすると相手に威圧感を与えるので、相手は取引したくないと思うでしょう。
つまり、銀行含め金融機関は特に厳しい印象はありますが、お客様と対面する仕事にある方は銀行までとは言わなくとも清潔感や安心感を与える髪型なり服装にしないといけないのは同じと言えそうです。
銀行員にふさわしい髪型
銀行員にふさわしいと言われる髪型はこちらです。
- 男性:清潔感のある髪型で全体的にすっきりしている。カラーはダメ。
- 女性:ロングでもショートでも可能。ただし前髪は垂れないようにピン止めが必要。カラーは金はダメで明るすぎないもの。
男性は、短くすっきりしていたら基本的にはなにも言われないです。
女性の方が、髪の色であったり、前髪がお辞儀して垂れないように気を付けないといけないとか色々制約があって大変そうだなという印象でした。
男性においては、横をすっきりするために刈り上げたらどうか、要はツーブロックはどうかと思う人もいると思います。
原則、ツーブロックのやりすぎは辞めておく方が無難です。
3年目でやったツーブロック
原体験ですが、3年目の時にがっつりツーブロックにしました。
つい出来心だったんでしょうね、1,2年と年数も経ってきたし、夏も近かったのでさっぱりしたかったんだと思います。
トップはそこそこに残して、横を五厘刈り(1mmの半分の長さ)のツーブロックにしました。
普段髪を切っても仲の良い先輩後輩、嘱託のおばちゃんとかに突っ込まれるくらいなのですが当時のツーブロックにしたときはトップに呼ばれて怒られました。
信託銀行の特性でもあるのですが、お客様はご年配の富裕層になります。
仰ったこととしては、その髪型でお客様に会って商談まともにできるのか、ただその一点でした。
既存先へのアプローチメインだったのでお客様からしたら、えらいさっぱりしたねというコメントで商談は問題なかったですが、確かに立場を考えないとなと反省したことを覚えています。
ツーブロックのやりすぎがダメ
さっぱり短くしていることには問題ないですが、今回のようにツーブロックで五厘まで行くとさっぱり通り越してイカつさが勝ってしまうのでダメでした。
その後も懲りずにツーブロックにしましたが、5mmで横を重めにしたらいけました。
イメージは、記事のトップ写真の髪型でこれは多分大丈夫です。
ただ、お客様と対面する中で自分にとってのファッションは相手にとっては不愉快なものになるかもしれないので、男性のツーブロックはやってもやりすぎは気を付けた方がいいです。
以下では銀行員の時の服装であったり気を付けたことなど記載していきます。
銀行員の服装
銀行員の服装は問答無用でスーツです。
ただ、支店長だけはスラックスにジャケットを着こなしていました。
原則はスーツ一択です。
ブランド物でも良いと思いますが、あまり派手なスーツを着ている人は同期、先輩、後輩を見てもいなかったように思います。
スーツは毎日出社前と出社後にはブラッシングをしていました。数千円で買える安価なものもありますが、スーツは商売道具。手入れのための道具にもこだわりたい想いからわりと良いブラシを使って手入れしていました。
時計のハイブランドはNGらしい
時計に関して、人によってはハイブランドの物をつけたい人もいると思います。
銀行員で勤務している中ではNGらしいです。
理由は、上司に目を付けられるというのもありますが、お客様の目線を考えた時にお客様より良いものを身に付けているのがふさわしくないとの見方もあるようです。
支店長がロレックスをつけていたくらいで他の人は高価なものをつけていなかったので、無難に過ごすなら高価なものは控えた方が良さそうです。
ネクタイは割と攻めてもいける
ネクタイは、父親から譲り受けたものも多くあり20本くらい持ってました。
写真の真ん中にあるように橙色のものとか、カラフルなストライプでも問題なく使えました。
ネクタイはいろんな種類を持っていると商談によって使い分けができるので割とおすすめです。
就活時に銀行の色でネクタイの色を変えるとどうなるか
メガバンクですと銀行によって色ってありますよね。
具体的には、赤、緑、青です。
ぼくは就活生の時に必ず銀行ごとに色を分けていってました。
意図としては、割と話す人事とかリクルーター面談の人とかそれに突っ込んでくれるんですよね。
ぼくの思惑通りにはいきましたが、今でも覚えているSMBCの面談で緑のネクタイで行ったら、それめっちゃいいやんって盛り上がったのに落ちました。
ネクタイの色は選考に特別有利かというと覚えてはもらえますが、後は能力の問題です。
靴は5足持っていた銀行員時代
ぼくのキャリアは銀行に3年半いた中で個人営業として内勤勤務が2年半、外回りが1年というキャリアを歩みました。
内勤が長かったですが、新卒当時から靴は5足持ってました。
毎日違う靴の方が物持ちもいいし、常にピカピカの物で行けるので気持ちとしても高まるんですよね。
どんなに忙しくても、どんなに二次会でボロボロになって帰ってきても靴の手入れだけは毎日やっていました。
持っている靴すべてにシューツリーを使っていました。使う使わないによって形崩れと蒸れの予防に役立てられるので靴の手入れセットとシューツリーは長く靴を履くのであれば一緒に買うと良かったです。
女性はネイルに注意
最後に女性のネイルの話をします。
営業もしくは事務によって変わりますが、対面営業の女性は原則ネイルは抑えめにしないといけません。
お客様によっては華美なネイルはよろしく無いようです。
バキバキに仕上げていた先輩がいましたが、課長に見つかって怒られていました。
銀行員の中でもデジタル部署はフランク
髪型を自由にしたいから銀行員を辞めるという方はいらっしゃらないでしょうが、銀行の中でもデジタル部署に関してはフランクな服装、髪型で良いらしいです。確かに、辞めてから銀行のデジタル部署にいる方と何人かお会いしましたが、スーツではなくフランクな服装で、髪型もパーマで割と自由な雰囲気がありました。
今後銀行員の求められるスキルも変わっていくでしょうし、銀行にいながら自由な風土、ITスキルを身につけていくためにデジタル部署に異動願いを出すことも一つかもしれません。
ちなみに、若手の方にとっては異動の意思は早くから伝えていて損はないと思います。むしろ伝えておかないと、任意の異動になりがちでなるべく意思を伝えて公募の機会があれば積極的に挑戦していきましょう。
ただし、定まっていないのであれば公募までは出さずにやんわりと法人やマーケットに興味があると濁しておきましょう。公募を出して別部署をすぐに希望すると一貫性が無いとのことであまり良い査定にならないようです。
ぼくは2年目から異動に関して明確な意思を伝えていましたし、加えて転職するしない関わらずリクルートエージェントを利用して転職するとどういった求人が今の自分にあるのかを確認していました。
まとめ 銀行員としての品のある髪型を
今回は、銀行員の時の髪型、ツーブロックにしたら怒られた話、というテーマで記事をお届けしました。
銀行員で勤務していたら髪型以外にもスーツ、時計、靴、など身だしなみに関して気を付けないといけないこともあります。
原則はお客様と対面するにあたって、お客様の大切なお金を預かる立場にある銀行は、お客様に信頼頂くためにも清潔感や安心感を与えるような髪型であったり服装を求められるということです。
今回の記事が、銀行員の髪型、その他身だしなみに関して少しでも参考になれば幸いです。
ありがとうございました。