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失敗しない中古マンション購入の方法を解説

中古マンションは、新築物件に比べて価格が抑えられています。一方で、中古マンションは新築物件と異なり、建物や設備の劣化や瑕疵(かし)がある可能性があるため、購入前には慎重な検討が必要です。その上で 築年数や立地条件などを考慮することで、魅力的な物件を見つけられることもあります。

今回は、失敗しない中古マンション購入の方法を解説していきます。

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中古マンションを買う前にすること

中古マンションを購入する前にすることは条件整理を行うことです。条件整理とは、なぜマイホームを購入したいのか、購入することでどんな生活を実現したいのか、といったところから考えていきます。

いきなり条件を見ていくのではなく、きちんとご自身で条件を整理してから物件探しをしないとどの物件も良い(もしくは悪い)となり決められません。

条件整理が終わった後は具体的な不動産を見に行きましょう。不動産業者から提供される物件情報や、インターネット上の不動産情報サイトで確認できる物件概要を確認してきましょう。

その上でよい物件だと思うものがあれば物件を実際に見学して、建物の状態や周辺環境を確認しましょう。

内見時に確認するポイント

内見時に確認する際には、以下のポイントをチェックすると良いでしょう。

・建物内の状態:壁や床、天井、窓、ドアなどに傷や汚れがないか

・建物全体の状態:構造や設備に問題がないか、水漏れや給排水設備のトラブルがないか

・共用部の状態:ゴミ置き場や掲示板など状態は良いか

・周辺環境の状態:騒音や振動、匂いなどがないか、環境衛生や治安などに問題がないか、学校や公園などが近くにあるかどうか

もし戸建てを購入する場合はインスペクションでより詳細に物件の状況を確認することも一つです。

長期修繕計画書・重要事項調査報告書は必ず見ておく

長期修繕計画書は今後どのタイミングでどういった修繕工事を行うかが記載されております。また、修繕積立金がいくら溜まっていていくら使い、会計が黒字か赤字かもわかります。

重要事項調査報告書はマンション管理会社が発行しており、管理費や修繕積立金の改定予定や大規模修繕計画の見通し、耐震診断の有無など建物全体に関する維持費や必要費に関する重要項目が記載されています。こちらは管理費や修繕積立金の滞納状況などもわかります。

マンションが健全に運営されているかを可視化されている書面になるため内見時に貰えるように打診をしておくと良いでしょう。

購入前に価格の妥当性は確認する

中古マンションを購入する際には、物件価格の相場を調べることも大切です。適正な価格で購入することで、後々のリスクを減らすことができます。

価格相場を調べる方法としては、以下のものがあります。

・不動産業者に相談する

・インターネット上の不動産情報サイトで調べる

・地域の不動産取引情報を調べる

複数の方法で価格相場を調べ、複数の情報源から情報を収集することが重要です。特に最近はインターネットで相場価格を簡単に調べることができるようになりました。一番簡単なのはHOMESで過去の売買事例を確認して購入した物件の価格と乖離がどの程度あるかを見るのが一つです。

無理な金額で購入しないコツ

中古マンション購入を考える上で住宅ローンを活用する方は多いです。その際に、資金計画を厳しく見積もっておくことが重要です。住宅ローンの審査ではローン元本と金利支払いが滞りなく払えるかを審査しますが、ゆとりをもって生活資金をねん出できるかは異なります。

まずは、自分の予算を把握しましょう。家計簿などを活用して、毎月の収入と支出を洗い出し、家計の余裕額を計算しましょう。また、中古マンション購入に必要な費用(物件価格、諸費用など)を予測し、自己資金や借入金の計画を立てましょう。

その上で住宅ローンの借り入れは最大で年収の8倍程度のためどのくらいならゆとりをもって返済できるかを算出することがポイントです。ぼくの場合は年収の7倍以内で借り入れをして中古マンションを購入しています。

住宅ローンの借入については、金利、返済期間、団体信用生命保険の3点をよく確認するようにしましょう。住宅ローン選びであればモゲチェックを使うと自分に合った金融機関を自動で選んでくれるので手間がなくておすすめです。

契約書もきちんと確認

理想的な中古マンションが見つかれば売買契約に進みます。契約書には、物件の詳細情報や物件の取引条件、物件の権利関係などが記載されています。

契約書の確認には、以下の点を確認しましょう。

・売買契約書や重要事項説明書、物件図面などの正確性

・物件の権利関係(所有者、抵当権の有無、土地の形状など)に問題がないか

・物件にかかる費用(管理費や修繕費用、駐車場代など)が明確になっているか

・引き渡し時期や引き渡し時に必要な書類や手続きが明確になっているか

契約書に不明点がある場合は、不動産業者や専門家に相談し、納得がいくまで確認を行いましょう。

まとめ 

今回は、失敗しない中古マンション購入の方法を解説しました。以上のポイントを押さえ、物件を見極めた上で、最終的な判断を行いましょう。価格や物件の状態、周辺環境などを総合的に判断し、自分自身が満足できる物件であるかどうか、条件整理を元に判断していきましょう。

今回の記事が少しでも参考になればうれしいです。いつでもマンション購入、住宅ローンのご相談をインスタグラムよりお待ちしております。

参考>>中古マンション購入の流れはどんな感じ?物件探しと住宅ローン付けのコツも解説

参考>>独身で中古マンション購入はあり?後悔しがちなポイントと対応策を整理

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ゆーたろー
フィンテックスタートアップ株式会社MFSのマーケティング担当。 新卒で大手信託銀行に入社。 銀行員時代取得した資格は15個以上。 このサイトでは銀行員の転職を皮切りに、キャリア形成や、銀行員で培った資産運用の話をメインに少しでもお役立てできるようにサイトを運営していきます。
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