仕事で指示待ち人間にはなるな。
当事者意識をもって主体的に取り組むように。
新卒入社の信託銀行では入社当時そのように教えられたと記憶しています。
この記事を書いているぼく自身(@yutayutayutaro5)は元々信託銀行員として3年半勤務し、今はフィンテックベンチャーに転職して未経験からマーケティング担当になりました。
そうは言うものの、ぼく自身は割と指示待ち人間と自覚しています。
そんな自分を変えるためにも職場環境、住む場所、時間配分を変えて1年くらいしてようやく自分でも判断して仕事を進めていけるようになったと思います。
今回は、指示待ち人間は何が悪いのか、というテーマから記事にします。
指示待ち人間になっても、会社員だったら決まった日に給料が払われるのでそれでいいじゃないか、という意見も実際にあると思います。
が、指示待ちを一歩でも脱すると違った毎日を過ごせて楽しいです。
結論、指示待ち人間自体ができてしまうのはそれで実際困らない現状がある以上仕方ないことですが、指示待ちを一歩脱する方が生きてる実感が強くなって楽しいですよ。
指示待ち人間でなくなると楽しい理由
自分なりに仕事に対して楽しさを見出せるようになるのが指示待ち人間でなくなることの楽しい理由です。
元々はその会社の方法を教えてもらうことから始まると思います。
その後、配属された業務のミッションをこなしていくわけですが、初めは指示待ちでもその指示をもとに自分なりに毎日0.1%でも指示をくれた上司の期待を超えるように考えて行動する癖をつければ徐々に指示待ち人間から脱することができます。
指示を超える行動ができるようになった時には、責任をもってやり遂げるパワーが身についています。
それがぼくなりに導いた仕事の楽しさです。
指示待ち人間になる理由
指示待ち人間になる原因としてはこちらがあると言えます。
- 自分の上には上司が存在し続ける
- 指示を超えることで失敗したら損をする
自分の上には上司が存在し続ける
会社員それ以外と分けたときに会社員は常に自分の上には上司がいます。上司の指示からは逃げられないことが大きいといえます。
銀行の時を引き合いに出しますが、ぼくの上には当然先輩、上司がいました。
その上司の上にはまた上の上司がいます。さらにその上にも上司がいます。
要は、社長まで行かないと上司が存在し続けます。
そして指示がどうせくるので、指示を待っていればその時々のすることには困らないです。
自分で考えなくていいので指示待ち人間であることが返って都合がいいということになります。
指示を超えることで失敗したら損をする
指示を受けないと動けなくなるのは、結局自分が色々動いたとしても上司がノーと言えばノーになります。
それを打ち破ってやり遂げようにも、他の指示がある中でそれを片付けてもいないのにそんなことするな、と言われるのが関の山です。
指示を受けたものを超える行動をして、失敗した時には損をします。もちろん、その上司も損をします。
上司のミスは部下のミス、部下の手柄は上司の手柄。これは半沢直樹の大和田さん名言ですが、どこの組織もそうではないでしょうか。
指示待ち人間を辞めるためには行動しかない
ぼく自身は指示待ち人間であることを新卒時から認識していました。
認識したうえで、それを脱するためには、繰り返しにはなりますが、指示を超えることを少しでもやろうと思って考えて動くことでしか脱せないと思います。
そのためには指示待ちを脱した方が楽しめる職場環境に自分がいるのかどうかも大事です。
指示を超える、指示を出される前に動くことが歓迎される環境かどうかを冷静に判断するといいと思います。職場環境を変える方法は社内異動か転職になります。
自分は指示待ち人間で脱したい、けど今の環境は変えておきたいと認識した時に自分が異動か転職かどっちが合うかも併せて判断するといいと思います。
参考>>社内異動をしたい!異動願いを出すときのタイミングと注意点を銀行員時代に出した経験をもとに解説【夢破れても願えば叶う】
参考>>心機一転したい!そのために転職を考えている人は一度立ち止まって考えるべき|転職で心機一転できるけど気を付けることもある
指示待ちでは回らない環境が一番変わる
ぼくの場合は、2年前からフィンテックベンチャーに転職しています。
実際はこの職場環境が一番自分を変えたと思っています。
というのも、今の会社は30名程度の人数で一人一人の影響力が大きいです。
その環境では指示待ちをしていたら事業への影響が大きいです。必然的に主体的になる環境に自分がいるのは大きいです。
参考>>人が変わるには”時間配分、住む環境、付き合う人”を変えるきっかけが必要|転職をきっかけに全部変えてみた結果の話
まとめ 指示待ちを脱した方が楽しい
いかがでしょうか。
今回は指示待ち人間で何が悪いかというテーマで記事にしました。
よく指示待ち人間は若者にだけフォーカスされますが、それについては本当にそうなのかなと思っています。
上司の上にも上司がいる話をしましたが、結局は会社の目標の範囲の中で上から下に指示が下りてくるのでそれをさばくので手一杯な環境は上司も一緒だと思っています。
とはいえ、若いうちから指示待ちで自分で動けない、考えて行動する癖をつけないまま年を取るよりは、指示待ちを辞めて行動できる方が楽しいとぼくは思っています。
今日からできることとして、今日の出来事の振り返りをしつつ、貰った指示を超える行動は何かを自分なりに考えてその結果を上司に相談することから始めるといいかもしれません。
この記事が今日からの行動や考え方に少しでも参考になれば幸いです。
ありがとうございました。