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転職

銀行員は今すぐ転職すべき?ぼくは3年経験して銀行を辞めた

銀行から転職したい人
銀行から転職したい人
銀行員だけど3年経験したら転職すべきかな?

今回はこのような疑問にお役立てできる記事になります。

なかなか挑発的なタイトルで記入をしてますが、先に結論を述べますと、銀行員の方は必ず「転職も見据えた行動」をとってほしいと思います。

この記事を書いているぼく自身(@yutayutayutaro5)は元々信託銀行員として3年半勤務し、今はフィンテックベンチャーに転職して未経験からマーケティング担当になりました。

ぼくは3年経験して銀行を辞めました。転職してもう少しで2年になりますが、大きなメリットとしては下記3点です。

  1. 自分の時間を自由に使えるようになった
  2. 未経験からのスキルアップができた
  3. 「自分で意思決定」をきちんと行えるようになってきた

こちらに関して順にお伝えします。

1.自分の時間を自由に使えるようになった

銀行員の方ならよくお分かりだと思いますが、一日の業務時間、めちゃくちゃ長いと思います。ぼくの時は、

朝6時30分に起床~8時10分には遅くとも出社。退社は早くても20時で帰宅は21時。身支度して23時30分に就寝。日々の総労働時間は約”12時間”程度。

労働時間としては月240時間くらいです。

これをみて「少ないな」と思った方は、今の労働環境に関しては銀行と比較すると良い環境ではないでしょうか。

労働時間が約240時間、また今もそうでしょうけど当時は入寮必須で、寮から支店まで1時間かかるところでかなり不利な条件ではありました。

つまり移動時間は毎日約2時間。結果として1日の銀行に対して約14時間。月では約280時間使っていたことになります。

では、転職した今はどうなのよ?ということでいうと、現在は起床は遅くて9時、10時出社、19時前後の退社で約8時間勤務をベースに最大でも約175時間の勤務時間です。

自宅から職場までの通勤時間は往復約40分。会社に対しては月約187時間使っていることになります。

つまり転職前と後では約100時間を自分の時間に使えるようになりました。

今転職して約2年になりますが、2年だと約2,400時間も浮くことになります。

2,400時間ですよ?強烈な時間の浮き方です。この浮いた時間でぼくは自分のやりたい勉強、ジム通い(10キロ痩せました)、そしてこうやってブログも挑戦しています。

銀行員、特に若手だと昇進のためだけの試験が3年目まで続くことが多いので自分の時間を、特に平日に作ることは難しくなります。

銀行員だと、こういう会社員でも自由に自分の時間を使える会社があることなんて知らないです。が、一度知ると自由に生きていいんだな、となります。

2.未経験からのスキルアップができた

ぼくは信託銀行で個人の富裕層(資産数千万円~数億円)の方に資産運用提案を行っていました。

マーケティングを猛烈にやりたかった!てわけでなく、ファイナンス、アセット、VCメインで転職活動を行っていました。

しかし、転職での未経験は第二新卒とは言え厳しい。

今のフィンテックスタートアップでは、個人向け営業を行い、その後10か月目に急遽マーケティング部に異動。実質、3回目の転職を行ったような感じでした。

異動の理由は、自分の希望もあったのと、人がいなかった、この2点です。

マーケティングでは、オンラインマーケティングとオフラインマーケティングともどもを一人でさせてもらいました。

銀行でもおそらく経営企画部あたりにマーケティング部署はあると思いますがいわゆるデジタルマーケはほぼ経験できないように思います。

一方でTVなどのマスマーケティングは間違いなくスタートアップよりはできますが、今の20代の年次で経験することは、なかなかに難しいように思います。

ぼくの場合は転職後1年もせずに別の部署に異動をしましたが、銀行だとそのようなスピーディーな異動は基本的には「よくない」異動になります。

そのためスキルセットの切り替えは転職後のほうがやりやすいのではないかと思います。

3.「自分で意思決定」をきちんと行えるようになってきた

最後が最も重要です。

「自分で意思決定」をきちんと行う、これ実はかなり難しいです。転職してから、あれ?自分って全然意思決定できてないな、と気づく場面が多くなりました。

銀行員時代は、上司から降ってくる途方もない目標に対して必死に食らいつき、日々詰められる。

方針に関しての意見を求められることはあれど、実際は上司の中で方針は決まっているのでそれは形だけ。

思い返すと、支店単位での大きな意思決定を、自分でしていくことはまずもってやれていないし考えてもいなかったな、という数年間でした。

要は「当事者意識」が醸成できていなかったんです。

今はどうか。ようやく強制して自分自身で意思決定を行い、推進していけるようになってきました。気付いて1年半くらいたってようやくです。漠然と、年齢を重ねていくと、係長、課長、次長、支店長・・・と役職が上がっていきマネージャーとなるもの、と思ってましたがなるべく人がならずに就いている。

だから上司はだめだ、とかなるんだろうなと思っています。

若くしていかに全体感を見て物事を意思決定できるか、そして推進していけるか、この力はものすごく大事です。

銀行だとこのことに気づかず時間だけが過ぎ、あとから修正できていなかったのではと思うと、本当に良いタイミングで転職できたと思っています。

もちろん物事を始めるに遅いことはありませんが、自分の意思・行動を修正するのは思っている以上に難しいものです。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

この記事はぼく自身が銀行から転職をして感じていることです。

なので、転職するしない関わらずご自身の人生を少しでも豊かにできる選択肢を持つ、そういう意味で銀行員の方は必ず「転職も見据えた行動」をとってほしいと思います。

本記事のように必ずこの通りになるとか、これが正しいとは限りませんが、多少なりとも皆様にとって参考になれば幸いです。

ABOUT ME
ゆーたろー
フィンテックスタートアップ株式会社MFSのマーケティング担当。 新卒で大手信託銀行に入社。 銀行員時代取得した資格は15個以上。 このサイトでは銀行員の転職を皮切りに、キャリア形成や、銀行員で培った資産運用の話をメインに少しでもお役立てできるようにサイトを運営していきます。
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