銀行員として勤めていると、今の会社で年収は年功序列ではあるものの年次を重ねていくとしっかり上がっていきます。
それゆえに副業であったり、しっかり資産運用を行う人は多くはなかったように思います。
とりわけ不動産投資については融資業務に従事しているのに検討をしたこともない人もいることでしょう。
今回は、銀行員こそ不動産投資をしたらいいのに、というテーマで記事をお届けします。
目次
銀行員が不動産投資をすると良い理由
銀行員が数ある資産運用、副業の中でも不動産投資をしたらいいのではといえる理由はこちらです。
- 信用力が高い
- 融資について精通できる
- 不動産会社との繋がりを持てる
- うまくいっている不動産大家の方法を近くで見れる
不動産投資をする中では現金で購入できる人を除き融資を借りて行うことになります。
銀行員の立場上融資に近くそして不動産投資に関して知ろうと思えば1次情報にアクセスできる可能性もあり、うまくいっている人の方法を知ることができます。
不動産投資を成功に導くための融資の受けやすさ、1次情報のアクセス、物件紹介してもらえる確率の高さ、そして成功している不動産大家から学べる可能性が高い、という点から一般の投資家よりも成功確率が高いと考えられます。
信用力が高い
銀行員の方の信用力の高さは当然高いです。
信用力が高いので融資を受けやすいことは言うまでもないので、銀行員という信用力の高さを使わない手はないとも言えそうです。
実際に副業はまだ解禁されていない銀行が多い中、ワンルームマンション投資で低金利の融資を受けて投資をしている友人もいます。
融資について精通できる
個人営業であろうと、法人営業であろうと融資に関しては何かしら接点を持つことができます。
個人営業であれば、住宅ローンやアパートローンでまさに個人向け融資として不動産に関する融資業務を知ることができるでしょう。
法人営業であれば、個人向けの不動産投資に関する融資に関して自分で関わることは少ないかもしれませんがそれでも銀行内部にいるので生の情報を取りに行けるわけです。
不動産会社との繋がりを持てる
個人営業であれば、お客様の不動産の売買案件を不動産会社に連携することで不動産会社との繋がりを持てるでしょう。
法人営業であっても、担当先の法人がオフィス移転といった不動産に関する情報を取得した時に不動産会社に連携することがあるでしょう。
個人であっても法人であっても不動産会社との繋がりを持てるため、つながりのある会社から収益物件に関する情報を貰おうと思えば貰える立場にあるということです。
うまくいっている不動産大家の方法を近くで見れる
個人営業であれば、その土地の地主をお客様として接する機会も多いはずです。
大家さんがどのように規模を拡大していったのかを身近に聴ける機会は多くはないので、聴いた方法を元に再現していくことも可能です。
また逆に失敗したこともあるでしょうから失敗エピソードを聴くことで自分がもし不動産投資をするときにはどこに気を付ければ良いかも予めわかります。
何事も成功確率を高めるにはその道で成功している人に方法を聴くことがありますが、仕事を通じて不動産大家の話を聴けるのはメリットでしょう。
銀行員が不動産投資に踏み切らない理由
銀行員の立場であれば、不動産投資を成功に導きやすい環境にはあると言えますが、それでもやらないのは下記理由からです。
- 時間がなくて忙しい
- 不動産を持つことに懐疑的でリスクが高いと思っている
ぼくも銀行員の時に不動産投資を考えたかというと考えられていなかったですし、現役の同期も同じように言っていました。
時間がなくて忙しい
毎日朝8時には出社をし、早くとも20時まで仕事を続ける中で不動産投資に関して情報にアクセスできるとは言え、自分でも勉強することも多く物件を探す時間なども取れないようです。
特に若手だと出世のための資格取得に忙しいことでしょう。
また、もし副業解禁で土日の休みや平日の仕事終わりに例えば副業とかできるとしても時間がないのでやらないと言っていました。
参考>>現役銀行員の副業事情をエリート行員2人に聞いてみた【前職の人にインタビュー】
時間がとりにくい中、借り入れまでして行う不動産投資は特に検討が及ばないと言うことでしょう。
不動産を持つことに懐疑的でリスクが高いと思っている
不動産を持つことに懐疑的な人もおり、確かに当時のぼくも懐疑的でした。
不動産投資であればローンの返済は入居者からの家賃であったとしてもメンテナンスコストや災害リスク、などリスクが気になり踏み切りにくいようです。
確かにぼくも投資信託でJリートは持っていましたが、リスク面などを考えると実物の不動産を買おうとなかなか思い切れなかったです。
選択肢を消し切るのはもったいない
銀行員には不動産投資を成功に導くために必要なものが揃いやすいです。
融資の受けやすさ、物件についての1次情報のアクセス、そして成功している不動産大家から学べる可能性が高い、という点から銀行員は一般の投資家よりも成功確率が高いのではないでしょうか。
仮にワンルームマンション1戸でも保有すれば月0.5万円~1万円前後のキャッシュフローは作れるでしょうし、確定申告での節税も多少期待できます。
何となく時間もないし、懐疑的なのでと選択肢を消していた当時はもったいなかったなと辞めてから感じます。
もしここまで読んでまあ確かに、と思われたのであれば一度フラットな目で不動産投資を検討してみてもいいと思います。
特に融資が受けられるのはわかるけども、時間がなくて物件や不動産会社を探すのが面倒、というのであれば是非ぼくの会社で展開しているモゲチェック借入可能額把握サービスをご覧になってみてください。
あなたの借入可能額を判定し、不動産投資においてこういう投資をしてみたいという要望に合ったエージェントをマッチングするため自宅にいながら具体的に検討を進めていくことができます。
まとめ 検討の余地は残してて良い
今回は、銀行員こそ不動産投資をしたらいいのに、というテーマで記事をお届けしました。
銀行の中にいると、どうしても時間の制約とリスクが目立って選択肢から外してしまいがちですが、検討の余地は残していて良いのではないでしょうか。
まして転職などしてしまうと銀行員以上の信用力を取りに行くことも難しくなる可能性もあり、また1次情報のアクセスについても優位性がある銀行員だからこそのメリットもあります。
今回の記事が少しでも資産運用、副業の選択肢として参考になれば幸いです。
ありがとうございました。