今回はこのような疑問を抱えている方のお悩みを解決できる記事になっています。
この記事を書いているぼく自身(@yutayutayutaro5)は元々信託銀行員として3年半勤務し、今はフィンテックベンチャーに転職して未経験からマーケティング担当になりました。
今回の記事を読むと、『銀行員からの転職の有利なところ』、『銀行員からの転職が不利、使えないところ』といった 疑問が解決できます。
銀行員からの転職が有利なところ
ぼくは26歳の時に転職をしました。その際のエージェントに言われた銀行員からの転職で有利な点として覚えているのは、
- 銀行員は基礎能力が高い
- 金融に関する幅広い知識経験がある
- 激務耐性が高い
- 転職に有利になる資格を持っていることもある
- 法人融資をしていれば決算書を読めるので財務の知識経験がある
この5つを覚えています。
ぼくの場合は最後の法人融資はしていないので実際に当てはまるとしたら前半の4つになります。
銀行員の資格取得の記事はこの記事で書いていますが、確かにぼくも15個以上資格を取得したのでその中には転職のアピールに使える資格(具体的にはFPと宅建と証券アナリスト1次)はありました。
ただ、正直決定打として資格が効いたとは思っていません。ないよりあった方がプラス材料になるくらいの印象です。
そのほか、基礎能力(礼儀、マナーなど)が高いであったり、金融に関する知識経験があるところは同じ業界においては明確に有利になると言えそうです。
また、もし第二新卒(4大卒後3年以内の退職で、年齢だと25歳くらい)での転職であれば、銀行の色もついておらず、採用後の育成コストも低いと思ってもらえて転職に有利になると言えそうです。
一方で、年齢が例えば30歳以上とかで第二新卒ではない場合も、同じ金融業界、もしくは別の銀行であれば年収アップで転職できた先輩を知っています。
もし銀行員からの転職で、今の経験スキルを使って有利に転職したいのであれば別銀行の同じ職種に転職するのもおすすめです。
銀行員からの転職が不利・使えないところ
一方で銀行員からの転職が不利であったり、転職してから使えないと思われる点に関しては、
- 他業種に比べ高給なのでその給与に業務レベルが見合いにくい
- 年齢を重ねているとチャレンジができなくなっている
- 銀行の色、肩書、プライドが自然と身についている
これらが当てはまるため不利、使えないという評価になりそうです。
なお、不利、使えないという評価になりやすいのは、
- 業界は金融以外
- 未経験職種
銀行員でやってきた仕事以外の場合です。
特にこういう評価になりがちなのは33歳以上からの印象です。
新卒入社後10年経っているので銀行の文化が身についているのと、年収も1,000万円近く上がってます。金融以外であったり、未経験職種であれば、年収維持は難しく、またこころなしか銀行でここまでやってきたというプライドが高い行員が多いので扱いが難しいというところもあったりします。
自分の評価と転職する時の評価をみておく
以上が銀行員の転職の有利な点と、不利・使えない点になります。
若い時の転職であれば別記事にも書きましたが年収も上がっていないですし、挑戦も年齢的にしやすいのでリスクは少ないと思います。
参考>>20代の銀行員は転職すべきか?|転職のリスク自体はそんなにない
20代の人はもちろん、それ以外の人も転職活動をガッツリしなくとも転職サイトに登録することや、エージェントに相談してみることをお勧めします。
転職サイトでは、どういう会社や職種があるのかがわかりますしそのリアルな声、年収も分かります。
エージェントは実情としての市場環境を教えてくれますし、今転職すると自分の希望の仕事ができそうか、その時の年収はどうなりそうかもリアルに教えてくれます。
おすすめのエージェント、サイトの選び方はこちらの記事が参考になります。
参考>>おすすめの転職エージェント/サイトの選び方|転職活動で大事な指標は担当者との相性
まとめ 銀行員からの転職は有利・不利あわせ持つ
いかがでしょうか。
今回は銀行員からの転職は有利、不利・使えない?といった内容の記事を作りました。
一つ言えるのは、年齢は結構キーポイントになると思ってます。一例で33歳と上げましたが、未経験分野にいくなら早い方がいいですし、そうでないなら銀行でしっかりキャリアを積んでその道でというのも一つの方法です。
銀行員からの転職において、有利、不利に関して少しでも参考になれば幸いです。
ありがとうございました。