今回はこのようなお悩みにお役立てできる記事になります。
この記事を書いているぼく自身(@yutayutayutaro5)は元々信託銀行員として3年半勤務し、今はフィンテックベンチャーに転職して未経験からマーケティング担当になりました。
銀行員で、若手の方だとどうしても経験が少ないので書くことがない・・・となってませんか?
ぼくはなりました。
なったんですが、いかに良く見せるかも大事な素質。
銀行員は稟議を作るのが得意のはず。
稟議を上げる時に、その会社の実態はこうだけど実はこういういいところがあって将来こういう点で有望ですよ!なんてよく見せて書くと思います。
その要領で自分のことも良く語りましょう。
結論を言うと、具体的な成果とそのプロセスを数字をもって書くとOKです。
目次
職務経歴書で見せるべきポイント2つ
職務経歴書で見せるべきポイントは大きく2つあります。
- 今までやってきたことの実績とその過程を数字を使って書くこと
- 転職理由はポジティブであること
この2つに留意して書くことになります。
最低この2つ、特に1つ目の今までやってきたことの実績とその過程を数字を使って書くことを押さえているとよりいいと思います。
職務経歴書で書く詳細な内容
- 職務要約(大学卒業から現職までどこで何をしてきたか)
- 職務経歴(現職に至るまでいつからいつまでどこで何をしたか)
- 保有資格、スキル一覧
- いかせる経験や知識、能力
- 自己PR(上記いかせる経験欄でまとめても良い)
大きくこの5つです。
転職が多いと、職務経歴の欄が各社ごとになるのでその分多くなるというイメージです。
職務経歴そのもののテンプレートはこちら(リクナビNEXTさんのページ)よりご参考ください。
今までやってきたことの実績とその過程を数字を使って書くこと
今までやってきた実績を書くのは、職務経歴書欄の中で書くことが多いです。
具体的なアピールは、いかせる経験や知識、能力か自己PR(上記いかせる経験欄でまとめても良い)ここで書くといいです。
実績に対していくつかその詳細を書くといいです。
職務経歴書の具体例
ぼくが書いていたものを具体例としてご紹介します。
いかせる 経験や知識、能力 :目標全体に対する見えるかをもとに逆算して個人目標とチーム目標をけん引できます。
役職:クロスセル商品販売リーダー 実績:支店クロスセル目標を200%、個人150%達成
リーダーとして、個人の達成と支店としての達成の全体感を意識しました。具体的なこととしては、 初めに最も効きの良いクロスセルに関して見える化し各課にて勉強会やメール配信で事例添付し周知を実施しました。その上で半年間の数字の進捗の見える化として少なくとも3日に1回は進捗を全店配信、また、獲得のあった人の事例を必ず直接確認しに行き、その人の事例をメールで全店周知を実施しました。個人でも事例を出せるように効率的に取れるところに関する案件出しを行い、自分で獲得できることを実証したのち各課展開し提案スキームを定型化しました。結果的に効率的に、クロスセルが積み上がり支店目標200%、個人目標150%達成しました。
という感じです。もっと気になれば面接で聞いてもらう感じになります。
転職理由はポジティブであること
今の仕事、職場環境に不満が当然あるのは面接官も分かっています。
ただ、その不満部分が強すぎると、転職してきても同じ理由で辞めてしまうのでは?というように思われてしまいます。
転職理由はポジティブに書くのがベターです。
よくあるネガティブな転職理由のポジティブ変換を実際にすることで面接官への印象も変わります。
とはいえそもそも何も書くことが見当たらない!
この疑問に関しての解決策ですが、まずは今やっている業務全体の棚卸からしてみましょう。
棚卸の方法ですが、面倒なのですが紙に書き出すことがいいと思います。書いている間に色々ペンが進むので、パソコンに向き合って書くよりは結果的に効率的に作業が進みます。
書き出せたら、その中でも一番自分が今関わっている内容に関して深堀していきましょう。
例えば、店頭受付で日々来店顧客の対応をしているとします。その中で混雑緩和と営業の両輪を回さないといけないです。
混雑の回避と営業活動の効率化の為にセールスペーパー(販促資料)をラックやデスクに設置し自然と来店客の目に触れるようにしました。その結果混雑時にも自然と提案活動につなげることができるようになりました。興味の有無を早い段階で確認できたので混雑をさせることなく、全体として○○が〇件/週で売れるようになりました。
的なこと、多分気付かないところでやってます。
最後の実績のところは1件でも上がればそれがあなたにとっての全体最適による活動結果なので細かいところまで見ていくときっと何かしらの実績は出てきます。数字は書くようにしましょう。
今まで転職してきてから、面接の機会を何度もいただいて銀行員の方の履歴書、職務経歴書を拝見しましたが数字が抜けている人が多く残念です。
営業であれば、件数という量、1件当たりの単価、1件申込当たりの時間
事務であれば、 件数という量、1件作業当たりの時間
このあたりに何かしら改善として関わっているので今までのご自身の活動を見てみるとかけることは必ずありますよ。
とはいえ、ひとりで進めていくのも大変です。
そういう時は転職エージェントを使うようにしましょう。
自分も活用しましたが、リクルートエージェントとdodaを使う友人も多かったです。
転職エージェント、サイトの選び方の参考は以下の記事をご参考ください。
>>おすすめの転職エージェント/サイトの選び方|転職活動で大事な指標は担当者との相性
まとめ 繰り返しですが職務経歴書に具体的な数字があると超いいですよ
いかがでしょうか。
今回は、 銀行員が転職するにあたって職務経歴書の書き方に関する記事を書きました。
繰り返しですが、自分で書く内容がしょぼいと思わず、何かしらの改善があったことに関して数字を使って書くようにするだけで他の銀行員に勝てます。
数字を使うというところは、銀行員限らず参考になるのではないでしょうか。
自分一人で作り上げるのが難しかったら迷いなくエージェントを使いましょう。もちろん身近な転職をした人でも大丈夫です。
今回の記事が、職務経歴書の書き方に関して少しでも参考になれば幸いです。
ありがとうございました。