平成以前では、一つの会社に勤めあげて退職金でマイホームのローンを完済することが一つのロールモデルで、そのために良い大学を出て大企業に入ることが定石でしたが今は変わりつつあります。
転職が当たり前の状態に変わりつつありますが、人によっては年齢も若いもしくはある程度重ねているので今転職した方が良いのかまだ待った方が良いのか悩みますよね。
今回は、転職する良い年齢はある?未経験にいくのか、即戦力としていくのかによって大きく異なる、というテーマで記事をお届けします。
目次
転職の最適年齢は転職先の期待値によって異なる
まず、転職する際に転職先であなたが何を成し遂げていきたいのかによって転職の最適年齢は異なります。
- 未経験分野での転職:遅くとも35歳くらいまで
- 即戦力での転職:転職先のポストにより変動
未経験で挑戦することなのか、即戦力での転職なのかによって転職先で求められる期待値が変わってきますが、即戦力での転職の場合例えば業界の長い慣習や人とのつながりがあるこそ発揮できるバリューなどもあるので年齢は一概に言い切ることは難しいです。
未経験分野での転職は若ければ若い方が良い
未経験分野での転職で一点言い切れることは、年齢は若ければ若い方が良いということです。
先ほど35歳というような記載をしましたが、その年齢で例えば銀行の調査役などになっていると年収は1,000万円を超えていることでしょう。
年齢を重ねることによる障害は下記があります。
- 年収が上がってきている
- 自分一人で決められない環境になる
未経験分野への転職になると、銀行で調査役年収1,000万円である程度地位もあったのに転職したとたん無役職年収350万円といったことになりかねません。
それが例えば銀行員で25歳、年収450万円、チーム副リーダーくらいの役職年収であれば未経験分野に転職しても差分は大したことはないでしょう。
即戦力としての転職
第二新卒(新卒3年目程度までで適切な定義はなし)でなくなると、転職市場においては即戦力として力を発揮できるかを見られます。
その際でも年齢はやはり若い方が良いのですが、下記点は見られることでしょう。
- スキルがある
- 転職先の風土になじめる
- 転職先のメンバーをうまくやっていける
- 転職先に活かせる繋がりがある
特に、40代以降の転職になると、上記の中でも特に転職先の風土になじめる、メンバーとうまくやっていける、活かせる繋がりがあるかは重要です。
若い方だと、柔軟性を持っていると判断してもらいやすいですが、ある程度年齢を重ねてしまうと考えや今までのやり方を修正することは難しくなります。
今の会社で50代まで勤めること姿を見ること
コロナウイルスの影響もあり、大企業においてもボーナスカット、早期退職者の募集など日々のニュースで見ることも珍しくなくなりました。
今いる会社の50代の方の仕事内容、役職、そして年収を若いうちから見るようにしておくと良いでしょう。
就職活動をしているときには、外見の良い内容しか目を向けませんが、中に入った後、その会社で勤めあげた時に想定できるスキルと金銭的リターンは今目の前にいる上司を見ることでわかります。
彼、彼女らを見た際に同じ人生を歩みたいと心から思うのであれば一生懸命今の職務を全うすると良いでしょうし、そうでないなら転職は遅かれ早かれ検討すると良いでしょう。
第二新卒から30代くらいまでで利用しておきたい転職エージェント
第二新卒から35歳くらいまでであれば、未経験分野での転職の可能性はある上に、即戦力としての転職の道は40代以降の方よりも拓けています。
そんな第二新卒から35歳くらいまでの方が利用するのに良い転職エージェントはマイナビエージェント、ビズリーチ 、 リクルートエージェントです。
ぼくの場合は転職するしない関わらず2年目からリクルートエージェント を利用していました。
マイナビエージェント:若手の転職支援が強いです。特に金融出身者に頼もしい金融専門チームがあるため、銀行員含む金融機関の方は利用価値が高いです。
ビズリーチ : 他の転職エージェントが持っていないような役職、ポジション、待遇等を兼ね備えた求人をスカウトを通じて紹介してもらえるため登録だけしていてもいいです。
リクルートエージェント :言わずと知れた最大手。案件数が最も多い会社なので未経験でも挑戦できる会社は見つかる可能性が高いので迷ったらここから申込するといいです。
資格を取ったうえで、実際に自分が転職する方がいいのか、客観的にアドバイスをもらう先として気軽に相談してみるといいと思います。
登録だけしていても、スカウトや紹介がきたりするので便利です。
転職活動を行うと、エージェントの選び方など気になる点が出ると思います。
その場合はこの記事もあわせてご覧ください。
参考>> 転職エージェントの選び方は?見るべき点は?|やり取りの頻度・相性・案件の量と質のこの3つです
まとめ 転職は動けるうちにやっておく
今回は、転職する良い年齢はある?未経験にいくのか、即戦力としていくのかによって大きく異なる、というテーマで記事をお届けしました。
未経験分野と即戦力とに分けましたが、あなた自身が転職をできる環境なのかどうかは適宜確認をしておくと良いでしょう。
もっと言うと、若いうちの転職であればまだ取返しも効きやすいです。
まずは、あなた自身が転職したい先のところが未経験分野なのか、即戦力としてなのかを整理し、それぞれで成し遂げたいことを考えて行動していくと良いでしょう。
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。
ありがとうございました。