転職活動をするとなると、転職エージェントから求人案内か友人などから紹介してもらうことで転職先を探すことをイメージする方も多いと思います。
最近では選考に進む前に、ざっくばらんに会社と転職者と話ができるカジュアル面談を行ってから選考に進む方法を採用している会社もあります。
今回は、カジュアル面談の活用で転職活動はやりやすくなると思う話、というテーマで記事をお届けします。
目次
カジュアル面談とは
カジュアル面談とは、選考を受ける前に一度ざっくばらんに情報交換する場となっています。
多くは、会社の説明からしてもらえその後転職者の今の転職状況やどういう業界を受けているのか、会社に関する質問はないかを話します。
新卒採用の時に銀行を受けている人だとリクルーター面談があったと思いますがイメージはあれに近いのではと思います。
開催される場所は、オフィス、オンライン面談、カフェなど様々です。
カジュアル面談を使うと良い理由
カジュアル面談を使うと良い理由はこちらです。
- 人事や役員と気軽に話せる
- 現場担当の人と気軽に話せる
- 人事や役員から会社、業務の説明を受けられる
- 結果転職後のミスマッチを防げる可能性がある
担当は人事担当、役員クラスの方、現場担当と多岐に渡りますがその会社で働いている方とざっくばらんに会話ができることは通常の選考ではなかなかない機会になります。
また、会社や業務の説明もしてもらえるため選考に臨む前に自分に合っている会社なのかのミスマッチを未然に防げる可能性があります。
選考前に話せることでイメージは沸きやすい
転職したものの、おもったより違ったということもあると思いますがそれは転職者の期待と実態の乖離によります。
選考に進んでしまうとどうしても良く見せたいため踏み込んだ質問はしにくくなります。
一方でカジュアル面談の場合では、双方にとって今後の選考に進むかどうかを対等に判断でき、一緒に働くことのイメージをお互いにすり合わせられる効果もあると思います。
カジュアル面談に進むときの方法
カジュアル面談に進むときの方法としては下記が代表的です。
- Wantedlyを活用する
- 転職エージェントに依頼する
- 転職希望先に打診する
多い方法としてはWantedlyを活用してカジュアル面談の依頼を直接会社にすることです。
その他、転職エージェントを使っている場合は転職エージェントに希望先が実施しているか確認することや、直接会社に問い合わせをしてもいいと思います。
カジュアル面談を依頼しても必ずできるわけではない
カジュアル面談は広く転職者との面談機会を持ちたいと会社は思っていますが、面談と共に通常業務も行っています。
つまり、全員と面談ができるわけではないです。
応募してみても返信が返ってこないこともあると思いますがその場合は残念ながら縁がなかったと諦める、もしくは再度問い合わせをしてみても良いかと思います。
新卒でも行っている会社もある
一部の会社であれば新卒でもカジュアル面談を行っているところがあります。
新卒採用の際でもカジュアル面談があるのであれば、積極的に使ってみると良いでしょう。
また、本当に行ってみたい会社であればインターンの応募をしてみても良いかもしれません。
カジュアル面談の準備
カジュアル面談に進むときには最低限会社ページやサービスページには一通り目を通すほうが良いと思います。
確かにカジュアル面談の際に会社の説明をしてもらえますが、基礎知識があるかないかによって話の理解度も異なりますし、本当に働きたいと思っている会社であれば興味を持って調べると思います。
カジュアル面談時の服装
カジュアル面談は採用面談ではないのでスーツなどを着る必要は原則ありません。
普段着で、あまりにラフ過ぎない服装であればよいかと思います。
また採用面接でも会社によってはスーツでなく普段着でもいいところもあるので会社のページを確認してスーツで働いていそうかどうかは事前に確認しておきましょう。
大手金融はまだカジュアル面談はない
残念ながら大手金融機関などはカジュアル面談はないようです。
もしこの記事をご覧のあなたが今銀行勤務で別の銀行に進みたいと思う場合には転職エージェントを活用して選考に進む方法を取ることになるでしょう。
一方でぼくのいる株式会社MFS含めフィンテック企業であれば実施していることが多いです。
もちろんMFSでもカジュアル面談を実施しているのでご興味ある方はご連絡ください。
転職エージェントの活用に関してはこちらの記事に詳しくまとめていますので合わせてご覧になってみてください。
参考>>銀行から転職する時に利用者が多いエージェント【実体験も交えて】
まとめ カジュアル面談はうまく活用したい
今回は、カジュアル面談の活用で転職活動はやりやすくなると思う話、というテーマで記事をお届けしました。
転職する方法も変わってきており、カジュアル面談を採用している会社を受ける場合にはぜひ前向きに利用してみるといいと思います。
今回の記事がカジュアル面談を活用する転職活動や、転職活動の選択肢として少しでも参考になれば幸いです。
ありがとうございました。