コロナ禍において、在宅ワークができる仕事の一つでWebマーケティングへの注目が集まったように感じます。ぼく自身は現職で営業から志願してマーケティング（Webメインですが、オフラインもします）部署に異動をして未経験で職を変えています。
今回は、webマーケティング職未経験で転職する方法に関して解説していきます。
webマーケティング職への転職は未経験だと厳しい
結論から先に申し上げると、webマーケティング職に未経験から転職することは難しいです。
理由は大きく2つあります。
・経験者を採用したい
・未経験だとしても関連する知識、経験を学んでいるかは確認される
具体的に見ていきます。
経験者を採用したい
webマーケティングの領域は多岐にわたります。最近だと、目にしやすくイメージしやすい職種はSNSマーケターではないでしょうか。
しかしながら、それ以外にも、SEOライティング、Web解析、Web広告など様々なジャンルがあります。つまり、webマーケティングと一言で言ってもどの領域を担当していきたいのかによって応募する職種は大きく異なるということです。
それゆえに、webマーケティングの募集の中ですでに企業としてはこの部分が足りないので募集したいという背景があるので未経験だとどうしても経験値の不足の観点で不採用になりやすいということがあります。
未経験だとしても関連する知識、経験を学んでいるかは確認される
未経験でwebマーケティングに関する仕事は検索すると当然に出てきますし、応募することも可能です。
ただし、面接では未経験とは言え基礎知識を身に付けられそうか、適性はありそうか、また未経験でやっていきたい気概はあるのかなど確認されます。
未経験とは言え、興味があって応募をしているのであればすでにご自身で勉強なり何かしら実践を積もうとしている姿勢は他の候補者との大きな差別化になります。
いずれにしても面接で未経験ながらの経験や知識レベルを確認されることを踏まえるとご自身でも何かしら挑戦しておくことが重要でしょう。
しかしながら、20代であれば今後のポテンシャルも加味されるため未経験転職がしやすいことは間違いないです。若さのアドバンテージを使うためにもご自身で勉強、経験できることは率先して行うようにしましょう。
webマーケティング職へ未経験転職に挑戦するならやっておきたいこと
未経験転職をする上でご自身で挑戦しておきたいことはこちらです。
・どの領域に挑戦したいかを決める
・挑戦したい領域の勉強をしておく
・挑戦したい領域の実務を経験する
それぞれ具体的に解説していきます。
どの領域に挑戦したいかを決める
webマーケティングの中でどの領域にまず挑戦したいかを決めることが大事です。ここで、webマーケティング全部と言ってしまうと、範囲が広すぎて全て中途半端な形の知識経験しか身に付けられないでしょう。
それぞれが密接に関連していることは間違いないですが、わかりやすくどの領域で今後仕事をしていきたいかを明確にしておくことが未経験でwebマーケティング転職を果たすうえで近道です。
挑戦したい領域の勉強をしておく
領域が定まればご自身で本を買うなり、調べるなりして知識を身に付けていきましょう。調べると今では無料で良質な情報を得ることができますが、体系的に学ぶのであれば書籍を活用することは理にかなっています。
僕の場合、webマーケティング全般を体系的に学ぶために本を良く活用しました。
沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲− ディレクターズ・エディション
ここからはWebマーケティングに関する本です。
他の記事でも何度も紹介している、Webマーケティングボーンの本。
1冊これあれば結構Webマーケティングは十分かもです。
約500ページとなかなかのボリュームですが、 SEOの現在の潮流をはじめ、Googleウェブマスターツールの活用術、TwitterといったSNSの効果的な運用方法、コンテンツマーケティングの極意など網羅的に学べます。
Webマーケティングをする上で必ず押さえておくべき事柄をわかりやすくストーリーで学べます。
ストーリーだけでなく、その後に解説記事もついており、サクッとストーリーで理解しつつ詳しくは解説記事を読んで理解を深めることが可能です。
この1冊でWebマーケティング施策の「基本と本質」を学べます。
マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 ―Webマーケッター瞳の挑戦!
漫画で分かりやすく、Webマーケティングを行う上での基礎を学べます。これも漫画のストーリーに加えて解説記事もあってかなりわかりやすいです。
Webマーケティングを行っていると、CVR(Conversion rate)、CPA(Cost Per Acquisition)、CPC(Cost per click)、CTR(Click Through Rate)などなど横文字、英語がオンパレードになります。
マーケティング担当になった時にはこういう基本の単語の意味やその改善などを学ぶ必要がありますが、この漫画で体系的に学べます。
挑戦したい領域の実務を経験する
最後に挑戦したい領域の実務を経験することです。本を読み、情報収集することも大事ですが実践に勝るものはありません。無料で手っ取り早く挑戦できるものはSNSでしょう。
ツイッター、インスタグラム、ピンタレスト、YouTube、TikTokなどなんでも良いと思います。ご自身が興味のあることに関して挑戦してみて発信した投稿に対して、何人にリーチしてそのうち何人が反応（エンゲージ）したのかを詳細に確認するようにしましょう。
ただ見ている、日常使いしていたSNSがwebマーケティングの勉強材料に早変わりします。
webマーケティング未経験でスクールに通うことはあり？
webマーケティングを体系的に学ぶために最近webマーケティングスクールも流行っています。通う方が良いかは、まずはご自身で小さく始めてみてやっぱり体系的に学ばないとわからないや、人から習った方がわかりやすいなどあれば通うと良いと思います。
スクール利用をすると、すでに企業とのパイプもあり転職先をあっせんしてくれることもあります。それ故に時短で転職をしたい人に取ってもメリットはありそうです。
参考>>デジタルマーケティングのおすすめスクール3選！目的に応じて活用しよう
まとめ 20代は若いのでwebマーケティングに未経験転職の挑戦はしやすい
今回は、webマーケティング職未経験で転職する方法に関して解説しました。
webマーケティングへの未経験転職は簡単ではないです。ただ、周りの人も苦労するはずなので、ご自身で勉強して実践を積めばそれだけで差別化を図ることができます。その過程の中でもし人の支援が必要であればスクール加入も行いさらに知識、経験の上澄みを狙いましょう。
参考>>Webマーケティングスクールはマケキャンかデジプロどっちがおすすめ？
参考>>【体験談】Webマーケティング初心者が独学で手を付けていくこと
