内示や転職によって未経験からWebマーケティング担当者になった際に、いざ仕事をしてみると痛感しますが、未経験からのWebマーケティング担当者は苦労が多いです。
今回は、ぼく自身が営業担当者から、初心者がどのようにWebマーケティングを身につけていったかをお届けします。
目次
初めはWebマーケティングに関して包括的に知ることから
Webマーケティングとは、マーケティング活動の中でもWebに特化したものを指します。
マーケティングの定義は書籍や人によって様々ありますが、ぼくがしっくり来ている定義は企業の売り上げが上がり続ける仕組みを作ること、と思っています。
売り上げが上がるということは、企業の商品やサービスが売れている状態で、売れているということは使っているお客様は満足しているから新規に買う、リピートすることになっています。
また、売り上げを上げるということであれば、商品を販売する営業があるのではないかと思いますが、営業はあくまで1対1のコミュニケーションによって販売活動が行われます。一方で、マーケティングによる活動では自分が今お客様の前にいなくとも、売り上げが上がる仕組みを作るところに価値があります。
マーケティング活動の中で今回でいうようにWebマーケティングとして、Webで行うマーケティング活動を指します。具体的には、以下があります。
- Web広告(検索型広告、ディスプレイ広告、SNS広告、動画広告など)
- Webメディア(自社のメディア等)
- SNS(ツイッター、インスタグラム、フェイスブック、ティックトック、YOUTUBEなど)
Webマーケティングにおいては、それぞれの方法を用いて自社のサービス、商品の売り上げがいかに最大化するかを考えて施策を打っていきます。
Webマーケティングで使われる指標を覚える(CVR、CPAなど)
オフラインのマーケティング活動と異なり、Webマーケティングであれば行った施策に対して数字を確認することができます。
具体的にはこれらの指標になります。
- CVR(コンバージョンレート、申込率)
- CPA(コストパーアクイジション、申込単価)
- CPC(コストパークリック、クリック単価)
- CTR(クリックスルーレート、クリック率)
- IMP(インプレッション、表示回数)
これらだけでは不十分ですが、覚えておきたい指標は山ほどあるため、出てくる都度メモをとり後程定義を調べるようにしましょう。
専門書をいきなり読むのはおすすめしません。難しいため理解もできないためコスパが悪いです。なので、初めはマンガで勉強してみてはいかがでしょうか。
上記に出てくるような横文字のオンパレードをわかりやすく解説してくれてますし、Webマーケティングを行う上での数字の分析に関する考え方もわかりやすく学べます。
参考>>未経験からマーケティング担当になった時に読んだおすすめの本7選【マーケティング全般4冊/Webマーケティング3冊】
Webマーケティングで使う指標はアウトプットで覚えていく
会社でWebマーケティングに関しての経験を積んでいくとは思いますが、ご自身でも日々の生活の中でできることは取り入れていきたいものです。
例えば、SNS、ブログ、YOUTBE、などなんでもかまいませんがWebマーケティング担当者であれば一つ以上は実践をしておきたいものです。ぼくの場合は、このユタログとインスタグラムの活用を行っています。
ブログにおいては、SEO(サーチエンジンオプティマイゼーション、検索エンジンの最適化)の対策を実践していくためにブログで検証してその結果を会社のメディア運営に活かしていきました。
自分の生活でWebマーケティングを実践する→会社に活かす→自分のものにも活かす→会社のものにも活かす、と良いサイクルを作っていけるとWebマーケティングを効果的に身につけていけるでしょう。
ブログ運営に関してはワードプレスとドメイン費用、サーバー代金を合わせると初期費用として数千円から1万円がかかりますが、もちろん無料ブログでも構いませんし、SNSであればそもそも無料です。
Webマーケティングの広告運用の実践は個人では非常に難しい
日々の生活でWebマーケティングを実践することの大切さを記載しましたが、広告運用に関しては実務経験を自分一人で実践することは非常に難しいです。
なぜなら、販売する商品を決めて、広告費を自分で支払い広告を運用することはそもそもハードルが高いからです。
ぼくは費用を受託して広告を運用した経験がありますが、広告アカウントの立ち上げから実装まで一人で行う間にいくつか困難を感じました。広告担当者になれると、広告費用の10~20%を手数料で頂くことができるので個人でも大きな収入を得ることができます。
個人で実践してみることは大いにメリットがある一方で、ハードルも高いことは認識しておくと良いでしょう。
だからこそ、会社で広告運用を行っていて自社で運用を行うインハウス運用であれば是非担当者の方に方法を聞き、身につけていきましょう。
もし運用を代理店に任せている場合は、細かい運用方法が身に付けていくことは非常に難しいため自分で積極的に学び情報を取りに行かないといけないでしょう。
Webマーケティング初心者が広告運用をしたいならスクール活用も一つ
Webマーケティングの中でも広告運用に関しては個人で身につけていくことは難しいことを記載しました。もし、個人で即戦力として広告運用の能力を身につけていきたいのであればスクールを活用することも一つです。
例えば、マケキャンは転職支援付きのWebマーケター養成スクールで、3ヶ月の学習と転職支援がセットになっています。
- 広告運用に関するスキルを最短で習得可能
- 未経験でも転職活動をうまく進める方法をサポート有
未経験から短期間で転職まで一気に見据えて活動したい場合には活用の価値があるでしょう。
コース内容 | 広告運用全般、転職保証付き |
受講期間 | 3ヶ月間 |
受講費用 | 3ヶ月で657,800円(税込) |
受講スタイル | 通学型(六本木に校舎あり) |
備考 | 転職保証付きの支援あり |
広告運用のスキルを身に付けて転職までできると、個人でも副業で広告担当者として活躍することもでき、そうなると月100万円を稼ぐことも夢ではなくなります。
マケキャンの評判に関して詳しく別の記事に詳しくまとめていますので合わせてご覧になってみてください。
また、 未経験からWebマーケティング業界に実際にマケキャンを活用して転職を成功させた、ぼくの友人から話を伺うことができ生の感想に関してこちらの記事にまとめていますので合わせてご覧になってみてください。
参考>>【未経験向け】webマーケターにスクールは必要?マーケティング自体は学んでからの方が吉
まとめ Webマーケティング初心者はとにかく実践
今回は、 初心者がどのようにWebマーケティングを身につけていったかをお届けしました。
初心者にとって、Webマーケティングの取り掛かりは単語を覚えることであくせくしますし、ぼくは日々頭痛を抱えながら仕事をしました。今でも数字が思うようにいかない時には頭痛のタネになります。
ただ、Webマーケティングは原則行った施策に対して回答が数字で返ってくるため改善を測りやすいと思っています。
初心者の方はまず、単語を覚えることから始めていき、加えて会社のミッションに応じて日々の生活で実践できることを通じてアウトプットをしていきましょう。
今回の記事が少しでも初心者がWebマーケティングを学ぶ上で参考になれば幸いです。ありがとうございました。