今も昔も働かない人はいますよね。若い時にそういった方々を見ていると、絶対に自分はあんな風にはならないぞと思っていたりなるわけないと思っているのではないでしょうか。
逆に今働かない年配者や老害となっているような人も、昔に時を戻すときっとあんな風にはならないぞと同じことを思っていたはずです。
つまり、誰しもなりたくなかった働かない年配者や老害にいつしか自分もなりうる可能性があるということです。
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働かない人は現時点でそうなっている
30代前半以下の方は、すでに年功序列の雇用環境はいつか終了するだろうなと思って新卒から働いている世代ではないでしょうか。
働かない人は、過去一度も転職の経験なく年功序列で役職も年収も上がっていった人が多いと予想します。
今はすでに先がもう見えており頑張ろうが頑張らないでおこうが役職も年収も変わらない。そうであれば、働かなくても良いだろうとなるわけです。そんな方々も昔若かったころはがむしゃらに働いていたかもしれません。
つまり、現時点でいやおうなくそうなっているとも取れるわけです。
老害に関して
老害の言葉を調べると、自分が老いたのに気づかず(気をとめず)、まわりの若手の活躍を妨げて生ずる害悪、と出てきました。
老害を見て、将来自分も老害になりたいと思っている人もやっぱりいないと思います。
変化についていけなくなると注意信号
老害の厄介なところは、昔の自分はこうだったと今と照らしても何の役にも立たない、むしろマイナスな影響を及ぼしてくることです。人は自己保存、変化を拒む性質が強いと言われていますが、昔話をしてしまうことも今の変化に抗おうとしているからにほかなりません。
つまり、変化を受け入れようとしない、ついていこうとしなくなると老害への注意信号だと思います。
例えば今の10代、20代はSNSで自ら発信して企業に属さなくとも、アルバイトをしなくともお金を稼ぐことに躊躇もありません。発信内容を見てみると、例えば誤字があるとか文章が拙いなど突っつける点は幾度とあるでしょう。
それをみて、今の若い子は社会で働くことはわかっていない、自分の時はこうだった、まして不完全なものを出すなんてただの恥さらしだ、なんて思ったり注意するともう立派な老害です。
進んで働かない人、老害になりたくないなら
働かない人や、老害は自分と比較して不愉快な存在であると認識しているはずです。
繰り返しになりますが、進んで自分から働かない人や老害になりたい人はいないという前提に立つのであれば、いくつか自戒も込めて気を付けないといけないと思います。
具体的にはこちらです。
- 変化を楽しむ
- 毎日を楽しむ
- 仕事を楽しむ
- 愚痴を言わない
変化を楽しむ
老害への片道切符の第一歩だと思います。日々変化があり、特にこの令和に入ってからの1,2年はコロナの影響もあり働き方も大きな変化がありました。リモートワークの始まりなども、大きな変化です。
日々変化を受動的に受けるのではなく、変化を起こす側にいかに行くかを考えていくと良いかもしれませんね。
毎日を楽しむ
毎日楽しんで生きることにフォーカスしていると、意図的に働かないことや人のやることなすことに昔はこうだったと否定から入っている暇はないでしょう。
無駄にポジティブになる必要はないですが、日々楽しむ意識を持つだけでも変わるのではないでしょうか。
仕事を楽しむ
人生の大半は仕事、というように思いきや実はそんなわけでもありません。1日8時間を仕事に使うとすると、一日の仕事の割合はたったの33%。年間245日働くことに直すと、1,960時間で1年は8,760時間の為仕事に使う時間はたったの22%まで落ちます。
じゃあ対して時間を使ってないなら良いかとなるにはもったいないです。仕事がうまくいく行かないで日々の気持ちの面でも大きな影響を受けていることを考えると1年の割合が22%といえど本気で向き合って損はないのではないでしょうか。
毎日仕事をこなしていると、一程度ルーティン化していって楽しみが減っていくように思いますが、そこでも何か自分から変化をおこしに行くと仕事を楽しめるきっかけにできるでしょう。
愚痴を言わない
日々様々なことが起こり、嫌なこともあるでしょう。そんな時に愚痴を言いたくなる気持ちはわかりますが、ぐっとこらえておきたいものです。どうしてもマイナスの言葉を吐いてしまうと、言霊で自分に返ってくるものです。
また、愚痴を聞かされた周りの人にも伝染します。もちろんSNSで愚痴を吐くことも同じです。
ツイッターを見ると、愚痴や誹謗中傷を目にすることは日常茶飯事です。知らない人の攻撃的な言葉を見ることも控えておきましょう。無駄にマイナスな気持ちになることはもったいないです。
まとめ 将来なりたくないものに気づけばならないようにしたい
今回は、誰しもなりたくなかった働かない年配者や老害にいつしか自分もなりうる可能性があるというテーマで記事をお届けしました。
記事を書いているぼく自身も将来働かない人や老害になる可能性がゼロではないなと普段生きていて感じることがあります。そうなっているときにはすでに遅く、修正することは難しいでしょう。
ここに書いたことは自戒も込めて行動していきたいと思います。